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【旅客機】国際線だと等級制、国内線だとモノクラス制?

日本の旅客機の座席には、国際線だと「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の3段階があり、ひとつ上のクラスはそのクラスの倍額以上の運賃が必要であるとされています。 国内線だと「ファーストクラス」「スーパーシート」「エコノミークラス」の3段階があり、これは一番下のクラスの運賃を基準に、別途特別料金を支払うことで上のクラスにも乗ることができるとされています。 もちろんどちらも、会社によって名前などが変わりますが。 そこで思ったのですが、国際線の座席サービスは日本国有鉄道がかつて行っていた「等級制」に、国内線の座席サービスは「モノクラス制」に似ていると思いました。 等級制は、「一等車」「二等車」「三等車」の3段階があり、ひとつ上のクラスはそのクラスの倍額以上の運賃が必要であるとされていました。 モノクラス制は、「グリーン車」「普通車」の2段階があり、グリーン車を利用する際には別途グリーン料金を支払うことで乗車できます。 日本の鉄道の座席では既に「等級制」は無くなり、「モノクラス制」となっていますが、国際線の飛行機の座席に今でも「等級制」が残っているのは、「モノクラス制」を採用している国が少ないからでしょうか?外国の鉄道も今は「等級制」を実施している国も多いみたいですし。

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  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.2

旅客機の制度は、客船の制度・習慣をそのまま持ち込んだものが数多くあります。飛行機をシップと呼びますし、出入り口は船と同じ船首(機種)方向を向いて左です。 映画タイタニックをご覧になると分かるのですが、大西洋などを渡るような船は、等級が3以上に分かれています。これは西洋の階級である、王族・貴族・平民の等級差の習慣がそのまま残っていたからです。タイタニックはお金を出せば誰でも1等に乗れた時代でしたが、毎晩船長が主催する晩餐会と社交の場でもありましたので、成金は場違いとされていました。特にアメリカ人は、ヨーロッパのマナーも知らない(もちろんアメリカは階級がありませんから)、洗練されていないものとして馬鹿にされる風潮があったようです。 結局、飛行機の時代になっても、最初はお金持ちしか乗れないため、どちらかというと全席ファーストクラスから始まったようです。特に大西洋路線の飛行機は(船より早いとはいえ)、昔のプロペラ機では給油のために着陸を繰り返しましたので、全席寝台ファーストクラスという飛行機もあったようです。 それがいまだにファースト・ビジネス・エコノミーという形で習慣が残っているのです。快適になったとはいえ、10時間以上乗る路線も多いですから、需要があるのです。 しかし国内線は、ファーストクラスといっても国際線のように差があるわけではありません。日本国内だとどんなに乗っても2時間以内なので、食事を豪華にする必要もなく、差別化が難しいからです。また日本人に階級がなく、快適な座席を高い費用で差別化するということに納得できない方もいるからです。 海外でもいろいろな事情があり、お金持ちの多いアラブ所長国のエミレーツ航空は世界最大のA380導入時に、完全に個室になる(上部は空いている)ファーストクラスを導入しました。需要があるからでしょう。 アメリカの国内線は、距離が長いためきちんとしたファーストクラスがある会社もありますし、コンチネンタルなどは国際線も含めてビジネスファーストクラスとしてビジネス料金でファーストなみというサービスを実施しています。 またバァージン・アトランティックもファーストクラスを設定せず、ビジネスでファースト並みというサービスをしています。

13A
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回答をいただきありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • Amanjaku
  • ベストアンサー率30% (219/716)
回答No.4

旧国鉄が運賃+特別車両料金としたのは国鉄運賃法によって決められた運賃とすると改定には国会の議決が必要になり否決されたり時期が大幅にずれ込む事が多くまた議決されればすぐに官報で告示され翌日から実施だったので。事務上の手続きの煩雑さから運輸大臣の認可事項である料金に変更したものです。  国内線航空運賃の場合近距離・長距離と行ってもそれほどの差異はなく一定額の加算によって優等座席の使用でも不合理とはならないでしょう。それに対し距離による基本運賃の差が大きい国際線で一定の加算額とすることは不合理でしよう。また全区間に対する料金を設定するのであれば基本運賃込みの運賃を設定した方が簡潔でしょう。

13A
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回答いただきありがとうございました。

回答No.3

おっしゃるとおりだと思います。 鉄道でも、韓国・台湾などでも等級制で、モノクラス制+設備料金という国は少ないようですし、日本でも船では等級制が体制です。 モノクラス制+設備料金という制度は珍しいと思います。

13A
質問者

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回答いただきありがとうございました。

  • Willyt
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回答No.1

御質問の中で推察できることは等級制というのは差額を払っても乗り換えが効かないものと考えておられるようですが、飛行機のファーストクラスも搭乗前に、空席があれば差額を払って乗り換えることができますよ。私はサンフランシスコから成田の路線でこれをやった経験があります。ですから考えておられる定義は成り立たず、従って御質問に対する回答としては仰有る等級制はないので回答不能ということになります。

13A
質問者

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回答をいただきありがとうございました。

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