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ヴィンテージピアノのサウンドボードについて

日本やヨーロッパではサウンドボードはどんなにクラックが入っていても修理しますが、アメリカではことごとく新しいサウンドボードに交換されています。理由を聞くと沈下したサウンドボードでは音が響かないから交換するという回答が帰ってきます。日本やヨーロッパでは沈下していないサウンドボードを持った楽器だけを選び修復しているのでしょうか?どなたか詳しい方にご教示していただきたく…。

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回答No.1

この質問に回答が全くないのも納得できるようなむずかしい質問ですね。 アメリカではことごとく新しいサウンドボードに交換されるというのは全く正しくありません。私は以前に1919年製のNY Steinway Model O を持っておりましたが、それはしっかりリストアされていて、饗版は二ヶ所きれいに長く細い木材で補修されていました。そしてとてもすばらしくうつくしい音を持っていました。 サウンドボードを交換するかしないかは、饗版の「クラウン」がつくれるだけの張りがオリジナルの響板が維持しているかどうかの見極めにかかっていると思います。 ご指摘のように、再生するだけの価値がある「楽器だけを選び修復している」ということはもちろんあるわけで、価値のない楽器は捨てられてしまいます。 逆にいえば、古い楽器で今もその価値が評価されているというのは、そういう楽器だら残している、ということだと思います。

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