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虫歯の治療費・通院回数
前歯に4~5本に痛みのない軽い虫歯があります。 昨日歯医者に行ったらレントゲンをとって、歯石除去をしたあとに、 麻酔をして虫歯を1本だけ治療して、 他の歯は来週なおします。言われ次回の予約を入れさせられました。 そこで質問なのですが 同じ部分(前歯だけ)の1日で治療の終わる軽い虫歯って 1度に治療してもらえないものなのですか? (何回くらい通わないといけないのですか?と聞くと何本もあるのでちょっとわからないといわれました。) たくさん通わせるようにそう言われたのか、本当に1度では1本しか治療できない決まりでもあるのか・・・ ご存知の方、教えてください><
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それをウリにしている歯医者もいますが、実際はケースバイケースです。 昔はワンブロック法といって、歯列を上下・左右奥歯と前歯(両犬歯間)の6つに分け、それぞれの区分ごとに治療する事を多くの大学でも教えていました(今は判りません)。これは治療によって噛み合わせの狂いが出て、将来的に顎関節症になる危険を防ぐのが目的です。 今回の場合、歯石除去の後に治療したということからすると、かなりの時間が経っているはずです。 患者さん自信、長時間口をあけているのはかなりの負担になりますし、中には普段の噛み合わせができないほど顎が疲れている人もいます。 予約の場合は治療の予定とそれに必要な時間を取っています。そしてその基準は治療に要する時間と患者さんの負担です。 全身麻酔ではないのですから、負担はそのままストレスとなってリアルタイムで反応してきます。 負担が大きく、噛み合わせも完全でない状態で治療すれば、先ほど説明したような顎関節症などのリスクも高くなります。 さらに、長時間口をあけていると唾液などの分泌物が増えます。それは根の治療にあっては汚染の原因になり、詰め物では接着の妨害になり、また、不用意な嚥下運動やむせったりする原因にもなります。これらの不用意な運動は、時として重大な事故(エンジンによる損傷や異物による気管支炎や誤嚥など)の原因にもなりかねません。 顎の神経は奥歯から犬歯辺りまでが一つの束になっています。 幾つかの虫歯のなかに比較的深い虫歯がある場合、隣同士を治療していると、痛みが出てもどれが痛んでいるか判らなくなってしまいます。 そうなると判別に時間がかかったり、不要な治療を強いられる可能性も高くなります。 また、左右を一緒に治療した場合では、両方に痛みが出たら咬むところがなくなってしまいます。 「治療すれば痛くないのが当たり前」は非常識で、治療には必ず「予後観察」といって治療効果の善し悪しを判断する期間が必要なのです。 相手は人間、人は個人差で、反応も皆違う。歯を抜いても全く痛まない人もいれば、健康な歯の表面をブラシで磨いただけで痛みを訴える人もいます。だから個人(患者さん)を診るのなら、その反応を見るのが当然なのです。 歯医者を歯大工と言う人がいますが、大工さんも名工なら後で具合を確かめに来ます。昔「名コックは味見なんかしない」というとてつもなくマズイ店がありました。どんな仕事も結果の判定は必要だと思います。 このようなリスクとメリットの比較を行いながら安全に、且つ短期間で治療をするのが普通だと私は思っています。だからケースバイケースなのです。 また、保険診療の点数の取り方は基本的に一本ずつ治療しなければならないようになっています。文章では載っていませんが想定として一本(一症状)単位で考えられているのです。 昔は(例えば)麻酔などは一本ごとに請求できたので、日を替えて行けばそのつど請求できました。日を分けて儲けると言う根拠の多くはその時代のものです。 しかし、最近では(と言ってもずいぶん前)一月どころか1初診内では何度麻酔しても請求は1ブロック一回です。従って分けるだけ損になります。 また、再診料で儲けられると言う説もありますが、再診料は40点、麻酔は26~32点程度ですから、分ける事によるメリットは140~80円です。これと「回数が少なくて済む歯医者」或いは「その時間に別の患者さんを入れた方マシ」という利害を考えた時、どちらが得かを判断するのは個人の差でしょう。 私は分けるのは損だと考えていますが、得だと反論した人もいましたから、判断は任せます。 私のところには「早いのがウリ」の医院からやってくる患者さんも多いです。「一日で詰めて終わり…痛くてたまらないと電話したら、そのうち治るとしか言われない」。実際には神経が出ているのに詰めているだけ、治ると言うのは神経が死んで痛みが感じないからと言うわけです。 どれだけの治療期間が必要か…それはあくまでケースバイケース。その適否は、「なぜ治療を分けるのか」の治療説明を受けて判断すべきです。 聞いても説明がないのなら、それは問題外です。
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近年、歯科医が溢れているのはご存じですか。 歯科開業医の倒産や夜逃げの数は、コンビニの閉店数より多いともいわれています。 患者とは言っても要は顧客ですから、複数回通院させれば、その分の診療報酬も入ります。 診療時間や治療範囲の限定等と言って複数回にわける医院はとても多いですが、 虫歯は一度の通院で複数本を治せる方法もあるのです。 3Mix-MP で検索してみてください。 ごく少ない回数(1~3回)のみの通院で虫歯をほとんど削らず無痛で治してくれる医師会が出てきますから^^
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ご回答ありがとうございます。 3Mix-MP・・はじめて聞きました。 調べてみると保険がきかない治療なので 費用が高くつくようですね。 でも早く治したい人にはいいかもしれませんね。
- yuyuyunn
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こんにちは 保険の治療で決まっているような http://sanwa.okwave.jp/qa612117.html 噛み合わせもあるようですね http://sanwa.okwave.jp/qa4433348.html http://sanwa.okwave.jp/qa3275393.html
お礼
URL ありがとうございます。 同じように思う方がたくさんいるのですね。 参考になりました。
お礼
専門家の方からのご回答ありがとうございます。 とても詳しく、わかりやすいです^^ そうですね、色々症状によって理由があるのですね。 私の場合、全部前歯なので 1回の麻酔で虫歯になっている部分にはいきわたっているのだから 1度に治療してほしいのですが・・・ しかも、複数ある虫歯を1つ治して、また1週間開けて、 また来院して一つ治して・・・ なんて悠長なことをしていては、 せっかく痛みのない段階で発見した軽い虫歯も 本当に痛みのあるものになってきたら どうしてくれるのかという不安でいっぱいです。 やはり、いつかなるかもしれない顎関節症の心配よりも 今にも広がってきそうな虫歯を 先になんとかしてほしいです・・。 次来院した時にそのことも話してみます。