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二次創作のフリーウェア
イベントや同人ゲームの店などで二次創作の同人ゲームを見かけますが、ネットでダウンロード可能なフリーウェアはあまりないように思います。 これは何か理由があるのでしょうか? それとも、自分があまり詳しくないだけで、実際にはたくさんあったりするのでしょうか? 二次創作は著作権法に違反している可能性が高いですが、実情として、イラストは読み物はネットでは良く見かけますし、ゲームも存在自体は多くあるように思います。 ただ、ネットでダウンロード可能なフリーウェアという形が少ないことが気になったので、理由を知りたいです。 単にゲームは製作に手間がかかるので、無料で頒布はしたくない人が多いだけかもしれませんが・・ わかる方は解答よろしくお願いします。
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知り合いがゲーム作っていて、手伝いもしたことがあるので色々内情を知っています。 実際のところは、それなりにフリーウェアも存在します。 でも多くは体験版であったり、それに近いような短編ゲーム・ミニゲームやサウンドノベルが多く、一般的に「ゲーム」と言われてイメージするような長編作品はあまりフリーでは見かけません。 理由として推測できるのが、製作にあたっての敷居の高さだと思います。 ゲームを作るには「文章」「イラスト」「企画」「プログラム」etcの様々な能力が必要で、一人でそれらを全てこなせる人間はあまり居ません。 そして作ってみれば判りますが、1本のゲームを完成させるのは本当に大変です。 数時間でクリアできてEDが4つくらいのゲームを作るのに、同人誌に換算して十冊~(内容によっては)数十冊作るくらいの労力がかかります。 余暇を全てつぎ込んで、複数人数で製作しても完成までは何ヶ月もかかるため、同人ゲームは途中で企画が頓挫するケースも多いようです。 ムービーを作ろうとすれば高価なソフトや機材が必要になりますし、素材を有料で依頼すれば経費も嵩みます。 気軽に作れるものではないため、無料で配布することはあまり無いのではないでしょうか。 気軽に配布されるゲームは内容もそれなりで、比較的短期間で作れるものが多いと思います。(もちろん例外もありますが・・・) また、ゲームのプログラムは場合によっては100M~数百Mとなることもあり、それをダウンロードさせるために有料のサービスをレンタルする必要が出てくることもあります。 結論を言えば、同人ゲームって作るのに時間もお金も結構かかるんですよ。冗談じゃないくらいに。 しかも同人誌などと違って、苦労するわりに余程有名作にならない限り売れる数も少ないです。 本気で割に合いません。自分の趣味と、作品への愛だけで出来ていると思います。 上記のような理由が大部分ではないでしょうか。 ・作るのが難しいので、作品の絶対数が少ない(=全体が少なければ、そのうちの一部である無料ソフトの数も少ない) ・経費や労力を考えればフリーで提供するのは難しいことが多い(赤字にしても個人の負担が大きすぎる) ・容量が大きくなれば、配布するにもお金がかかるため無料提供は難しくなる 二次創作のゲームについてのご質問でしたが、同人ゲームが作りやすくなってきたのはごく最近のことです。 そのため、同人ゲーム自体は昔から作っている人が居ますが、二次創作ではまだまだゲーム製作という分野はメジャーと言うほど作る人間がいないように思います。 そのため、自分も確かに二次創作同人ゲームはあまり数を見かけませんし、その上フリーのものとなるとますます数が少ないと感じます。 今後もっとゲームを作ることが一般的になっていけば、数は増えていくのではないでしょうか。
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- MRT1452
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前の同質問の方も拝見させていただきました。 その件に関して追記すると、最近では企業自体も、軟化姿勢にある企業が増えてます。 とは言え、明確的に許可するという所はほとんどなく、変に逸脱しなければ黙認(目を瞑る)するという感じ。 大半は製作者としては喜んで許可だしたいけど、企業としては公にOKは出せない→だから黙認はしてあげる、と言う流れがほとんど。 (実際に何社かに問い合わせた事があります。自分は二次絵描くときも、基本的には許可申請するので) そもそもココ何年かからは企業自体が同人イベントに参入していますしね。 企業が同人サークルとして出展したりもしているようですし。 まぁ、何にしろやはり同人関係というのは関わる人全てが「暗黙の了解」をキチンと弁えているから成り立っているというのが実情でしょうね。 昔はフリーソフトで某ゲームを真似たら、訴えられたっていうのはありましたけどね。 今ではそれすら聞かないし。 ただ、やはりどうしても同人に不快感を示す人にとって「同人する人=無法者」という印象はあるでしょうね。 当然のごとく、同人屋にもいろんな人が居るわけで、多くの人は暗黙の了解の流れで作って無断作成しているとは思いますが、キチンと許可を取得して作成している人もいます。 以前、働いていた会社の許可を得て同人作品を出しているプロも居ます。 同人関連(同人、痛○○等)=無法者の集団と短絡的に勘違いしないようにしていただきたいとは思いますね(まぁ、仕方ないと言えば、仕方ないんですが)。
お礼
著作権関連の実情に関して暗黙の了解が働いているということについては、ある程度把握しているつもりです。 それならば、フリーウェアで頒布しても特に問題はない(わけではないですが)のではないでしょうか? コミケなどのイベントのようなある意味閉鎖的な場所と、インターネットという開放的な場所では抵抗感が違うのではないかと個人的には推測しているのですが。
- MRT1452
- ベストアンサー率42% (1391/3293)
確かにNo1の方が書かれているようなこともあろうかと思います。 しかしながら、現実問題として、同人誌もタダで配布しているサークルなんてほとんど無いですよね。 イラストやフリーソフトは、基本的に「個人」の活動です。 それに対し、同人誌や同人ソフトは「同人サークル」の活動です。 まず、これを混同してはいけないと思います。 なので同人と付いている時点で原則としてタダではない。 また同人ソフトの大元自体、イラストCG集だったり、同人誌のおまけディスクとして配布されていたもの。 つまり、同人ソフト自体そもそも同人誌から派生して登場したものであり。 フリーソフトは自身のプログラムの練習で作ったものを配布しますという善意による配布が起源です。 根本的にフリーソフトと同人ソフトでは起源が全く異なります。 その影響も確実にあると思います。 それによる住み分けが、ハナっから出来ていたと考える事もできるのではないでしょうか。 実際、今でもイラストを書いていて、同人活動もしているという人たちの活動内容(CG集の場合)をみると、同人ソフトとして配布するCG集などには、ホームページやブログで公開しているものより、サイズが大きかったり、塗りなおしがしてあったり、削除したコンテンツを入れていたり、未公開(同人専用)の作品を収録していたりと、特典性を持たせるのが普通です。 同人誌の場合は作りかけをちょっとだけ見せる程度。 正直なところ、何らかの明確なルール付けがあるわけではないですし。 ただ、同人活動をしている人らで守られている暗黙のルールが根付いた結果と捉えるべきでしょうね。 あとは今の同人ソフトは商業ソフトレベルといわれています。 つまり、同人ソフトの作成の場合、キチンとしたチームで作成されるのが通常です。 当然ながら外部からヘルプを頼んだりと色々あるわけです。 そういったチームメンバーへの報奨金等を出すという流れ等も有りますので。 やはりNo1の方の意見も含め総合的に、暗黙的な部分が大きい気がします。 さらには、同人ショップなど、市場のシステム的に既に確立されているというのもあるでしょう。 仮にフリーの同人ソフトが横行すれば、同人と企業の微妙なバランスは崩れる可能性が極めて高い。 イラスト等は元々贋作という言葉があるくらい、練習・コピー機の無い時代ではコピーとして、他人の真似をするというのは時代をさかのぼって当たり前のようにあったわけで。 プログラムなんてここ百年程度の代物です。 さらに、プログラム(というかシステム)の場合は絵とは真逆で似てる似てない程度ですぐ問題になるし。 物品自体の見方の違いによる違いというのも多少なりともあるだろうと思います。
お礼
同人誌や同人ソフトでも「個人」の「同人サークル」はたくさんあると思うのですが。 >なので同人と付いている時点で原則としてタダではない。 これは実態としては正しいと思いますが、定義としては間違いだと思います。 別に同人サークルがサイトでフリーウェアを公開しても問題はないですよね? >また同人ソフトの大元自体、イラストCG集だったり、同人誌のおまけディスクとして配布されていたもの。 >つまり、同人ソフト自体そもそも同人誌から派生して登場したものであり。 >フリーソフトは自身のプログラムの練習で作ったものを配布しますという善意による配布が起源です。 >根本的にフリーソフトと同人ソフトでは起源が全く異なります。 フリーソフトはオリジナルが基本で、二次創作は同人誌の派生が多いという解釈でよろしいでしょうか? それがそのまま根付いたという説は納得がいきますね。 >あとは今の同人ソフトは商業ソフトレベルといわれています。 >つまり、同人ソフトの作成の場合、キチンとしたチームで作成されるのが通常です。 これはピラミッドの頂点の話ですよね。 自分は別に商業レベルのソフトをフリーでやらせろ、と言ってるわけではなく、 ミニゲーム、簡単なノベル系など、低レベル(と言っては失礼ですが)のものでも「二次創作」のフリーウェアが少ないことに疑問を覚えたので質問させていただいたわけです。 どうも、同人の話になると、トップレベルの方々が中心になってしまう気がするのですが、同人ショップには置いてもらえず、イベントで販売してもほとんど売れないくらいのレベルの人などは、少しでも多くの方に作品を見てもらうために、フリーウェアという選択肢もあると思うのですが。 その辺りについて解答して欲しかったです。 あと一つだけ、勘違いならすみませんが、「同人=二次創作」というような考え方を持っている印象を受けました。 オリジナルでも同人は同人ですよね。 前述しましたが、昔からの自然の流れで住み分けがされたということなのかもしれません。 解答ありがとうございました。
- JFrost
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http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/game/ http://www.freem.ne.jp/ 上記のようなフリーゲームの配布とダウンロードを仲介するサイトはありますが どちらも他者の著作権を侵害するものは登録できないようです。 一方で同人ソフトのダウンロード販売のみを取り扱うようなサイト(フリーゲームは無し)では 二次創作のものもそれなりに販売されているようです。 自作ソフトを個人の力のみで宣伝するのは大変ですし せっかく作ったゲームを人に見てもらう機会が無ければやりがいが無いでしょうから、 初めからオリジナルのものを作るか お金を出してもらえる水準のものを目指すか ということではないかと思います。
お礼
vectorのようにフリーウェアの総合サイトで二次創作を扱っていないので目立たない、というのはあるかもしれません。 ダウンロード販売だとそれなりに数があるのも確かですね。 >自作ソフトを個人の力のみで宣伝するのは大変ですし >せっかく作ったゲームを人に見てもらう機会が無ければやりがいが無いでしょうから、 >初めからオリジナルのものを作るか >お金を出してもらえる水準のものを目指すか >ということではないかと思います。 宣伝や見てもらう機会を増やすためなら、同じソフトでもキャラを二次創作にするほうがいいとおもうんですよ。 オリジナルで評価を得るのは大変ですから。 なので、最初は二次創作で簡単なミニゲームをフリーウェアで頒布、というのもありだと思うんですが、実際にはない気がするんです。 (もちろん著作権は侵害する可能性が高いですが)
- precog
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ネットでおおっぴらにばら撒くと、オリジナル作者の怒りを買うから、、、じゃないですかね。 そういうのは、健全な、または慎ましやかなファン活動と原作者がみなしている間はお目こぼしがある、という暗黙の了解でやってるだけだと思いますよ。
お礼
オリジナル作者の怒りを買うのは、イラストでも有料でも同じだと思うんですよね。 マイナー所ならいちいち構ってもいられないでしょうし、有名どころは同人ショップで売られたりしてるわけですし。
お礼
>実際のところは、それなりにフリーウェアも存在します。 >でも多くは体験版であったり、それに近いような短編ゲーム・ミニゲームやサウンドノベルが多く、一般的に「ゲーム」と言われてイメージするような長編作品はあまりフリーでは見かけません。 自分は短編やミニゲーム的なものもほとんど見かけたことがないのですが、実際にはそれなりに存在するんですね。 それが自分が求めていた回答です。 大規模で本格的なゲームがそうポンポンとフリーで転がるとは自分では最初から思っていません。 ただ、オリジナルでは少数ながらフリーで大規模なものも存在しますし、ミニゲーム的なものなら山のようにあります。 ならば、二次創作でも多少はあっても良いのではないかと思ったのが質問の経緯です。 >二次創作のゲームについてのご質問でしたが、同人ゲームが作りやすくなってきたのはごく最近のことです。 >そのため、同人ゲーム自体は昔から作っている人が居ますが、二次創作ではまだまだゲーム製作という分野はメジャーと言うほど作る人間がいないように思います。 >そのため、自分も確かに二次創作同人ゲームはあまり数を見かけませんし、その上フリーのものとなるとますます数が少ないと感じます。 >今後もっとゲームを作ることが一般的になっていけば、数は増えていくのではないでしょうか。 イベントやダウンロード販売ならばそれなりに比率として存在すると思っていたのですが、実際には二次創作のゲームの比率は予想以上に少ないのですね。 今後二時創作の同人ゲーム自体の規模が増えることを望みます。 解答ありがとうございました。 もう少し回答がないか様子を見てから質問を打ち切り、ポイントを差し上げたいと思います。