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どうして性器を見せてはいけないのか?
変な質問ですみませんが、昔から不思議に思っていることがあります。 ここのカテゴリーで良いのかどうか・・・。 前から気になっているのですが、 どうしてテレビや映画、雑誌などで性器を出してはいけないのでしょうか? 以前は陰毛も禁止でしたが、最近雑誌や映画などでは、その辺は緩和されていますけど。 わいせつ罪という法律もあって、公の場所での露出も禁止されていますよね。 体の中でどうしてその部分だけ特別なんでしょうか? 分かるような分からないような・・・。 別に、自分が露出狂とか、そういう映像が見たい(そういう気持ちがなくはないですが(^^ゞ)というわけではなく、どういう歴史があってそのようになっていったのかが知りたいです。 人間の本能の部分に関係しているのでしょうか? 社会秩序が乱れるとか・・・。 話が飛躍しますが、動物は裸のままで普通に暮らしていますよね。 絵画や彫刻、性器の形をした御本尊などは認められているし、海外では写真集などで写っていてもオッケーな国がたくさんありますよね。 人間社会で、いつから恥部という感覚ができたのか、僕にはとても不思議です。 人間もずっと裸のままで暮らしていたら、服なんてものは存在しなかったのかもしれませんよね。 気分を悪くされた方がいたら申し訳ありません<(_ _)> でも、真面目な質問です。 納得できる説明ができる方がいたら、教えてください。
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- dogday
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性欲は原始欲求なので、理性や知性を放棄するとされるため、いろいろな宗教で抑圧するように定めています。 日本の原始宗教的には、性に割と緩いのですが、仏教と儒教、密教などは禁欲が原則です。 性欲は煩悩であり、集中力を欠くもの=性欲を我慢すると賢者になれるという構図が生まれやすいのです。 実際の所は、権力者にとって家庭が大きくなると、権力者より家族を大事にしてしまうので、家庭組織の巨大化を防ぐ結婚出産抑制目的が大きいのです。 日本の一番の原因は明治政府が近代化の為に、一夫一妻などキリスト教に準じた社会制度を作ったためです。 それまでの一夫多妻制から一夫一妻を移行させるためには、男女を切り離して禁欲させないと、脱法した私生児が増えすぎてしまうので、性に関する情報を制限したのです。 そのなかで生まれた表現が「他者の欲情を催すもの」の制限。 他者というのがくせ者で、自分が全く欲情を催さなくても誰かが催してはダメなのです。 当時は憲兵が自主判断で逮捕、拷問死する時代です。憲兵が一人でも催したら何をされるか分かったものではありません。 本来は、文章と春画しか当てはまらなかったのですが、写真と映画の登場で「陰部って欲情を催す表現だよね?」と自主規制的に墨塗りをはじめました。 この方法は、現代もかなり近い状況になっています。 誰か一人が嫌な思いをしないために、市民が相互監視して、根拠のないルールを作る。公共マナーというものです。 シルバーシートの携帯電話も根拠がありませんし、シルバーシートは優先席であって、健常者が座ってはいけないシートとは鉄道会社も決めていません。エスカレーターの片側に立つルールも、製造メーカーからするとギアが片減りするので本当は良くないのです。 自主規制は日本人の特徴なのかもしれません。
- born1960
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人類最初のアダムとイヴの時代から、性器は恥部として認識されています。って・・・まあ、これは冗談ですが。 もちろん、旧石器時代か新石器時代かはわかりませんが、衣類というものが出来たころから、特に生殖器は「急所」として大事に保護されていたんだと思います。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 ・・・てことは急所を、たとえば雑菌などから保護するために衣類というもので守り始め、それが変化して、現在のような考え方になっていったってことなんでしょうかね。 なんだか、人間って不思議ですね・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 道徳って個人や状況や国によってまったく違う考え方(同じ考え方も多いですが)をするから複雑で、ご回答いただいた内容すべてを理解できたとは、はっきり言えませんが・・・すみません。 ですが・・・、 政治や宗教が絡んで、段々と今の状況になってきたのですね。 大勢の人間が快適に暮らすためのマナーを思いやるために「ルール」というものが生まれて、それを守る(あるいは強制される)ことによって、秩序が保たれているのが世の中、人間社会というものですから。 法律だってそうですよね。 時代が変われば、色んな決まり事も変化していく。最初は不信感を持っていても、慣れればそれが常識となる。 例えば、僕は煙草を吸いませんから、歩き煙草を規制する罰則ができればうれしいです。 あなたの言う通りです。 うまくお礼の言葉が伝えられなくて、申し訳ありません。 ありがとうございました!