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ハードボイルドって何?
文字通りの質問なのですが『ハードボイルド』の意味がよく分かりません。 その手の本も、おそらく読んだ事がないとは思うのですが・・・ よく耳にするこの言葉、 要するに簡単に説明してしまえばどういう事なのですか? どういった内容の物を、そう呼んでいるのでしょうか? 教えて下さい。 よろしくお願いします。
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既に1番の方が回答されていますが。 本格派は、謎解きに重点を置いていますね。探偵も知性に頼り犯罪を解決します。社会派は、謎解きもありますが、その犯罪の背景になっている社会問題等が、重視されていると思います。 これらに対して、ハードボイルドでは、主人公である探偵、警察官等は、知性ではなく、行動で犯罪を解決します。もろに体力、物理力つまり暴力ですね、これを主として用いて犯罪を解決します。もちろん、謎解きの楽しさも含まれているのですが。 このハードボイルドの主人公は、血も涙もない冷酷な人物が主人公に設定されていることが多いみたいです。まさにハードボイルドの名前通りです。ただ、実際には、それだけではおもしろくないので、やはり人情味も加味された人物が主人公の小説が人気があると思います。 日本物での代表作は、大沢在昌さん、大藪春彦さんのものが有名だと思います。本場のアメリカものでは、やはりチャンドラーさんのが有名だと思います。 いつもレインコートを着ていて、雨がよく降り、よけいなことを話さないのが主人公という印象を持っています。
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語り口が一人称(自分の視点のみ)である事がハードボイルドの大前提なのではないかなぁ?と思います。 ちなみに私は北方謙三さんのみで、40冊家にあります。神尾シリーズというのが一番好きです。元船乗りがわけあって、探偵に・・・という話です。 日本が舞台なのに、拳銃なんて滅多に使っちゃいけません。あくまでも戦うときは、コブシのみですね。 北方作品では・・・ 車は止まっているのではなく、うずくまっている。 女性と寝るのではなく、ころがすのです。
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回答ありがとうございます。 >語り口が一人称(自分の視点のみ)である なるほどねえ・・・・ >車は止まっているのではなく、うずくまっている。 女性と寝るのではなく、ころがすのです。 面白い! 面白いですねえ~~~ 笑ってしまいましたよ! ( ̄m ̄*) 北方謙三、一度読んでみようかなあ~~~ ブックオフに行ったらいっぱいあるし。
- naochannnn
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ドラマで言えば「あぶない刑事」みたいなものを ハードボイルドというらしいです。特にたかやまとおおした。
お礼
回答ありがとうございます。 おおおおっ!! 『あぶない刑事』ですかっ!!! あれをハードボイルドと呼ぶすると、何だかハードボイルドに気の毒なような・・・?! (-_-;)
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
ハードボイルドて聞くと、G-メン75しか 思いつきません。 この言葉、古すぎるんでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 G-メン75ですか。 古くないですよ、十分に分かります、分かります! あれに出てくる裕次郎やその他のキャストの面々のキャラクターが、ハードボイルドって感じなんですね。
- mizumi0100
- ベストアンサー率38% (5/13)
下のお二方がハードボイルドの言葉について解説されていらっしゃるので、 私は実際の本の紹介を… レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」 ダシール・ハメット「マルタの鷹」 を是非読んでみて下さい! これぞハードボイルドの王道。 国内物だと 大沢在昌、北方謙三が有名だと思います。 私のイメージは熱くて渋い男が出てくる本ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 大沢在昌、北方謙三、両氏の名前は、よく耳にし目にしますね。 有名ですよね! そういえば、友達から『新宿鮫(?)』の本が面白いからと薦められた事がありますよ。 バードボイルドに対する私のイメージは、 『ロングコートを着て襟をたてている』『バーボンをロックで飲んでいる』という感じでしょうか。 あと声が低い事!
- yayosuke
- ベストアンサー率29% (51/172)
参考URLに詳しく(?)ありまーす(>ο<)
お礼
回答ありがとうございます。 なかなか難しい表現ですよねえ・・・ 冷酷?非常? うーん・・・・・・そんな男が中心として出てくる小説か・・・ まあ、一度読んでみようっと。
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
玉子を固く茹でると掻き混ぜられない。 玉子を「掻き混ぜる」ことを英語で 「beat」といって“殴る”ことも beat といいます。 そのことから相手が殴ることができない男を“ハードボイルド・ガイ”と呼んだんですね。 その意味から“強い男”とか“頑固な男”という悪い意味だったんですがだんだんに意味が広がって、“ハードボイルド”が“非情な”とか“妥協しない”とか“情にほだされない”とか“世間ずれした”とか“強硬な”とか“血も涙もない”とかいう意味になったようです。 そういった人物が出てくる小説や映画を今では「ハードボイルド」と呼んでいます。 しかし実際にはそんな感じでなくても適当にハードボイルドと呼んでいることもあってあやふやになっていますね。
お礼
回答ありがとうございます。 色んな意味を持っている言葉なのですねえ・・・ 最後の、『しかし実際にはそんな感じでなくても適当にハードボイルドと呼んでいる』 には、笑ってしまいました!! そういった人物が出てる(?)『男はつらいよ』もある意味、ハードボイルドなのかも? ちょっとちがうか?! f(^ー^);
お礼
回答ありがとうございます。 一口にハードボイルドといっても、やはりキャラクター的に色んな作られ方がされているのですね。 >雨がよく降り・・・ あ、何となくそれって分かるような気がする! ゴルゴ13なんかはハードボイルドなのでしょうかねえ? よく知らんけど・・・ (^◇^;)