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不思議の国のアリスに出てくる、かえるの召使について
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『不思議の国のアリス』のかえる従僕と魚従僕は第6章に出てきます。 第5章で、アリスはキノコの上に乗ったイモ虫の忠告を受けたり、左手に持ったキノコのかけらをかじって首が長くなり、木の上のハトにヘビと間違われたりしたあと、森の中のひらけた土地に120cmほどの高さの家をみつけます。そこで右手にもったキノコのかけらをかじって身長を23cmぐらいに調整して、その家に近づきます。 (このあとが「第6章 ブタとコショウ」Pig and Pepperです) すると森の中から魚従僕が出てきてその家のドアをノックします。すると中からかえる従僕が出てきます。魚従僕は手紙をかえる従僕にわたして、「公爵夫人へ。女王さまよりクローケーの招待にござる」と言います。かえる従僕がそれに答えます。手紙をわたしたあと魚従僕は去り、かえる従僕は戸口にすわってぼんやりしています。 アリスは家の中にいれてもらおうとしてかえる従僕とやりとりするのですが、冷たいあしらいを受けます。それでアリスはかってにドアをあけて家の中に入ってしまいます。入ったところはひろい台所で、公爵夫人がイスにすわって赤ん坊をあやしています。もうひとり料理女がいて、料理をしながらコショウをまきちらしたり皿を投げたり、大騒ぎをしていました。(以下略) かえる従僕と魚従僕が出てくるシーンはこれだけで、文庫本で4ページぐらいです。 ふたりの従僕には名前はありません。原文でもFish-FootmanとFrog-Footmanとしか書いてありません。魚従僕のせりふは上記のひとことだけで、アリスとのやりとりがないので、どんな性格かわかりません。かえる従僕は、杓子定規で屁理屈ばかりこねていていじわるです(というか、不思議の国の住人はみんなアリスに対して屁理屈ばかりこねていていじわるです)。 なお、このシーンはディズニーのアニメ『ふしぎの国のアリス』ではすべて削除されています。
お礼
そうだったんですね! 知りませんでした。 ずいぶん、ちょい役だったのですね(笑)。でも、丁寧な回答(挿絵まで!)いただき、不思議の国のアリスを読んでみたくなりました。 うちの蛙くんと、魚さんを画像アップします。見てやってください。 後ろにあるのはマウスです。本当に、おとぎの国からきたみたいでしょ? この度はありがとうございました。