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ローパスフィルターの配線方法について

予算の関係で1つのアンプ(コンポ?)でフルレンジ+サブウーファーの2.2chで駆動させようと考えています。 使用するのは「ONKYO FR-N9FX(S)」です。インピーダンスは16オームまで対応と書いてあったので多分大丈夫です。。) そこでサブウーファーにローパスフィルターをつけたいのですが、配線方法は画像のような形で大丈夫ですか? 並列接続してあるフルレンジにもフィルターがかかってしまいそうな気がしまして… また、コイルを繋げる際には、普通にコイルの皮膜(?)を剥いてハンダ付けすれば良いのですか? http://www.jp.onkyo.com/product/frn9fx/index.htm

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回答No.2

>> サブウーファーはエンクロジャーによるアコースティックフィルターになっているのですが // ケルトン式(左:4次バンドパス方式)か両面バスレフ(右:6次バンドパス方式)といったタイプですか? であれば、確かにハイカットは緩く、高くても良いかも知れません。特に4次バンドパス方式だと、図のようにドライバーの正面を密閉することで中高音を大幅にカットできます。エンクロージャーで覆われているだけでなく、通常は、Qの上昇を抑えるために吸音材を多めに入れるので(100%つまり完全に充填することもあるらしい)、中高音もかなり吸収されることになります。 なお、4次バンドパス方式は、能率が良くありません。したがって、ポートは可能な限り大口径にすべきとされています。 >> ネットで「高音成分自体がウーファーに良くない」と載っていました // 何が「良くない」のか分かりませんが、少なくともウーファーの高音(は歪みが多いのでカットする)は直接耳に入ることがないので、しゃにむにカットする必要もないかと思います。少なくとも、高音がウーファーに入ったからといって、何かトラブルの元になるようなことはありません。 >> 緻密な計算と費用を思うと、考えてしまいます // バンドパス方式は、低音の再生に関しては入念な設計が必要ですが、逆に、中高音がどうなるかは「出たとこ勝負」だと思います。エンクロージャーの容積を変えても、ハイカット特性はほとんど変化しません。なので、あまりフルレンジ側との繋がりを考慮してハイカットが何Hzで...と考える必要はないのではないかと思います(実際に作って実験した訳ではないので、思うだけですが)。 なお、サブウーファーの設計に関しては、以下のサイトが非常に詳しいので参考にされると良いでしょう。 http://www.diysubwoofers.org/ また、エンクロージャーの低域特性に関しては、以下のサイトで頒布されているWinISD(Windows用)が便利です(バンドパス方式もシミュレーションできる)。 http://www.linearteam.dk/

PrtSc
質問者

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はい。左図のケルトン方式に近いものです。 近いもの というのは、実は私のはスピーカーは上下逆さまについてしまっているのです。(ドライバー正面が下を向いてしまっている。ポートは1つだけ) 高校生の完全素人知識の設計で作ってしまい、今更逆にすることも出来ないので詳しいお話を聞かせていただいた今、少し後悔しています(笑) ハイカットフィルターですが、緩くて良いと訊きなんとか予算内に収まりそうで安心しました。 このような私に返信、さらには画像やURLまで添付していただき、 感謝しております。 Yorkminsterさんのご意見でオーディオの奥深さと素晴らしさを再認識することが出来ました。 URLを活用し、知識を深めスピーカー作りと研究に励みたい(?)と思います。 親切なご回答、本当にありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.3

はじめまして♪ ヨークミンスター様のこ回答がばっちり正確だと思います。 (と言うか、「です!」と言い切ります!) あとは フルレンジとウーファーの音がレベルや位相、音色等が合うようにセッティング等ご検討ください。 健闘をお祈りいたします。 ガンバレ~♪

PrtSc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そうですね!位相の事もありました。すっかり忘れていました 頑張ります。

回答No.1

>> インピーダンスは16オームまで対応と書いてあったので多分大丈夫です // 質問文に添付の画像からも明らかなように、F(フルレンジですね?)とSW(サブウーファーですね?)は「並列」の関係にあります。2個の抵抗(R1とR2)を並列接続した場合の合成抵抗の値は、「1/R1 + 1/R2」として通分し、分子と分母をひっくり返して計算します。 たとえば、8オームと6オームなら、「1/8 + 1/6 = 3/24 + 4/24 = 7/24」なので、上下をひっくり返して「24/7 = 3.43」となり、合成抵抗は3.4オームと求まります。 FR-N9FXの適応インピーダンスは4~16オームなので、F・SWの両方が8オーム以上である必要があります。 >> 配線方法は画像のような形で大丈夫ですか? // はい、電気的には(上述のインピーダンスの問題を除いて)問題ありません。このような接続方法で、F側には何ら影響しません。 ただ、フルレンジスピーカーの低音は、もちろんサイズやエンクロージャーの形式にもよりますが、100~200Hz程度まで十分な音量で再生しています。SW側の高音を200Hzでカットするとなると、巨大なコイルが必要になり、恐ろしく高価です。 たとえば、SWのインピーダンスを8オームとすると、計算上、約6.4mHのコイルが必要ですが、廉価なコア入りコイルでも4000~5000円くらいします。 http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=9659 また、ネットワークの設計は一発で決まることなどあり得ないので、いくつかの値で調整する必要があります。このような高価なコイルを何個も買って取っ替え引っ替えするより、2万円くらいのアンプ内蔵サブウーファーを導入した方が、音量もクロスオーバーも調整が容易で、けっきょく安上がりです。 >> コイルを繋げる際には、普通にコイルの皮膜(?)を剥いてハンダ付けすれば良いのですか? // 通常のネットワーク用コイルは、もとから端末の数cmがハンダメッキされているので、被服を剥く必要はありません。そのままハンダ付けし、ショートしたりしないように絶縁すれば良いでしょう。

PrtSc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 SPのインピーダンスはすべて8Ωのものなので、クリアできそうです。 サブウーファーはエンクロジャーによるアコースティックフィルターになっているのですが、ネットで「高音成分自体がウーファーに良くない 」と載っていました。なので、とりあえず高音成分をカット。という形でフィルター導入に至ったのですが、 うーん…緻密な計算と費用を思うと、考えてしまいます……。 コイルの取り付け方法まで教えてくださり大変参考になりました。

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