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FFとGC

FFクリスタルクロニクルが春にGCで発売されますよね…。これって、どうしてプレステ2じゃないんでしょうか?なにか内輪な事情やらこれに関連した雑誌の記事等見かけたりと、なにかしらご存知の方いらっしゃいませんか?

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  • TK0318
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回答No.1

いろいろあるのです、いや本当に(笑) 話は96年ごろにさかのぼりますが当時スクウェアは任天堂の新型ゲーム機(当時は任天堂64)ソフト媒体をCD-ROMにするよう主張していました。しかし受け入れられずCD-ROMを採用したプレイステーションに乗り換えました。(97年1月31日(だったかな?)に発売したFF7が最初)これで当時ハード競争で任天堂、SEGAに負けていたSONYが一気に覇者になるのですが・・・それは別の話になるのでおいといて。 とまあ、(他にも理由があると思いますが)このような経緯で任天堂とスクウェアは完全に袂を分かちます。(実際96年5月以降任天堂系でゲームは出ていません)ワンダースワンにゲーム提供していたのもこれが理由です。2001年10月9日には(映画の失敗で)SCEIから約149億円の第3者割当増資を受けています。このときには「世界で圧倒的に普及しているプラットホームで、今はPS、PS2向けにソフトを出していくことしか考えられない」といっていたのですが・・・ 2002年3月9日に以下のような発表がありました。 スクウェアは開発子会社「ゲームデザイナーズ・スタジオ(仮称)」を今年度末から来年度早々に立ち上げ、任天堂の山内溥社長が200億円の私財を投じた投資ファンド「ファンドキュー」から融資を受ける。 (もちろんSCEIとも交渉済み) まあ、形の上では関連会社となっていますが^^; もともと拒否していたのは任天堂側なのですが(任天堂はこれまで、スクウェアの再参入を頑なに拒んできた、スクウェアは供給を再開したいと何度も打診してきたが、「そう簡単ではない。“シェアが上がったからこのハードで出す”という割り切りができる世界ではない」と言って断りつづけてきた)最大の理由はシェア低下でしょう。この当時Xboxが発売され(最新の統計では全世界で今年中にはGCを抜くといわれています)GBAの売上低迷に悩んでいた任天堂としてはキラータイトルを持つスクウェアは魅力です。(ゲーム界ではハードの利益率の低さを、ソフトの高利益率でカバーしています)これにより今回の発表となったのでしょう。で(やっと本題^^;)、GBA第1弾が先日GBASPと同時発売されたファイナルファンタジータクティクスアドバンスでありGC第1段がFFクリスタルクロニクスなわけです。 余談 この後、11月26日に突然スクウェアとエニックスが合併発表をしたわけです。ゲーム業界でもほとんど知らなかったという突然の発表だったようで・・・ 長くなりました^^;

hou
質問者

お礼

ははあ。マリオとクラウドの間にはそんな経緯があったのですね。(←個人的に任天堂とスクウェアというと一番にこれが思い浮かぶ私) 興味深いお話ありがとうございました。かなり参考になりました。

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