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下剤について ラキソセリン等
下剤について ラキソセリン / センノサイド / アローゼンの腸に対する作用と薬の分類を教えてください。
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- SAT40
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#2です。 ラキソセリンは塩類(えんるい)下剤の種類に分類されます。塩類下剤は、腸内で水を吸収して膨張し、そこに一緒に存在している食べ物にも水を充分に含ませる作用があります。この作用は強く、例えば消化管の検査の際、事前に胃腸の中をすっかりときれいにしたいときなどにの使用します(正真正銘の「下剤」です)。 一方でセンノサイド系の作用は緩和で、これは腸の中でふくれあがるとかそういう作用ではなく、小腸で吸収されて一旦血液の中に入った後で大腸に運ばれて結腸を刺激するといわれています。 大まかにはこんな感じです。もう少し詳しく記載も出来ますが、多少難解になってしまうので、この辺で一旦ストップさせて頂きますね。 何かご質問等ありましたら補足お願いします。
- SAT40
- ベストアンサー率39% (178/450)
薬剤師です。書けばきりなく書けますが、簡単に述べますね。 ラキソセリン:成分をビコスルファネートナトリウムといいます。大腸の中の細菌で代謝されて効果のある成分に変えられていきます。作用的には腸の蠕動を活発にしたり、腸からの水の吸収を阻害して便を出やすくするお薬です。 センノサイド:センノサイド自体が薬効を現す成分名です。これも腸の蠕動運動を活発にすることにより便の排泄を促進します。 アローゼン:センナという生薬の抽出成分で、複数の薬効を現す成分が含まれています(センノシドもその一つ)。そのままの形で大腸に到達して腸内細菌によりレインアンスロンに変えられて、瀉下作用を発現します。その他の成分レイン,アロエエモジン,センノシドC等は瀉下作用を増強するとされているます。また腸管の水分及びNa+の吸収を阻害する。収縮を減少して緊張を低下するなどの作用によって便の排泄を促進します。 こんなところでいかがでしょうか?まだ追加が必要であれば補足お願いします。
補足
実は、ラキソセリンは、大腸への刺激が強いので、センノサイド アローゼンを使うほうが良いと言われたのですが、その根拠を知りたいのです。
- kawakawa
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どれも大腸刺激性下剤に分類されるのではないですか? ラキソセリン(ピコスルファートナトリウム)もセンノサイド(センノシド)もアローゼンも,大腸菌によって分解されて活性化されることで,大腸の腸管蠕動をさかんにするものですよネ。 腸管蠕動を亢進するのは,大腸粘膜とアウエルバッハ神経叢に作用するからですよネ。 さらに水分吸収の阻害も引き起こすので瀉下作用が高まるのではなかったですか? 以上kawakawaでした
お礼
昨日PCが調子が悪くすぐに返事がうてませんでした。 ありがとうございました。 ラキソセリンは、大腸への刺激が強いといわれ、センノサイドアローゼンを使うよういわれ、その根拠が知りたいと思ったのです。その件で、情報ありましたら教えてください。
お礼
ありがとうございました。 長期に使用するとすると、やはりセンノサイドけいのほうが、いいですね。わかりました。