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XGPの展開
お世話になります。 WILLCOM COREを構成する一角としてXGP(XGP:eXtended Global Platform)がこれから展開されていこうとしています。 ただ、このサービスを受けるための端末は現在のところPC等との接続を前提としたデータ通信専用ものばかりで、いわゆる通常の音声端末やスマートフォンはラインアップされていません。 XGPを使うWILLCOMのライバルであり、WiMAXを採用するUQコミュニケーションズの端末もデータ通信専用ばかりのようです。 今後、WILLCOMの音声端末やスマートフォンにXGPが搭載された機種は出るものなのでしょうか?ぶっちゃけた話、音声端末をPCにつないで高速データ通信ができたり、いずれ充実されるであろう端末単体での音楽映像配信を高速でダウンロードできるようになって欲しいのです。 ですが、現在ではデータ端末では800kbpsも可能になっているのに、音声端末では204kbpsのままで抑えられているのは、音声端末でのデータ高速化は実施しないと言うWILLCOMの意志表示なのでしょうか? 予想も含めてご意見願います。
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あまり知られていないようですが、 「・・・モバイルWiMAXも含め、2.5GHz帯のBWAシステムは「電話」としては認められていないので、制度が改正されない限り電話番号を付けられないのです・・・」 ウィルコム 次世代事業推進室 上村治室長 談 ワイヤレスジャパン2009 キーパーソンインタビュー(ITmedia) http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0907/10/news063.html 政府(総務省)が制度を変えない限りウィルコムがいくら頑張ってもXGP端末には電話番号はつかないのです。IP接続はできますからIP電話の類(Skype等も含む)は可能ですが、IP電話しかできない音声端末の需要がどのくらいあるか・・・ スマートフォン型なら需要はあるでしょうが、音声通話をメインにした端末はキビシイのではないでしょうか
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- okgoripon
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>今後、WILLCOMの音声端末やスマートフォンにXGPが搭載された機種は出るものなのでしょうか? 単純に考えるなら、AIR-EDGEの前例からして2年くらいは出ないでしょうね。 データ通信カードとしてのAIR-EDGEが出て(2001年6月)から、そのデータ通信機能の搭載されたAIR-EDGE PHONEが出る(2003年4月)まで、およそ2年かかっていますから。 端末の開発サイクルを考えても2年は妥当だと思えますし。 もうちょっとちゃんと考えるなら、相当先まで出ない可能性のほうが高いです。 PHSの拡張規格であるW-OAMなどであれば音声通話用のハードウェアをそのまま使ってデータ通信ができるので、音声端末に搭載するのに問題は少ないでしょう。ちょっと良いチップを使えば済むことですが、XGP(とモバイルWiMAXも)となるとそうは行きません。 まったく別の無線技術である以上、大雑把に言って、チップもアンテナもXGP用とPHS用で2倍必要(将来的には兼用ハードウェアが開発されるかもしれませんが少なくとも2~3年は無理)になりますので、それを1つの(スマートなサイズの)音声端末に入れるとなれば大変なのは容易に想像できるかと。 あとは現実的な問題として消費電力が高すぎて難しい、というのもあるかと。極端な話、XGPを使ったら10分しか持ちません、とか、そんな話になってしまうかも知れないレベルです。 >現在ではデータ端末では800kbpsも可能になっているのに 800kbpsが可能なデータカードは400kbpsが可能な端末が2個入っているだけのことです。音声端末のサイズが2倍(端末価格も2倍以上(苦笑))で電池の持続時間が1/2になっても構わないというなら、現時点でも800kbps音声端末は可能でしょう。 >音声端末では204kbpsのままで抑えられているのは、音声端末でのデータ高速化は実施しないと言うWILLCOMの意志表示なのでしょうか? 単純にコストと持続時間の問題でしょうね。 前述のとおり端末1台でも400kbpsまでは可能ですが、204kbpsを400kbpsに引き上げるためにはtypeGに対応させる必要があります。typeGに必要なのは単純に高速なCPUですが、これは単純にコストと消費電力を増大させます。 音声端末1つで高速データ通信も通話も、というのは残念ながらかなりの少数派なわけで(大抵は音声端末+高速データカードだと思われる)、その少数派のために全てのユーザーにコスト増加(=端末価格高騰)や消費電力の増大(=バッテリ持続時間の減少)を受け入れろ、というのはちょっとどうかなと。
お礼
回答ありがとうございます。 仮にXGP音声端末がリリースされるとしたら、その条件としてXGPのエリアが全国に広がる必要がありますよね。それになまだ数年かかるでしょうし、音声端末が出るとしたらそれに合わせてでしょう。さらに遅い時期になる可能性もありますね。 単純にパーツのアセンブルだけでなく、おっしゃるように出力とバッテリー容量のかねあいも開発事項ですね。 今の8x端末は全てアンテナが2本ありますよね。音声端末を8x化しようとしたらW-SIMとかもアンテナを2本とかにしなくちゃならないかもしれません。難しいかも知れないですね。 最悪、PCとのデータ通信は音声端末とは別の端末を用意してもいいかと思ってます。 でも、端末単体での手軽な音楽配信、動画配信というのをずっと待ってます。携帯電話がそのサービスをずっと前から展開しているのを横目にPHSにしがみついて待っています。XGPの免許がWILLCOMにおりたとき、WILLCOMでもやっと願いが実現すると期待してました。XGPで実現できないなら、なんとか8xのType-Gあたりで実現させて欲しいと願ってます。
- Hoyat
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「これからの展開」ですから、「抑えている」のではなく単に音声端末の方がハードウェアとして高速対応していない(と言うか、まだ用意されてない)だけです。 「音声端末は展開しない」と明言していない限り、そんな意思表示はありえません。 EDGEもAIR-EDGEも、サービス開始当初はデータ通信専用端末だけでしたよ。
お礼
回答ありがとうございます。 >単に音声端末の方がハードウェアとして高速対応していない(と言うか、まだ用意されてない)だけです。 そうであって欲しいです。 しかし、WILCOM公式サイト内のXGPのサイトを見ていると、どういった機器で展開して行くかのイラストがあるのですが、その中にはいわゆる「電話機」が見あたらないんですね。いずれXGP対応の音声端末がリリースされるならばXGPサイト内のどこかに何らかの記載があって良さそうなものですが、意識して探しても無いんです。明言はしない、肯定したくないと言うWILLCOMの思いを感じてます。 >EDGEもAIR-EDGEも、サービス開始当初はデータ通信専用端末だけでしたよ。 すぐにXGP音声端末が出るとも思ってませんが、じらされてるみたいで歯がゆいです。
お礼
回答ありがとうございます。 リンク内のインタビューを読ませていただきました。 これによると、現時点ではXGP音声端末というのはWILLCOMのロードマップに含まれていないようですね。 電話番号を割り当てられないという制度上の問題もあるし、現行PHS方式の音声端末を放棄する必要性も感じていないようです。 先日WILLCOMがフェイスと言うところと組んでXGP搭載の家庭用端末の発表しましたが、見た感じこれは据え置き型でKDDIの「au BOX」みたいなもののように思えました。 質問文に書いたように、WILLCOM音声端末で音楽や映像の配信を受けることや、PC接続でのモバイル高速データ通信をXGPで行う事が希望です。しかし、当分の間実現しないとみました。 現在の音声端末では4xのW-OAM(204kbps)までしか対応していませんが、せめて8xのW-OAM Type-G(512~800kbps)まで対応して欲しいものです。ここまで来ればなんとか音楽配信や映像配信も出来そうな気がしますから。