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鉄道に詳しい方 教えてください
鉄道に関する雑誌なんかで、よく電車の交番検査というのを見かけますが、その検査内容に絶縁測定というのがあります。、これは、どういう目的で、何のために行うのか ご存知の方がおられたら教えてください。
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簡単に一言で言えば、漏電していないかを調べています。 通電しないといけないところは通電しているか、また絶縁していないといけないところは絶縁できているかを調べます。基本的には対象物とアース(グランド線)との絶縁値を測定します。 絶縁材やケーブルなどが劣化してしまうと流れてはいけないところに電流が流れてしまいます。これを短絡(ショート)といったりまたアース(グランド線)につながってしまうと地気するといったりします。こうするとグランド線を通じて電流が逆流し、機器を損傷するおそれがあります。 またAという継電器に印加されているとBという継電器は動作しない、というような制御になっている場合、絶縁不足で地気してしまってグランド線からA継電器が印加された状態になってしまうと、動作すべきはずの機器が動作しないこともあります。逆に動作しないはずの機器が動作することにもつながりかねません。 絶縁測定は非常に重要な検査項目です。許容範囲内に絶縁抵抗値が収まっていなかったらどこに原因があるか徹底的に調べる必要があります。 なお絶縁測定は車両検査独特の検査ではありません。電気機器の測定として一般的な方法です。
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- hdmkm
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絶縁測定の主な目的は漏電による火災や感電のを防止することです。 これは、一般の電気設備と何ら変わることなく、絶縁が保たれているかどうかを直流電圧による電流で測定します。 また、電車の絶縁測定は無軌条電車運転規則(法律)の車両の全般検査(第19条)により定められいます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E7%B8%81%E6%8A%B5%E6%8A%97%E8%A8%88 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25F03901000092.html を参照して下さい
お礼
ありがとうございます。法律の検査項目で決められていたわけですね。納得できました。
お礼
詳しくご説明いただきありがとうございます。絶縁測定って電車だけのものではなかったんですね。勉強になりました。