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処女崇拝・童貞崇拝は、団塊の世代の特徴?
お話の展開如何で過激な表現が必要かもしれないと思い、こちらのカテゴリーからお聴きすることにいたしました。当方、結婚歴38年♂です。妻とは幸せな結婚生活を送っているつもりです。 私と妻は、団塊の世代生まれであり、童貞と処女で結婚することが当然の世相でした。夫は妻が処女であることを当然と思い、妻も夫が童貞であることを強く期待していました。 つまり、今考えたいのは、お互いに「結婚する前の異性とのお付き合い」です。結婚してからは、もちろん民法に守られますので、今回は質問対象外といたします。 私たちの時代には、女性が結婚相手とお付き合いする前に、他の男性と恋愛することは可笑しくなかったとは思いますが、その際「体の関係に発展し、その後その男性と別れ、別の男性と結婚したとき」、女性は非処女で結婚するわけです。このとき、新郎は非処女の女性を妻とするのですが、私が新郎の立場なら、この状態にはかなりの嫌悪感を抱き、到底非処女の女性を妻とするわけにいきません。 処女崇拝思想とか極めて古い発想、あるいは女性の自由を奪う怪しからん男とかの非難があるものと思います。しかし、生理的に「他の男に抱かれ、その男のモノが挿入されたところ」から、私の子供が出てくることを、絶対に受け付けることが出来ません。 同様に、妻も私が風俗などで別の女と性交したあと、同じ体で妻を抱くことは絶対に許さない、そんな事態になれば「即離婚」どころか刃傷沙汰を起こす、と申しております。 ところが、非処女や非童貞が、別の男性・別の女性と結婚することは、例えば第二次世界大戦終了時点などで、たくさんの例が挙げられています。所謂戦争未亡人が生き残った男と所帯を持つことは、当たり前にありました。 また、江戸時代に入る前の日本でも、政略結婚や別の男が通ってきて情を通じる、なんてことは日常茶飯事だったように思います。 最近の日本でも、非処女・非童貞の結婚など当たり前の風潮であり、そもそも「処女崇拝」など、前世紀の遺物としか考えられていません。 ここでお聴きしたいことは (1)「処女崇拝・童貞崇拝」の考え方が、何故出てきたのか?それはどのくらい特殊な考え方なのか? (2)戦国時代以前、終戦直後の非処女・非童貞の夫婦形成と、昨今の「簡単に体の関係となる風潮」との考え方の差は何か? の二点なのです。 私も妻も、他の男と体を重ねた妻、他の女の秘所に密着した夫、夫々の体を「生理的に」受け付けない、と言うものです。 よろしくお考えをご教示ください。よろしければ、1週間程度オープンにしておきたいと思います。
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お礼
理路整然としたご回答、ありがとうございます。お礼が大変遅くなりまして、申し訳ありません。No.1 様に始まり真面目なご回答者様から適切な情報をご提供いただき、だんだんとまとまってきました。ありがとうございます。 古来から、日本では夜這いの風習や初夜権(特に欧州で法制化されていたそうな)、或いは政略結婚など、別の男と性行為を行うという習慣が多くあったなかで、「富国強兵、統制経済」が「二夫に交えず」の思想を植えつけてきた、と言うお考えには大変納得できるものがあります。 しかし、そうなりますと「昭和の時代」だけでなく、どうも江戸時代以降終戦時代を過ぎた近代までが、処女の価値が高かったと言えそうですね。江戸時代や明治・大正の「家の存続、家系」を大切にする時代では当然のことかな?と思います。 「富国強兵、統制経済」と「フリーセックス」の関係については、もう少し考察してみます。 後段の「現代のフリーセックス」についてのご考察には完全に同意いたします。なるほど性病の観点からもセックスパートナーの固定化は非常にうなずけますね。ただ、依然として「男が複数の女を、セックスパートナーとして固定化する」ことには、大きな抵抗を感じますが・・・。 いずれにしてもありがとうございました。