電子式オービスIIILk(ループコイル型オービス)の場合
3.45m間隔でA、B、Cの3点に磁界を検出する装置を道路に埋め込んであり
A-B間、B-C間での時間を測定してその時間差が1.5%以上ある場合は「誤測定」と判定し、
撮影しない仕様となっています。
また、前車通過後0.5秒以内にセンサーに侵入した車両については
測定対象としない仕様になっています。
(このように製造メーカー作成の資料には書かれています)
つまり、具体的にどうやればいいかは当方の専門外なのでわかりませんが
このいずれかの条件に合致すると(メーカーの資料が正しくて装置が正常動作していれば)撮影対象から外れます。
--以下余談です--
オービスは痴漢と同じく「やっていない証明」ができないと有罪となる恐ろしい冤罪事件製造装置です。
過去にタコグラフ(走行速度等を記録する運行記録装置)搭載のトラックが
タコグラフの記録を元に無罪判決を勝ち取った判例がありますが
一般の車両には自車の速度を記録する装置は搭載されていませんので
自費でドライブレコーダ等を購入し、全運転記録を録画して保存する以外
一般人には身を守る手段が全く無いのが現状です。
仮に同乗者がいて「そんな速度は出ていなかった」と証言したとしても
その証言調書は検察が採用しませんし、弁護側が証人請求したとしても
「素人の感覚はアテにならないので不同意」とされて証拠採用はされません。
また、実際の裁判になると製造メーカー担当者が出てきて自社製品の性能を延々と説明し
「当社の商品の性能は抜群で誤測定はあり得ません」→「じゃ、有罪で」という流れで終了です。
自社商品の欠陥を説明する営業マンがいるわけがないのですが
なぜか裁判所は営業マンの営業トークを第三者による検証もする事無く100%盲信します。
平日の昼間しかやっていないので日勤の方は難しいかと思いますが
交通裁判は地方裁判所でやってるので傍聴に行ってみると良いですよ。
製造メーカー自体が天下り先でしょうから「民」と呼べるかは疑問ですが
官民の癒着を明確に示す三流茶番を見る事が出来ますよ。
お礼
一番納得のいく御説明ありがとうございました。鉄の塊ですもんね。誤差を生じさせるだけで検挙されないか?と思ったのですが、無理でしたか、、、。