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海外で物乞いの人にお金は渡すべきではない?
イタリアとスペイン旅行に行く際、 「スリと子供ジプシーには気をつけて」と散々言われました。 ジプシーというのを差別用語とも知らずにそのまま渡航 してしまったのですが、帰国後に彼らは「ロマ人」と呼ばれている ことを調べて知りました。 両国、物乞いの人々はかなりいました。 彼らのほとんどは、高齢のようでした。女性は長いスカートで鮮やかな色彩の洋服。男女ともあまり身なりが良くはありません。 子供では見かけませんでしたが、 その人達がジプシー、ロマ人と呼ばれる人達だったのでしょうか? あと、悩んでいる事があります。 イタリアの教会の前で一人の物乞いのおじいさんがお金をめぐんでくれと来ましたが、「一人にあげるとそれを見ていた他の物乞いも来るから、あげるべきではない」という注意を受けていたので、やんわり断りました。今までの他の国でもそうしていましたし…。 しかし、このおじいさんの雰囲気が何とも忘れがたいのです。 がめつさがないというのでしょうか…。 言葉には表しにくいのですが、他の物乞いにくらべて何とも柔らかい雰囲気を持った人でした。断っても笑顔だった人はこの人くらいでした。 今となっては少しだけでもお金を渡しておきたかったな、 と思います。ケチな自分が恥ずかしく感じています。 お年寄りだったせいでしょうか、何だか良心が今でも痛むのです。 次に旅行した時にどうするべきか悩みます。 お金を渡す事は、その人にとっても良い事ではないのでしょうか? ちなみに教会の前のおじいさんは一人だけで、周りには 仲間のような人は見かけませんでした。
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私はあげますよ。 実は物乞いをするだけでかなりの収入があるものなんだ、と書く人がたくさん出てくるでしょうが、そんなことは承知の上です。 >お金を渡す事は、その人にとっても良い事ではないのでしょうか? 良いことでしょう。お金をもらって困る人はいません。 その人を甘やかすことになるんだ、という理屈も成り立ちますが、そんな持って回った理屈で「厳しい」態度をとるより、小銭をあげて「ありがとう」といわれる方がよっぽど気分がいいです。 大体、物乞いを見えないふりして、シカトして歩くのは、かえって疲れます。 厳しさを見せるのなら、こんな方法もあります。 ある国で見かけたのですが、若い物乞いのお兄さんが、中年のおばさんにお金をねだっていたのです。おばさんは、ギロッとにらみながら、「あなた、若いんだからちゃんと働きなさい」と、一言お説教をして、お金をあげていました。 一人にお金を上げると、わーっとたくさん集まってきてしまうようなところもあるそうですけどね。 それは、確かにちょっと困ります。 なお、往来で財布を出すのは、要注意です。 旅行のときは、危険を分散するという意味でも、現金をいくつかに分けて持ち、そのうちのひとつを小銭入れにするとよいとおもいます。 ロマの人たちはヨーロッパのどこでも出会うことができます。 ご覧になった人たちがたぶんそのとおりロマの人たちでしょう。 子供もいますよ。 私には、なんとなく顔つきが違うように見えるので、わかると思っていますが。 >ジプシーには気をつけて これ、旅行ガイドなどにも良く書いてあります。ご丁寧に「ジプシーは差別用語だ」とことわった直後に、「ロマに気をつけろ」と書いてあるのを見たことがあります。 ロマ=犯罪者集団、みたいな書き方こそ、差別の見本みたいな態度だと思うのです。 私は、特定の民族や国籍をあげつらって、犯罪者呼ばわりする言い方は大嫌いです。
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大人の物乞いはほっときます。 子供の物乞いはお金のかわりに、出国前に100均でいくつか仕入れていった ボールとかノートと鉛筆とか、ちっちゃなクレヨンとかをやります。 「自分にもくれ」と言われたら持ってる奴を呼んで「みんなで使え」といいます。 発展途上国なんかではしばしば周りの子供を巻き込んで にぎやかなキャッチボールやプチお絵描き大会になります。 わたしはそれを見てニヤニヤしながら、 いつかその文化的な興味が彼らを救うことを祈りつつ 静かにその場を立ち去ります。 自己満足の偽善なんですけどね。 旅行者として面倒に遭うのが宿命なら、楽しんでやろうと思って。
お礼
ありがとうございます。 荷物になるものはなるべく持って行きたくないので キャンディーなんかは良いかもしれませんね。 私も偽善だとは思うのですが 自分がいかに幸せかってのも痛感しました。
ヨーロッパの事情はよく知りませんが、 インドあたりに行くと乞食だらけだったりして、 日本人というだけでみんな寄ってくるし、 一人にあげたら「俺にも」「あいつにやってなぜ俺にはくれない」と 数十人くらいに詰め寄られることもありますし、 そうならないときもあります。 あちらでは、「富むものが富まざるものにほどこしをするのは当たり前」 という文化があって、もらっても礼も言わない、感謝もしないと いうのがあり、逆に「貧者に施しを与えるのは富者に功徳を積ませて やってるのだから、逆に感謝してもらわなくては」というような 考え方まであります。 ヨーロッパも多分似たようなものだと思いますが、 結論からいえば、そのような事情をわきまえた上で、 質問者さんがあげたければあげればいいし、 あげたくなければあげなくても恥じることはない。 ということでいいと思います。 なんなら、一つの経験として小銭を大量に準備して、 そこいらじゅうの人に分け与えてもいいのですよ。 それはそれで一つの経験ですから。 もちろん、あげたい人にだけ、こっそりあげる。 というのも悪くないと思います。 旅先で見知らぬ旅人に柔和な笑顔を向けてくれた お礼と思えば安いものです。癒されますね。
お礼
ありがとうございます。 インドはすごいみたいですね…。 行ってみたい国ではあります。群がるようなら 誰にもあげるべきではありませんね。 こっちもスッカラカンになってしまいます。 >あちらでは、「富むものが富まざるものにほどこしをするのは当たり前」 という文化があって、もらっても礼も言わない、感謝もしないと いうのがあり、逆に「貧者に施しを与えるのは富者に功徳を積ませて やってるのだから、逆に感謝してもらわなくては」というような 考え方まであります。 嫌な考え方ですねぇ…。寄生しているようです。 貧乏旅行にこの先もなると思うので私にも全員にあげる 余裕なんてまったくありません。 ボランティアや支援に行くのではないのですし、 やはり基本的には無視しないといけませんね。 「子供でも大人でも、しつこく物を売ろうと付いて来る 人に感心を持ったり、話しかけたりしないこと。」 「後でね」なんてあしらうと、ずっと付いて来るから 絶対に言わないで下さい。と知人はガイドさんに言われたらしいです。 友人も買わなかったら「ケチ」と言われたらしいです。 厚かましいのは嫌いです…。 今回は、あのおじいさんだけが心にひっかかるので 質問しましたが、基本的にやはりお金はあげない事にします。
- dogday
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悪いことではありませんが、いいことにも使われない上に、あなたに迷惑がかかります。他の物乞いがやってくる堂々巡りです。 彼らは物乞いが職業なんです。だからあなたから貰っても感謝しませんし、くれなくても気にしません。 誰かがくれるから、物乞いで生活をしていて、みんなの持ち回りで彼らを食わせているから、のたれ死にや死にものぐるいの犯罪を防いでる。 そういう循環社会で、狩猟民族で一神教の地域政治みたいなものです。 お金をあげたから裕福になるわけでもないし、あげないとがんばって働く訳でもありません。働けないから乞食という仕事をしています。 可哀想と思うのもあなたの目線が高すぎますし、自分がケチというのも乞食を喰わす責任もないので卑屈になることはありません。 そういうものだと納得するしかありません。恵まれない人は恵まれないのだし、私たちは彼らを養う財力はありません。自分が比較的恵まれたことを感謝するしかありません。 私は、暇つぶしにホームレスに恵むことがあります。楽しませてくれればその対価を払う大道芸人と一緒です。 イギリスで2ポンドあげたら、コーヒー2つ買ってきて、ひとつを自分にくれたのには驚きました。その程度にしか必要じゃないのです。 しょうがないからもう2ポンドあげました。だまされましたw 子供には、お金をあげないようにしています。お金は親に取り上げられてしまうからです。 かわりにいつもお菓子を持ち歩いて、アメとかをあげます。お金より本当に喜びます。 漫画家の西原理恵子さんに習いました。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、物乞いが職業なんだからその場では お礼を言っても心底の感謝ではないでしょう。 ただ、お年寄りの物乞いの多さは何だか複雑な気分でした。 そして質問欄で書いたおじいさんは特別ひっかかります。 もちろん、卑屈にもなっていませんし養う財力なんて とてもありません。いわゆる「慈悲」として小額で、 何か食べて下さいという感覚です。 若者はまだまだ体力もあるし、働き口も頑張って探して欲しいです。 子供がせびったお金は親に取られると思うので 私もお菓子で十分だと思います。
お礼
ありがとうございます。 ヨーロッパなので物乞いに囲まれるということは幸いにも なかったのですが、この先旅行する地域によっては 気をひきしめなければいけませんね。 スペインで女の子の物乞いにお金をしつこくせびられて 断ったら舌打ちされたことがあります。 すごく腹立ちました。こういう人には一銭もあげたくはないですね。 お金をあげるにしても、いくらぐらいあげるべきなのか 悩みどころです。フランスで電車内でアコーディオンを弾いた おじさんがお金を求めて来ました。(勝手に弾いてました) あげてない人もいましたが私は10セントだけ差し出しました。 けど、ケチかったかなぁ~なんて今となっては思います。 10円相当もらってもねぇ…なんて。私はお人好しですかね。 純粋に、あのおじいさんには頑張って欲しいなと思いました。 すごく素敵な笑顔だったので忘れられません。