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ステージモニターどーすりゃいいの?
皆様こんにちは、色々検索していたら、ここにたどり着きました。ステージのモニターについて教えてください。 素人バンドの専属素人PAをやっているのですが、ステージのモニターって、どんなバランスで出したらよいのでしょうか、 1.プリフェーダーで出すか、ポストフェーダーで出すか? 2.今のところ、機材の関係でモニターの送りは2回線で、ドラム以外の 音を適当にミックスして送っています。これで良いのでしようか? 3.このモニターの環境ですと、プレーヤーの要求に答えて行くと、どん どんモニターの全体の音がおおきくなり、ハウリング・・・そして音 量を下げる、聞こえないの繰り返しです。やはり各プレーヤーごとに 別々にモニターの回線が必要なのでしょうか? 4.仮に各プレーヤーごとにモニター回線が取れたとして、個別のモニタ ーにはどのようなバランスの音を送れば良いのでしょうか、是非教え てください。 よろしくお願いします。
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No.3です。 まぁ、余計なお節介な面も多々あるんですが… 素人バンドステージを素人PAでやる時は、PA担当としてとにかくなんとかしたいのは 『いかにステージ上の楽器音を減らすか』 です。 素人バンドが例えば「モニターのボーカル上げてくれ」と言う時に、モニターのボーカルの音が本当に小さくて聞こえないことは、8割方はありません。 モニターのボーカル音が小さいのではなくて、ステージ上の他の音が被さるので相対的に聞こえないだけの事…の場合がほとんどです。 なので、特にギターやキーボードのアンプの音を以下に下げさせるか…が、モニタースピーカの調整より遙かに重要です。 ただ、特にギタリストには、演奏のそのものの技術自体はプロ並みでも、てめえのギターアンプの音に異常かつ不必要なこだわりのある奴が非常に多く、自分のステージアンプの音が気持ちよく聞こえることが、観客席用も最優先という困った奴が多いのが辛いとこ(そういう奴は、いくら言い聞かせても自分のアンプだけ爆音にしたがる)ですけどね。 PA&観客席的には、別途音を録るライン(マイク含む)さえ確保で来てれば、ステージ上にはギターアンプなんか有っても無くても全く関係ないのですが、そう言って納得するアマチュアギタリストは絶対に居ませんので、とにかくなんとかしてギター/キーボードの楽器アンプを音量を少しでも下げさせる工夫が必要です。これも永遠の命題ですけどね。 また、モニタースピーカについては、特に素人PAでは、可能な限り ×「モニターをどこに置いてどう向ければプレイヤーによく聞こえるか」 ではなく ○「モニターをどこに置いてどう向けるのが、最もハウリングに強くモニターからの音量を上げられるか」 の方に主眼を置いた配置計画を立てるべきです。 で、もっとも音量が稼げるモニター位置/方向に合わせて、演奏者のステージ上での立ち位置を決める…くらいの心構えの方が良いのです。 とはいっても、ステージの演出やビジュアル面、物理的な機材位置の関係等もあって、PA側で都合の良いモニター位置/方向を変更せざるを得ないことは多々あるわけですが、それでも、「最も安全」を一度確認しておけば、「配置をどう変えたらどの程度危険が増すか」という感覚はわかります。これは結構大きい情報ですよ。 とにかく、なかなかそうもいかない場合は当然ありますが、「少なくともモニタースピーカ配置は、あんまり演奏者の都合に迎合せず、必要最低限しか要求を飲まないつもりで」…くらいが正解ではあります。 ドラムやベースには、「リズム隊が曲の構成を把握しておくのに最低限のギター/ボーカル等の音だけ」を与えておけば十分です。 上手いドラマー/ベーシストからは、実際そのことしか要求は出ないはず。まぁドラマーは「ベースは絶対に欲しい」と言う人は多いですけど、これはドラマーの座り位置がベースアンプの音から死角になってるのが普通なので、やむなしです。 ギターやボーカルについては ・他パートの音を欲しがる前に、自分のアンプの音を下げろ…と言いたい(^^ゞ ・実際は、ヘタほどドラムやベースは聞いてないので、最初から流さなくてもよいかもしれないくらい。 ・ただ、ボーカルは素人なら大抵はモニターが無いとまともに歌う技量もないので、そういう奴にはボーカルをモニター返すしか無しから ・ギターは、どうしてもアンプの音を十分下げないなら、いっそモニターからは一切出さなくても良いかも。そういうヘタギターなら、ドラム/ベースもそんなにアテにしないので、ボーカルから聞こえなくても影響ないのが普通 なんてとこですかね。
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- jf2nxn
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皆さん、同じようなことでご苦労なさってるんですね。ちょっと安心しました。 基本的にFBは(場合によってはPAの前音も)引き算だとどこかで読みました。 ある楽器が聞こえないといわれたらそのほかの楽器の返しレベルを下げてやる。 全体に聞こえないといわれたら、客席には十分出てるからといってもっと控えめに演奏してもらう。 あと、FB系にもGEQを入れて、ハウリングする周波数をガンガン切っていく。 FBは「よい音」である必要はないので、たとえ電話音質になっても大丈夫です。 あ、信号の取り出し口はプリ、エフェクトなしが基本ですね。 返しにリバーブほしがるようなVoは鼻で笑ってからちょっと混ぜてあげてもいいかも。 それぞれにモニタSPを置くとそれこそいろいろ注文が増えるので、 Vo用のコロガシとサイドフィルだけにして、細かな注文は バンドメンバー同士で調整してもらったほうがラクです。 デジ卓であれば、カンタンにプレーヤごとの別ミックス送り返しができますが、 自称「専属素人PA」とおっしゃってるので、そんな仕事は増やさないほうがいいと思います。 PAは客席の一番いいところを陣取るわけで、どうしたら客によい音を届けられるか、 客の代表のつもりでバンドメンバーにアドバイスしましょう。
- kenta58e2
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素人PA屋です。 1.については、基本はプリです。 プロならいろいろなパターンもありますが、素人の場合は「ポストにしたら、チャンネルフェーダー触るたびにモニターバランス崩れて、しっちゃかめっちゃかになるから!」と割り切って、プリ一本にする方が良いです。 あと、素人は絶対にモニターにリバーブ返したらダメです。素人ではハウリングマージン稼げず危険ばかり増します。 ただ、ど下手アマチュアボーカルほどモニターにリバーブ欲しがるのが、悩みの種ですが(^^; 2.は、まぁ相手もあるしセッティング時間の問題もあるでしょうから難しいところですが、理想的?には「適当にやっちゃダメ」ですねぇ。 ど素人ロック系バンドの場合は、ギターとボーカルだけ返しておけば何とかなる場合が多いですけどね。ドラムは生で聞こえるし、下手バンドほど身内内でベースは聞いていません(ちなみに、私はベース引きです(^^;)。 ボーカルは、ボーカル本人の問題と他のメンバーも歌詞で構成掴んでるケースが多いですから、ある程度は出さないと。 ただ、さきのペースの例のように、メンバーがあまり聞いてない(本人たちに自覚があるかどうかは別)パートは、なるべく抑えるかいっそ切ってしまう方が、モニターの余力が稼げてPA的には有利です。 3.については、素人PA永遠の命題ですが、要求もさることながら、さきにモニタースピーカの配置の見直しです。モニタースピーカの配置を適正にするだけで、結構ハウリングマージンは上がります。 その上で、2.でも書いたように、要求があろうが無かろうが、どうせ聞いてない音は下げてしまうことが有効。 ただ、メンバー側は要求したらそこに集中しているので、要求どおりにならないと不満ぶーぶーな場合が多いですから、そういう時は要求された直後だけちょっと上げてやって、納得したらこっそり下げるという技も。ま、上げたフリ作戦のバリエーションです。 また、要求で1つ上げたら、同時に別の音(必要な方の音)を下げて見せるのも手。で、「ほら、言う通り上げたらこうなるけど、どうする?」と逆にPA側から迫る。「そのままで」ならそれでよいし、「じゃ、やっぱり元に戻して」もありますな。PA側の思うつぼ。これもフリ作戦のバリエーション。 4.となっても、基本は2.3.の延長です。 素人PAの場合は、小出力モニターが他回線あるほうが、セッティングはしんどいですがハウリングマージンは稼ぎやすいです。 楽器隊のモニターは、スタンド使って思いっきり耳元に持って行く等の設置技バリエーションが使えますので。 下手バンドほど、そいつのモニターにそいつ自身の音を多めに返してやれば満足しますが、うまいバンドはサイドギターやベースを要求してきます(自分の音は要らないからってことすらある)。こういううまいバンドなら、要求通りやってもそうそうハウリングしない範囲で収まります。 なので、回線数が増えればこそ、演奏者の力量に応じた調整が必要になりますね。
お礼
kenta58e2様 大変詳しく教えていただき、有難うございます。 大変参考になりました。今後も色々教えて下さい。
- a_yn089
- ベストアンサー率50% (1/2)
まずポストかプリかですが、大抵は基本的にはプリで、REVなどエフェクトを返す際にはポストで返します。これは、MCなどでオモテのエフェクトのフェーダーを下げた場合、エフェクトが残らないようにするためですね。 要望に応えていって返しすぎでハウリングをおこす… これについては ●演奏者側に、回線が少なくそれぞれの要望には応えきれない可能性があることをあらかじめ説明しておく ●これ以上返すとハウると判断した場合はその旨を伝え、相談の上理解してもらう ●自分でもステージの音を聴きに行き、本当に聞こえていないのか、又は他の音が大きすぎて欲しい音が聞こえないだけなのかを判断する これだけでも随分改善されるんではないでしょうか。 あと、どうにもならない時にしかおすすめしませんが、「〇〇上げて下さい」と言われたとき、上げた"フリ"をする…案外気付かれません… 機材が足りない場合、小さい所では声・ライン物・極端な弱音楽器が返っていればどうにかなると思います。 ひよっこPA屋のタワ言ですが、ご参考までに。
お礼
a_yn089 様 回答有難うございます。 上げた"フリ"をする。も効果てきなのですね。 参考になりました。
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4208/8739)
はじめまして♪ 私も素人ですが、とある場所で、「一応返しておけば良い」と言うのを読んだ事があります。 しかし 別な場所では「もしもスピーカ-が一つだったら、客席に向けるより、演奏者に返した方がノリがよく、たとえ観客に聞こえなくても心は伝わる」みたいな事を読んだ事があります。 奏者それぞれの要求に対応出来る機材と技術があるのなら プロ中のプロ! ミキシングエンジニアの神です。 ドラム、ベース、ギター、ボーカルなど それぞれ理想の返りはちがうはずです。 だれにどの音をどういったバランスで流すかは、それぞれの奏者に合わせるのが良いのですが、素人ミキサーレベルでは たとえ技術や知識が有っても機材の制約で、みんなに同じ音を返すのが誠意いっぱいの場合も有ります。 私も本番前の2時間で奏者とまとめ役(プロヂューさー?)との間でスピーカー交換やアンプや配線の再設定と言う四苦八苦状態の経験もありましたが、最終的に客席向けと同じ音をハウリング調整して若干絞った音量で、同等スピーカ-からで 奏者から好評を得た事もあります。 個人の体験ですが、なにかの参考にでもなればと 書き込みいたいました。 ご健闘をお祈りいたします。 がんばてください♪
お礼
iBook-2001様 回答有難うございます。 私も演奏者とミキサーの両方をやることがありますが、なかなか大変ですよね。自分の音がどうなっているのか気になって演奏に集中出来ていない事があります。色々試してみます。
お礼
kenta58e2様 面白くて、ためになるお話有難うございます。 いつも一緒に遣っているバンドは、機材の内容とかも理解してくれているので、お互いに妥協しながら上手くやっているのですが、時々やってくる他のバンドの方々は、演奏修了後に文句タラタラで落ち込んでしまう事も良くあります。モニター聞こえなかったら合図くださいと言っても、何も無い、勝手に自分のアンプレベルを変えてある・・・ などなと、毎回悪戦苦闘でございます。 又、良きアドバイスお願いします。 有難うございました。