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何か新しい政策を実行しようとする時に
対抗勢力から必ず出る言葉は「財源はどうするんだ」ですよね これって順序が逆だと思いませんか まず国家を憂う政治的な理念があり、それに基づいた政策が提示されるのが正道だと思うのです 理念や道理の論議も成さないうちに、何か新しい、今までと違う変わったことを言い出すとすぐさま間髪を入れず「で、財源は?どこにそんなお金があるの?」と言う批判、反対意見が出ます そういうことを言う人に私は言いたいのです 「で、あなたの国家運営の理念は? 政治=財源? 国民、国家像、国の将来に付いて考えたことは? 財源が無い=何もしないの? と」 どんなことも財源が必要なのはわかります、しかしそれをいつも思考の先頭に持ってくるのは営利企業の考えです、国家は営利企業なのでしょうか。 まず一番最初に財源ありきで、政策は二の次ならば政治とは何なのかと思うのです。 国家百年の見通しを持った、大きな理念、政策こそ最初に来るべきであって、それを実行するに必要な財源を「作り出す」ことこそ真の政治ではないでしょうか?
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確かに質問者様のおっしゃる通りだと思います。 >「財源はどうするんだ」 は「説明責任があるのではないですか」と同じで、敵を攻撃するのに使いやすくて、安易に口から出てきますが中身が無いのですよね。 今回の予算の質疑は民主党の責め方がダメダメなのもありますが、予算が酷い内容なのに関わらず、攻め手に欠いているからです。バラマキになっていればまだ良いのですが、景気対策という名の霞ヶ関へスポンジのように巧妙に吸い込まれていく予算って誰の為なのでしょう。官僚の方々は実に頭が良くディベートのうっちゃりが巧妙です。官僚が質疑を答えていると(自民党の大臣が答えるのも官僚が耳打ちしてそのまま答えているので同じことです)いつの間にか「財源はどうするんだ」という意味のない蟻地獄にハマるのです。 >それを実行するに必要な財源を「作り出す」ことこそ真の政治ではないでしょうか? その通りだと思います。 そして、それは官僚からは作れません。国民の代表たる政治家のみができることです。そして、国民に未来を見せる為のビジョンって必要ですよね。バブル直前ごろからそういったものは見えなくなりましたよね。まあ昔は所得倍増という分かりやすいもので良かったというのもありますが。 >国家は営利企業なのでしょうか。 それは、そうではありませんが、そもそも財源を気にするのは単に金が無いという意味ではありません。変な言い方ですが金は無尽蔵にあります。官僚という生き物はそういう奴等です。知らないうちに国民に借金背負わせてありもしない金を作ってきます。巧い言い方も他にあるかもしれませんが、このときの「財源はどうするんだ」は増税するのか、国債を充てるのかといったような意味合いです。 予算を通して終わりだからダメなのです。企業ではありませんが、そのために国にも決算は絶対必要です。 私自身予算委員会など見ていて、一緒に官僚に不満を言いたくても、私自身も一緒に攻め手を欠いておりますので、何か意味の分からない回答になっており申し訳ございません。