• ベストアンサー

ミニバラの花の中心に、葉っぱが育っています。なぜ?

うまく説明できないのですが・・・。 赤いミニバラの花の中心に葉っぱができていて伸びてきそうです。 花が開きかけた時から、なんか変だなあと思っていました。 花芯の部分に若い葉っぱが見えていたのです。 こういうことってよくあるんですか? とても不思議です。 バラの種類は、ポールハッピーフェスタと書いてありました。 ご存知の方、いらっしゃいましたら教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

花弁を持たない裸子植物(松、杉、イチョウ)などは、大量の花粉を風で飛ばし、受粉をする風媒花です。 花弁を持つ被子植物は、虫媒花(昆虫や鳥を受粉に利用します)です。花の蜜を吸いに来たときに花粉を昆虫や鳥の体に付着させ、ほかの花へ花粉を運ばせます。 虫媒花は蜜の在り処を強くアピールするために葉が変化して花弁となったといわれています。風媒花と比べ、花粉の量が少なくて済み、確実性も高いという利点があります。 元々、葉が変化して花弁が生まれたものですから、逆に花弁が葉に変化することもあり得るのです。 自然界でもおきますが、人為的に品種改良を行われたものにも、このようなことが生じることがあります。 品種改良というのは、自然界では滅多に起こらないような比較的遺伝情報の離れた品種を人為的に掛け合わせることが多いので、変種が生まれやすいと言われています。品種改良を何世代も行う途中で、花弁が葉のように変化する形質を出現したことのある品種は、その後の改良を進めて完全な花を咲かせる品種として固定化させたとしても、花弁が葉に変わる遺伝情報を隠し持っている可能性が高いのです。 何らかの条件でその遺伝情報が発現することがあるのです。 ちなみにバラは接木で増やすのが常識ですので、その生産農園で造られたその品種は全部同様の形質を受け継いでいるかもしれません。その鉢の一本だけがその形質を発現させたのかもしれませんし、その一枝や一輪のみの現象かもしれません。 発現するきっかけはその植物固体の内的要因もあれば外的要因(温度衝撃、化学物質、ウイルス、放射線など)もありえます。 ちなみに、バラ以外にはユリやチューリップなどの品種改良を盛んに繰り返してきたものに変種が現れることが多いようです。 私が見た変種 ・白いチューリップの花弁が1枚だけ緑色になった。 ・橙色のチューリップの花茎の途中に小さな葉ができて、その一部が黄色橙色赤色のグラデーションになった。 ・鉢植えのカーネーションで一部が緑色の花弁が出た。 ・コオニユリの花茎が平板状になって、百輪以上の花を付け、一部の花は緑色の小さな花弁となった。(通常は1本の花茎に十輪程度の花を付ける。食用に売っていた球根を育成したもの)

0325vivi
質問者

お礼

詳しいご説明をありがとうございます。 ふむふむ・・・勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • phage
  • ベストアンサー率56% (149/262)
回答No.3

バラで「ブルヘッド」と呼ばれる現象です。 チッソ肥料が多いと起こりやすくなるようです。 特にミニバラで起こりやすいですね。 花弁は元々葉の変形したものですから、環境条件などによって、こういったことがおこります。 バラ以外にも、八重咲きの花の品種などにも見られますよ。 詳しくは、「バラ ブルヘッド」などのキーワードでネット検索してみてください。 いっぱい出てきますよ。(^^)

0325vivi
質問者

お礼

「ブルヘッド」というのですね。 はじめて聞いた言葉です。 ネット検索して説明を読んでみました。 たしかに肥料の与えすぎが関係しているのかもしれません・・・。 うどん粉病もちらほら出そうな様子ですし。 ありがとうございました。

  • taka113
  • ベストアンサー率35% (455/1268)
回答No.1

ごく稀にそういった現象が現れる事があります。一種の奇形ですね。あらゆる植物に起きる現象です。 これが木全体に現れるのかそれともその花だけなのか分かりませんが、枝や木全体が奇形になるとそれは「枝変わり」といってひょっとしたら面白い変種を作れるかもしれません。一つの花にしか現れない場合は花が散ったら多分二度と現れないでしょう。

0325vivi
質問者

お礼

さっそくのお返事ありがとうございます。 こんなことまでご存知なのに、なぜ「一般人」なんでしょう? なるほど・・・。開いた花はまだひとつなので、他の花の開花を見守ります。 あらゆる植物に起きる現象ということですが、他にどんな花で起きたか、見たことのある方のお話も聞いてみたいです。