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白トビ?
肉眼で見たときには一応均一な明るさに見えているのに、撮影してみると明るい箇所が 極端に明るく(白く?)飛んでいることがよくあります。 フィルムカメラのときもこういう現象はありましたが、デジカメのほうが極端な傾向に あるような気がします。 なぜこんな現象が起きるのでしょうか? これを改善するにはどういう工夫をすればよいでしょうか?
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確かにデジタルになって諧調表現の幅が狭くなってます。 最新機種(特に一眼)については、カメラ内での画像補正処理技術の進歩により改善されてきています。 白トビには弱いのですが、黒潰れには強いので、多少アンダー目に撮影し(AEB機能があれば、マイナス寄りで撮影)、PCの画像処理で暗部を持ち上げるのが一般的です。 コンパクトデジカメの場合は、見た目で綺麗に写るような設定にされている場合が多く、この場合はコントラストはやや高め、発色は鮮やかめ、明るさは明るめの設定になっていることが多いので、やはり露出補正機能を使って、やや暗めに撮影しましょう(詳しくは取説を見てください)。 撮影時の画質設定ができるカメラであれば、コントラストをやや控えめ、発色も大人しめにすれば、多少は白トビが改善されることもあります(その時の状況や露出差などにより結果は異なります)。
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フィルム時代には、このようなことを「ラチュード(許容値)」と言いました。 確かにネガフィルムは非常にラチュードが広いため、露出による失敗が少ないため、いわゆる「使い捨て(使いっきり)カメラ」など複雑な露出調整を必要としないカメラが生まれました。 しかし欠点としては、どんなに頑張ってもメリハリのない眠たい写真になってしまう欠点もありました。 このため、プロのカメラマンはネガフィルムは使わずに、リバーサルフィルム(スライドフィルム)を用いるのが常識です。 このリバーサルフィルムは、とてもラチュードが狭くメリハリの利いた写真になる代わりに白飛び・黒抜けしやすく、非常に適正露出が難しいものでした。 それに比べれば、デジカメの場合そこまでのシビアさは要求されることはなく、誰でも適度にメリハリの利いた写真が撮れるため、実はデジカメの隠れたメリットでもあるのです。 ところで本題ですが、 ペンタックス K20D/K200Dには「ダイナミックレンジ拡大機能」というのがあって、白飛びを多少は抑えることができます。 (他社にも同様の機能があるかはわかりませんが) もし、どうしても気になるようでしたらば、ご検討をされてはいかがでしょう。(但し、効果はわずかですが)
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- hayasi456
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フィルムの場合ネガフィルム自体を見るとは反転画像ですから髪の毛など暗い画像はフィルム上ではほとんど色がありませんね。 データが無いと言えるでしょう。 ネガフィルムは明るく撮った方がフィルム上にデータがあるのでプリント時の補正でカバーできます。 プロのカメラマンはネガフィルムを使用する場合は押さえの撮影で多少明るめに何カットか撮影します。 デジカメはネガフィルムの逆と単純に考えると解り易いですね。 実際ポジフィルム(スライドフィルム)でも明るい部分にはほとんど色が無いわけですから補正しても色は出てきません。 >なぜこんな現象が起きるのでしょうか? 記録できる明るさの範囲が狭いからです。 ダイナミックレンジ http://www.pit-japan.com/ws30/d_range01.html ラティチユード http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%89 人間の目は結構その範囲が広いのでしょう。また絶えず調整しているので均一に見えるのかも知れませんね。 最近のデジカメはかなり広い範囲で記録が出来るようになってきたようです。 特にフジは積極的です。 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf200exr/feature001.html >これを改善するにはどういう工夫をすればよいでしょうか? 私は以前は露出補正マイナス0.3で撮っていました。 最近買ったデジカメはその必要は無いようです。(ペンタックス) 高度な方法(面倒ですよ、きっと。) ヒストグラムを読む http://aska-sg.net/ht_snap/SP04-20050223.html#02 RAWで記録して現像 http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/tour/
- kuma-gorou
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白トビは、一言で言えば明度が飽和しそれ以上の明度諧調が再現できていない状態を言います。 フィルムとデジカメではデジカメの方が極端に白トビ現象が多いとご判断されているようですが、これは一概にそうだと断定すのは難しいです。 と言うのも、グレースケールが同一濃度になるよう露出を揃えたのか?、プリント補正だの、ディスプレーのガンマ調整がどうなっているのかと言った、複合するファクタが存在するからです。 ですから、元データでは以外にも白トビ寸前で粘っているいるにも関わらず、上手く再現できていない可能性もある訳です。 また、白いドレスや雪の質感と言った場合、少しアンダー目のRAWで撮影し、現像時にトーンカーブの中間からハイライト部を持ち上げる事で、白トビを押さえつつ、質感再現を行う事も可能になります。
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- tomban
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詳しい説明は避けます(出来ないのです:汗)が、あなたが思っていらっしゃるとおり「白とび」はフイルムよりも多いし、階調が少ないのでとび方も極端なところはあります。 改善方法としては ・低感度で撮影する ・あらかじめアンダー側に露出を振っておき、PC上で補正する。 ・最新技術の恩恵をいただく (ニコンのD-ライティングなど) ・同じ構図を露出を変えて撮っておき、PC上でレイヤ合成する などがあります。 後はフイルムカメラと同じく、被写体への光線を加減できるなら、そうしてあげることですね。
お礼
ご回答有難うございました。
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