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PENTAX K-7は買いですか?
デジ一を購入しようと思っています。 昭和の時代末期にプロカメラマンを廃業してから、古いフィルム一眼で、家族の写真をとっているだけの(現在は)料理人です。 カメラや写真の世界は浦島太郎状態で、最新知識は無いものと思っていただいて結構です。 現在のレンズ資産はありません。(正確に言うと、富岡製ツァイスをそれなりに…) PENTAXからK-7が発売されるようですが、K10、K20と比較して、如何なものでしょう?(質問が抽象的ですが、思いついたことで結構です) K-7は、まだ発売されていないことは承知しておりますが、NIKON、CANONの同ランクの品(同ランクの品すら分かりません)と比べて、画質、画像エンジンの風味付けはどんな感じだと想像できるでしょう? その他、何か思いついたことは、ございますか? 以上、よろしくお願いいたします。
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>富岡製ツァイス おお…シブイですね。 富岡光学は良いですね…しかし最近のT*ツァイスのレンズの暴落を見ると、憧れだった私にはすごくショックです。 かといって救い出すこともできない(涙)…嗚呼。 グスン…えー、K7のお話になります。 わたしも実機を見てませんし、サイトを見た限りなのですが、ポジショニングからすると「最高級機」の位置づけではなくて「高級機」の位置づけにあるとおもいました。 昔のニコンで言えばF3ではなくてFAという感じでしょうか。 ペンタでいえば、やはり「LXじゃないな」という感じです。 ボディ外郭はマグネシウムとステンレス。 構造そのものは、今までのKシリーズやISTと同じものです。 今まで大きく変わらないということは、特別大きな問題点が浮上してこなかったといえるわけで、デジタルでよく問題になる「基盤実装の高密度化」による弊害はクリアしていると見て良いでしょう。 画像エンジンは最新のもの。 問題はエンジンの「余力」で、どれくらい処理能力に余裕があるかどうかで、今までの機種からのスケールアップが図れるか?という意味で重要です。 プロ的には「RAW」での撮影が多くなると思われますが、やはりRAWは大きく重いので、処理能力が重要になります。 これは被写体にもよりますね。 耐水性に関しては、まぁ「いざというときは」くらいで良いと思います。 電気カメラですので、実際にシーリングがどうあれ「入ってしまったらどうするか?」に関してはなんともいえません。 このあたりは、例えばキヤノンがT90辺りから採用してきた「入った水をどうするか?」までの考え方とボディの余裕があるかどうかは疑問なので、耐久性に関しては「?」を少しだけ入れたいと思います。 あとは手ぶれ補正、ゴミ落としに関しては及第点ですが、特別に強力というものではないようです。 ただ今回、イメージャー周りの取り付けシステムに変更があった(傾き補正などが入った)ため、強化はされているのではないか?と推測はしています。 画質に関しての印象は、ペンタックスは「ダイナミックレンジは無理に拡張しないが、コントラストは低め」という印象があります。 インパクトが弱い、といえば良いでしょうか?。 出力された絵をみて「ドキッ」とするところが無いように感じるのです。 逆に言えば「そういった被写体」にはうってつけで、人物やスナップには好ましいと思っています。 しかし最大の違いは「フルサイズではない」ことでしょう。 ノイズの少なさ、豊かな諧調では、フルサイズに一日の長があります。 広角系のレンズも良くはなって来ましたが、やはり歪などはフルサイズのほうが少なく感じますよね。 というわけで「自然風景」などでは、やはりフルサイズにアドバンテージが大きいと思われますし、身近なスナップ、人物、ペット、ネイチャーなどでは差はあまり大きく広がらないのでは?と考えました。 いずれにせよ、現在のAPSサイズとして考えれば、最高級機のひとつと考えて良いでしょう。
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- WillDesignWorks
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秒5コマ超の連写速度、視野率100%ファインダー、アルゴリズム変更によるAF速度の向上が、従来機からの大きな改良点でしょう。 細かいところを言えば、センサ改良による実用高感度域の拡大、握りやすそうな縦位置グリップ、超音波振動になったダストクリーニング、大型化・高詳細化したモニタ、マグネシウム合金のボディ、が挙げられます。 ところで質問者はどんなカメラを求めているのでしょうか。なぜK-7に興味を持ったのでしょうか。「買い」かどうかは、その辺が理由付けになると思いますが。 家族スナップが主目的なら、もっとお手軽なニコンかキヤノン辺りの小型軽量機が向いているのでは?。社外品も含めてレンズラインナップやアクセサリーは豊富だし、外部TTLストロボを使ったときの調光精度はペンタックスよりニコンやキヤノンの方が上ですし、将来ステップアップしたい場合もフルサイズ機が用意されているし。 逆に、ペンタックス機が欲しいと考えるなら、そういう欠点や環境を受け入れられるかどうかが「買い」かどうかのボーダーラインになります。 デジタル一眼を導入すると、画像を保管するデータストレージが必要になります。その辺のコストは計算に入っていますか。またフィルムと違って、操作ミスや故障によって「あっ」という間に家族の何年分かの記録が消えてしまうこともあるので、バックアップをどうするかも課題になります。
お礼
なぜPENTAXかと申しますと、写真大学時代からPENTAX SP-F、K2と、NIKON-F、NIKON F2を使用しておりまして、当時の五大メーカー(ニコン、キャノン、ぺんタックス、ミノルタ、オリンパス)の中で、一番使い勝手が良かったからです。また、HOYAに吸収合併されたにしても、当時の精神は健在だと思ったからです(何の根拠も無いです、私の体に染み付いた、必要も無い、負の遺産でしょうね) 家族の写真で満足しているわけではなく、近い将来は、作家デビューを目指しております。 データ保管用HDDも、すでにRAIDでSETUPできておりますし、現在2TBの容量があります。 データになった後のことは、然程心配してはおりません(システムも、金銭も) ご指摘のように、フルサイズを考慮してカメラ選びを考えてみます。 ありがとうございました。
- MVX250F001
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昭和の時代末期にプロカメラマンを志し、今日までなんとか写真だけで飯を食っている者です。 大先輩におこがましいかもしれませんが、K7に限らず撮像素子が35mm判より小さいタイプはとにかく使い辛いです。 多少ブランクがあっても体に染み付いたレンズの画角や距離感、パースや被写界深度などが全く通用せず、全くのゼロ状態にリセットされ、ファインダーを覗かないとどの範囲が写るのかわからずいちいち撮影距離を前後させながらフレーミングしなければなりません。 更にもともと35mm判のイメージサークルに合わせて作られたレンズを中心部だけトリミングして使うことになるのでレンズ本来の性能も出ません 小さい撮像素子のイメージサークルに合わせて設計されたレンズはそこそこ悪くはないものの、645レンズを67に使うみたいに35mm判サイズの撮像素子のカメラには使えません それから銀塩フィルムがそうであったようにフィルム面積=撮像素子面積が大きいほうが階調が豊かでラチチュードも広いです。 現状645サイズ相当の撮像素子を搭載するデジカメもありますが、数百万円もして業務使用でもないとなかなかペイできませんが、35mm判サイズの撮像素子搭載であれば手ごろな価格のものもあります。 同じ面積であればデジタルの方が圧倒的に性能が良く、35mm判サイズの撮像素子のタイプはフィルムの67かそれ以上の能力を秘めています いずれにしてもK7他35mm判サイズ以外の撮像素子の一眼レフは、全くゼロの初心者ならともかく大先輩には絶対にお勧めできません
お礼
現役の方のコメント、ありがとうございます。 再度、一から写真を勉強して、そこそこのスキルを身に付けようと思っています。 行く行くは、(セミプロ程度の)写真作家としてデビューしよう思っています。 そうですね、APS-Cサイズの感覚は、体に染み付いたレンズの画角や距離感、パースや被写界深度などイメージできません。 24×36のカメラを考慮して、考えて見ます。
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お礼
なるほど、APSサイズでは最高級機という位置づけなのですね。 確かに、デジ一全体から見たら、最高級機の価格帯とは程遠いですものね(笑) 諧調表現や画像の深みを考えると、フルサイズも考慮してカメラ選びを考えなければなりませんね。 画素数は考慮していませんが、一画素あたり面積が大きい方が、ラチチュード(≒ダイナミックレンジですよね)が広いはず(勉強不足なので断言できない)ですし、被写界深度を考えると、やはりフルサイズですね。 ご回答ありがとうございました。