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旧約聖書の姦淫禁止について

旧約聖書はなぜ姦淫禁止を盛りこまなければいけなかったのでしょうか。教えて下さい。

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回答No.4

 「姦淫してはならない」はモーセの十戒の一つですが、他に「盗んではならない」や「殺してはならない」「偽証してはならない」もありました。  それで、難しく考えなくていいのではないですか? 「盗んではならない」や「殺してはならない」と理由は同じだと思います。放っておいたら社会秩序を保てないからです。  人が持っている物が欲しくなるのが人間です。放っておいたら、盗ったり盗られたり、社会秩序が保てません。人と互いに争うのも人間です。放っておいたら、殺し合いになります。  旧約聖書の時代には一夫多妻が公に認められていました。それでも結婚は契約でした。無秩序に行われることはありません。これといった避妊法も中絶法もなかった時代ですから、Sexは即、妊娠、出産に至ります。  女性の人権が認められていない時代ですから、既婚未婚を問わず、女性が夫以外の子を産んだのでは社会秩序が保てません。もちろん男性の勝手な論理です。たぶん、法律を作った人が自ら姦淫していたのじゃないかと思いますがね。昔も今も変わらないと思います。

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  • kawakawa
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回答No.3

イスラム教には豚を食べてはいけない・酒を飲んではいけないという戒律,ヒンドゥー教には牛を食べてはいけないという戒律がありますネ。 これらは寄生虫の問題や砂漠で酒を飲んで寝てしまったら命に関わるといったことから定められたものだと思っています。 同じく,キリスト教での姦淫の禁止,同性愛の禁止というのも書かれた当時の社会では広く行なわれており,それが性感染症等の問題を引き起こしたためではないかと思っています。 ローマ帝国の末期では,性に関して非常に乱れた状態であったのですから,それも影響したのかもしれませんネ。 領主による初夜権などは有名ですネ(領主は結婚を申請してきた男女両方の初夜の相手をする権利を持っていたというものです。新婦だけでなく新郎の貞操も奪われたのですネ)。 当然,性感染症は非常に多かったようですから。 公衆衛生的な見地からは個人的にこう考えています。 以上kawakawaでした

回答No.2

この手の質問は簡単ですが、答えは非常に難しく、恐らく一冊の本が出来るでしょう。ですから専門家の書いた本を図書館にでも行って調べられたらいかがでしょう。

  • BEL22
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回答No.1

私はクリスチャンではないのですが、学校がキリスト教だったので… まず、聖書というものは聖書に書かれているものをそのまま鵜呑みにしてはいけない書物です。あくまでも、一部の世界の一部の人間によって書かれたものだからです。かなり”理屈っぽい”です。特に旧約聖書は、比喩的な書物といってもいいと思います。天地創造における混沌とは、バビロン補囚となった人々の苦しみの状態を言い、本当に神が世界を作ったのだーとは言ってないんです。こんな感じで、”姦淫禁止”が示された十戒も、”我々”に向けられているのではなく、「神によって救い出された」イスラエルの民という限定された存在への神との約束なんです。で、イスラエルの民というのは様々な民族が集まっていて、十戒はその文化や宗教を一つにまとめる手段なんです。それを前提に「~してはならない」となってます。 で、聖書における姦淫ですが、これは買春や不倫を指します。これが書かれた時代もそれらはありました。当時は家や家畜や妻、つまり「家族」が男にとっての「財産」でした。また、買春はその人の性&肉体=人格を商品にし売り買いすることを言います。で、ここで姦淫する=最小単位の家族を奪う=神から与えられた賜物を破壊することになるのです。十戒の根本には、自分の命は与えられたものであって、自分のものではないという概念があるのですが、つまり買春や不倫をすることは家族、肉体、人格=与えられた命をモノ化することになるのです。10個すべてが一つなので”姦淫”だけを引き抜いてしまうと?となりもします。「殺すな」「姦淫するな」「盗むな」という順番ですが、すべてが命につながってるものなんです。そしてあくまでも”イスラエルの民”に向けられたものでした。 また、買春は当時もあって、むしろその場合はせざるを得ない弱い存在にある人間を守るための掟と考えてもいいと思います。時代がイエスやそれ以降に流れるにつれ、補足事項が増えて、姦淫は死刑などと変わっていきました。なので処女受胎したマリアはもう死刑ものだったワケです。 とノート丸写ししてみましたが…答えになってます? というか、カテゴリーがちがってきちゃったみたいで…スミマセン ちなみに、日本における性の変化は、「家」の概念が武士などの階級の中で生まれるようにいなって、「家」とそれを繋ぐ「血」を重要視し始めると 厳しくなったようです。夜ばいや、道ばたで突然娘を連れ去って結婚という大胆なものもあったようです。もともと日本は卑弥呼を始め、女性聖視の文化だったので女性の性はおおらかでした。厳しくなったのは江戸時代に入ってからでしょうか。

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