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ドラムのチューニングとミュート
ドラム歴10ヶ月の初心者です。 エレドラを持ってるので、基本的に練習はエレドラですが、 最近スタジオに入って生ドラムを叩くようになりました。 なので実際にスネアやタムのチューニング・ミュートをやった事がなく、 チューニングは教本に書いてあったやり方をただ見よう見真似でやってましたが、 イマイチ上手く出来ません。 そこでですが、 チューニング・ミュートのやり方を出来れば分かりやすく教えてください。 また、チューニング・ミュートの方法がよく分かる教本やDVDがあれば教えてください。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 まず、No.1の方が本当に素晴らしいアドバイスをしてくださっています。ぜひとも参考にしてください。初心者の時点では分からない点もあるかと思いますが、練習を重ねているうちに理解できると思います。 チューニングのコツは、実際にドラムをいじくりまわして体で覚えるしかありません。ですので、私も貴方の自由にできるスネアドラムを入手することをお勧めします。 ヘッドを締めるときに対角線がどうのとか、ボルトの直近を軽く叩いてテンション確認とか、初心者であればこれらを習得するのはとても大切なことです。現実に、新品のヘッドを装着する際に円周に沿って順にボルトを締めつけたりしてしまっては、そのヘッドはその時点で使い物にならなくなります。また、軽くヘッドを叩いて、その音の高低やサスティーンを正しく把握できないようでしたら、チューニングをするのは不可能です。でも、実際の音づくりでは、これらの基本は当たり前すぎて何の役にも立ちません。とうのも、完全に均一のテンションでヘッドを貼ってしまっては、良い音は出ないからです。 練習スタジオのドラムの音は、確かにベコベコで良いものではありません。しかし、そんな状況でも初心者が練習に使うためには十分なチューニングがなされています。No.1の方がおっしゃるように、ご自分のスネアを購入することを私も強く勧めますが、その購入したスネアをスタジオのスネアと同等以上にチューニングできるかどうか、まずは試してください。ミュート材は一切使ってはいけません。ヘッドのテンション調整だけでチューニングするのです。これが余裕で出来ないのでしたら、スタジオのドラムのチューニングをいじるべきではありません。 さらに言えば、チューニングがどうであれ、ストロークを含む基本技術が出来ていれば、ボコボコの音でもグルーブを出すことは十分に可能です。 生ドラムをきちんと鳴らすためには、正しいストロークの習得が必須である点も、No.1の方のご意見と同じです。電子ドラムだけしか叩いたことのない人は、音量の抑揚(ダイナミクス)を付けるのが苦手となりがちな点に是非とも注意してください。
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最初にお断わりしておきますが、少々矛盾したことを書きます。ただ、どちらも真実ですので、冷静に捉えてください。 まず、ドラムのチューニングは経験値がモノを言う世界です。最初のうちはひとつのタムをきれいな音に仕上げるだけでも軽く1時間くらい試行錯誤が必要なはずです。こうやればいいと簡単に説明できるものではありません。教則本にも、ネジを回す順番くらいは書いてあると思いますが、どのくらいの張り具合にしたらどういう音になるということは書いていないと思います。なぜかと言うと、説明ができないからなんです。なので、チューニングを身につけようと思ったらとにかく試行錯誤する時間を多くしてください。何年も悩みながらやっているうちに、ある日突然わかる日が来ます。私もそうでした。 もうひとつは、リハーサルスタジオのドラムのチューニングは基本的には触らないでください。特に、チューニングが上手くできない人が中途半端に触って音をおかしくされると、その次に使う人の迷惑になります。リハーサルスタジオのドラムは、通常であれば平均的に誰でも使いやすいような音にチューニングされているはずですので、その音を使ってプレイの練習をする方に集中してください。ミュートも、ガムテープを勝手にベタベタ貼ったりしてはいけません。 …さて、ではこの矛盾をどうやって解消したらいいかと言うと、スネアだけで構いませんので、是非自分専用の楽器を持ってください。どんなにチューニングがおかしくなっても誰にも迷惑をかけない自分の楽器を買って、その楽器を持ってスタジオにこもって、1時間でも2時間でもチューニングをいじって勉強してください。 ただ、まだ始めて10ヶ月で、普段はエレドラで練習していて、最近生ドラムを叩き始めたばかりということだと、スネアを買ってチューニングの前に、奏法の見直しの方がまずは必要だと思います。エレドラは調整次第で軽く叩いても迫力のある音が鳴りますが、生のドラムはそうはいきません。どんなにきちんとチューニングしたとしても、生ドラムをいい音で鳴らせるかどうかは奏法にかかってきます。きちんと楽器を鳴らすためのフォームはエレドラではなかなか身に付きません。 今度スタジオに行った時は、まずスタジオにあるチューニングのままでどうやったら迫力のあるドラムの音が出せるのか、基本に帰って「ひとつ打ち」のフォームから見直してみてください。