マックで作成したイラストレーターのデータをウィンドウズで開く際のフォントの互換の問題を効率よく解決するには
会社の仕事でアドビイラストレーター(Adobe Illustrator)を使い画像を作ることがあります。
その際、外部のデザイナーにイラストレーターでのデータの作成を依頼することがあります。
会社で使うパソコンはOSがウィンドウズXP、イラストレーターのヴァージョンは「10」と「CS2」とがありますが動作が比較的軽い「10」のほうを主に使っています。
委託している外部のデザイナーはマッキントッシュを使っており、イラストレーターのヴァージョンは「CS2」です。
デザイナーの方がマックで作成したイラストレーターのデータをウィンドウズで開く際、アウトライン化されていないフォントについて、
「フォントの問題
GothicMB101-Ult-83pv-RKSJ-H:
所在不明のフォントは、初期設定のフォント…」
のようなメッセージが表示され、マックで指定したフォントが適用されない状態で開くことになります。
ですが、ウィンドウズのパソコンにも該当するフォントは入っており、「文字>フォントの検索・置き換え」でフォントごとに一括して該当するフォントに置き換えてあげています。
例えばウィンドウズ側で「A-OTF ゴシックMB101」と言われるフォントはマッキントッシュでは「GothicMB101」という表現で指定されるらしく、イラストレーターがファイルを開く際自動で該当フォントに置き換えてくれるという事はやってくれないみたいです。
使用されているフォントの種類がひとつのファイルにつき20種類くらいあり、しかもそういうファイルが複数入稿されたりするため、ウィンドウズにあわせてフォントを置き換えていくだけでも相当の手間になってしまいます。
どうやらウィンドウズとマッキントッシュとで同じフォントを指し示しているのに言い方が違うらしい(マックではローマ字らしくウィンドウズでは日本語らしい)。なので、マックで作成したデータを開く際に、一度フォントの指定をウィンドウズ側でやり直さなくてはならないという手間が増えてしまっているのです。
フォントの問題が起きないようにアウトライン化されたデータでも入稿してもらっていますが、文言や数字など細かい修正が入ることが多いためできればアウトライン化されていないデータがスムーズに開ければいいのだがと考えています。
マッキントッシュで作成したイラストレーターのデータをウィンドウズで開く際にフォントの置き換えの問題が生じないで一発でキレイに開けるようにする方法、または、マッキントッシュで作成したイラストレーターのデータをウィンドウズで開いた際にフォントの置き換えを一発で行えるようなプラグイン、など、よい方法や良いものがあれば是非お教え願えたらと存じます。
文字のアウトラインをあらかじめ作っておいてもらうとか「文字>フォントの検索・置き換え」でフォントを一種類ずつ置き換えていくとかウィンドウズにたくさんのフォントデータをインストールしておくとかの方法によりデータの互換そのものは取れます。
が、効率が悪いのでより手間が掛からない方法はないかなという趣旨の質問だとご理解ください。
よろしくお願い致します。