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90年代の邦画のような撮影法

このたび自主制作映画を作ろうと思うのですが 庵野監督作品『ラブ&ポップ』のような雰囲気を出したいのですが あの古っぽい(いい意味で)画質の映画はやはり機材の関係ですか? DVカメラで撮影されたということですがDVカメラだけで あのような雰囲気はでるのでしょうか? 説明不足で申し訳ありませんが回答をお願いします

みんなの回答

  • moviegoer
  • ベストアンサー率43% (13/30)
回答No.2

現在の映画撮影方法は、規格が乱立していてかなりの数の方法があります。 特に邦画の場合、制作費がないので、コストを下げてある効果を狙うという苦肉の策での撮影が増えています。 デジタル撮影は、そのひとつです。「ラブ&ポップ」は、現在では使われなくなってきたDVのスタンダードというデジタル撮影技術で撮影されています。要はSD映像のデジタル版です。これを劇場の大画面で上映しても映像として成立させるため、いくつかのアップコンバート作業を施しています。 2009年時点ですと、デジタルカメラの撮影はDV撮影でもHDがありますし、他にもF35やバイパー、レッドなど映画館で上映してもフィルムに近いクオリティが出せるようになってきています。 しかし、フィルム・クオリティにはまだほど遠い状態です。 よって、「ラブ&ポップ」よのうな映像を狙うには、当時の撮影環境に近づけるのが早い解決策だと思います。 まずは、スタンダードのDVカメラを探し(おそらく中古)、それで撮影し、後はイマジカなどのラボでアップコンバートするのです。 最近では、Apple のカラーなどのカラコレ用ソフトが発売されていますから、DVで撮影してFinal Cut Proなどで色をいじれば、結構狙った映像になると思います。

  • isoiso0423
  • ベストアンサー率64% (1125/1741)
回答No.1

劇場版、LD版、ビデオ版、DVDの初版やその後に出たもの(SR版?)とでは画質にかなり差があるようです。 アマゾンのレビューを読むと、新しいものの方がよりビデオっぽい画質になっているとなっていますが、どれをご覧になったのでしょうか? ちなみにボクが見たのは劇場公開のみですが、この作品は当時発売されて間もなかったDVカメラで撮影し、35mmカメラでは不可能な構図や画角をふんだんに取り入れていていたことも印象的でした。 で、当然ながらDV→フィルムなのでアップコンバートのため画質は粗く、あるいみ生々しい感じにも仕上がっていたと思います。 はっきり覚えてませんが、撮影したDVの素材をハイビジョンかD1(フルデジタルで当時としてはクオリティがもっともよかった媒体で、スタジオがハイビジョンからフィルムへの変換にまだ対応していなかったのかも??)にコピーしたうえで、編集をして、完成したマスターはハイビジョン(あるいはD1)、それを35mmフィルムに変換したと記憶してます。 ビデオ版を見た知り合いは、映画の質感はまったくなくなっていて、ビデオで撮影したままの状態に近かったと言っていました。 ということで、どの媒体で見たかで、画質はまったく違った印象のようです。 ”古っぽい”とのことですが、ひょっとしたら劇場公開されたフィルムを元に、DVDなどにしたものがあるのかもしれません。もしもそれをご覧になっているのでしたら、DV→フィルム→ソフト化という工程を踏んでいることで、”古っぽさ”が出ている可能性が高いです。 ただDVカメラでも、フィルム効果といって、映画のフィルムぽく=やや古っぽい感じでビデオほどくっきり明るい画質ではなくなる、方法があるので、試して見てはどうでしょうか? フィルム効果、F効果、フィルム・グレイン、フィルムの質感、などのキーワードで検索すると、その方法が見つかると思います。