環境問題のウソ
先日、テレビで番組 『そこまで言って委員会』 を観ました。テーマは 『環境問題のウソ』 でした。
ゲストは著書 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』 の武田邦彦氏です。(3度目の出演)
過去、武田氏に懐疑的だったパネリストが、今回でほぼ肯定的に変わっていたが印象的でした。
私も、現在の 『環境ヒス状態』 には懐疑的なのですが、番組はバラエティ色が強いため、どこまで内容を信用していいのか判りません。
下に番組内容(武田氏とパネリストの意見・発言)を簡単にまとめました。
環境問題ついて、まとめで間違っているところがあったら教えて下さい。
1. 海面上昇は将来的にも僅か
ツバルは地盤沈下の可能性が高い。(ハワイ大学とオーストリア政府の測定結果、海面上昇は僅か5cm程度)
地盤である珊瑚礁はもともと海中で育つもの。
環境保護推進派でも、科学的な人は 『100年で海面上昇数メートル』 に否定的である。
環境問題のウソ”のウソを出した山本弘氏でさえ、著書の中で海面上昇には否定的だった。
IPCCの30年後の報告では(熱膨張による海面上昇は)11cm程度。
現在でも、潮の満ち干は1ヶ月で約2メートルの差、夏と冬の差は約40cmである。
イギリスでは教育庁が 『ゴア氏の環境本』 を教材として使おうとしたが、裁判で科学的意見に反するとされた。
科学的根拠のない 『海面上昇説』 を、今だメディアが流し続けている事は非常に問題。
2. 再生紙は環境に良くない
大手5社全てが、再生紙偽装を行なっていた。
年賀はがきは再生紙40% → 1%~5%の偽装。再生紙100%コピー用紙 → 平均で59%の偽装。
製紙業界は、古紙100%の再生紙は 「実は環境に良くない」 と暴露し、政府の姿勢に反論を述べた。
山や森の効率よく木を育てるには、間伐は必要不可欠である。
だが、政府の方針の為、間伐材が野ざらしで放置されたままになっている。
台風などで、放置された間伐材が流木となって川や海を汚染させる事がある。
頑なまでの政府の姿勢は、シーシェパードらの寄付金目的のテロと大して代わらない。
何らかの利権構造があるのでは?という疑い。
3. ゴミの分別は無駄
ゴミの分別は、(恐らく、総合的なエネルギーコストを比べて)反って環境を汚す。
分別されたゴミは、リサイクルされずに、燃やされているか誤魔化されているのが殆ど。
日本の焼却炉は高性能の為、別けて燃やす必要性がない。
手間とエネルギーコストを考慮すると、分別を推進する根拠は弱い。
4. ダイオキシンの毒性は弱い
第一人者、東大教授の和田氏が、論文で日本にあるダイオキシンで健康障害が起こるものは無いと断言した。
日本人の一般的な認識と違い、毒性は弱いというのが世界の常識である。
数十年前の日本の田畑のダイオキシン濃度は、ベトナム戦争で枯葉剤を撒かれた森林の8倍であった。
それが原因で健康被害が多くなったというデータ(統計)がない。
つまり、ベトちゃんドクちゃんなどで有名な、ダイオキシンが原因で 「奇形児が生まれた」 は大嘘である。
1976年7月、イタリアミラノ郊外の化学工場で約130kgのダイオキシンが放出した事故があった。
被爆者は約17,000人、しかし死者数は0、健康障害起した人も0だった。(血中濃度は通常4000倍~5000倍)
妊娠中に被爆した女性の多くが、奇形児が生まれるなどのデマを理由に中絶をした。
中絶された赤ちゃんの遺体を解剖をしてまで調べたが、障害などを持っていた事実はなかった。
宗教上などの理由で中絶しなかった女性を追跡調査した結果、奇形など障害児が生まれたという報告はない。
日本では今だダイオキシン=猛毒というデマを流すメディアが多い。
ウクライナ大統領選の暗殺事件で、ダイオキシンが毒として使用されたが、結果は未遂だった。
実際にユシチェンコ氏は、日本で騒がれた汚染レタス 『200万個分』 のダイオキシン食べさせられている。
ダイオキシン程度の毒性は無視してよい。中国のギョーザのような食べ物の汚染の方がずっと深刻である。
5. 環境問題は利権を生む
Co2排出権の売買。(世界の排出権43%以上を持つ中国は、世界最大の排出権輸出国)
今までCo2対策に努力してこなっかた国が、排出権で儲けるのは理不尽である。
温室効果がある水蒸気に比べて、大気に含まれるCo2は微量。
Co2削減による、現実的な温暖化対策の効果が不明瞭。
ガソリンの暫定税率問題で、福田首相の税率維持は 「環境対策」 発言。(ガゾリンが安くなると車の利用が増すが理由)
環境問題を理由に国民から薄く(年間一人5,000円程度)徴収する事で誤魔化し、利益を得ている人達がいる。
リサイク予算は年間約5,000億円で、関係者一人あたり約5,000万円。