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肉食系=高血圧、高体温。草食系=低体温、低血圧
肉食系=高体温、高血圧 草食系=低体温、低血圧 って本当ですか?
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両極端な場合、とはじめにお断りしておかないといけませんが、概して、こういう傾向にあるのではないでしょうか。 心身が活動的でエネルギッシュであればあるほどネルギーの消費が激しいので失ったエネルギーを補充するには食生活も活発で肉食系の傾向があります。そうでないと活動的な体を維持できないからです。 覇気があって活動的な心や体は交感神経を緊張させてはじめて維持できます。交感神経の緊張は血管を収縮させ血圧を上げて筋肉など末梢へ血液を送り込みます。筋肉を使うと発熱し、体温は上がります。これらアドレナリンなどカテコールアミンの働きによります。 心身がゆったりしていれば、エネルギー消費もそれほど激しくはありません。そういう体調を維持するには小食ですみますし、肉食に走る必要もないでしょう。穏やかな体調は活動、興奮の神経である交感神経より休息、リラックスのための副交感神経の方が優位になります。 副交感神経が優位になるとリンパ球が増え、血管は拡張、血圧は下がります。血流量が増えますが、それが極端になると血管が拡張し過ぎて血液は澱み、血流が悪くなりますので、体温は下がります。これらはアセチルコリンの働きによるものです。 草食系の人は肉食系の人に比べると心や体も穏やかですが、それが行き過ぎると何事にも億劫になり、次第に覇気に欠けるようになります。