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この本のタイトルは?エレベーターの世界
中学生のときに学校の図書館で読んで、今なお強く脳裡に焼きついている作品です。 30~40分程度で読了できる短編だったはずです。 内容は以下のような感じです。 時は三次元的に発展を遂げた、超超高層ビルが林立する未来の地球。 一つのビルがもはや一つの都市のような存在に発達しており、その高さは人間の足で上り下り出来るようなレベルではなく、人々は現代の電車のような位置づけにあるエレベーターでビルの中を上下に移動する。 そのようなエレベーターには当然座席がついており、時には「エレ弁」なる弁当を長いエレベーターの旅の間に食べたりもする。 こういった状況の中、無謀にもエレベーターを使わずに階段を使い、一歩一歩ビルの屋上を目指す男がいた。 その男は物語の語り手を含めた数多くの出会いを重ね、人々の心に衝撃を与えつつ、階段の旅を続ける。 そしてついに男は屋上にたどり着く。 男を迎える群集たち。 達成感に酔う男であったが、群集はそれだけでは満足できなかった。 そして・・・・ この作品をもう一度手にとって見たいのですが、作品のタイトルも作者も覚えていません。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、タイトル, 作者をお教えいただきますようお願いいたします。
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- o-men
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多分 眉村 卓さんの「通りすぎた奴」だと思います。 自分が持っているのは徳間文庫の「73日本SFベスト集成」に収録されていましたが眉村卓さんの短編集を探せば見つかると思います。
お礼
眉村卓さんの作品は、他に「時の旅人」くらいしか接する機会がなかったので、これを機にいろいろ読んでみたいと思います。 ありがとうございました。
- bumin
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う~~~ん!!懐かしい ”通りすぎた奴”ですね、著者は眉村卓です 今は絶版になってしまいましたが、下記の物は入手できると思いますよ 発行元●全国学校図書館協議会 本体価●184円 サイズ● NDC分類019 ISBNコード4-7933-8032-8
お礼
学校の図書館で読んだのはペラペラの冊子だったので、まさにこれだと思います。 Amazon.comで検索したら出てきましたので、早速入手したいと思います。 安価なので、2, 3冊購入しておいて、親しい人に譲ったりしようかな。
お礼
間違いありません!「通りすぎた奴」 これを見た瞬間に思い出しました。 数年前、ヤフーの掲示板で同様の質問をしたのですが、「そのような内容ならば筒井康隆っぽい」という見当外れの回答しか頂けませんでした。 これで長年抱いていた疑問は氷解です。 ありがとうございました。