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パケット通信料のしくみ
携帯電話のパケット通信料というのは、なぜあんなに高いのでしょうか? 携帯電話の通信を行うための機械とかシステムとかの維持管理にお金がかかるのでしょうか? パケホーダイとかにすると1か月4000円ぐらいで使い放題になる、ということは、実際はそんなにかからないんじゃないの?とか思ってしまうのですが・・・ 友人の子供さんは、使い放題プランにしてなかった場合毎月何十万円分にもなるほどパケット通信を使っているとのことで、それでもパケホーダイに入っていれば4000円で済むっていうのも何か腑に落ちません・・・
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- fugen1996
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これはいままでネットを使ってきた上での自分なりの認識です。現実とは若干異なるかもしれませんが、ひとつの意見として聞いてください。 かつては時間課金が主流でした。データのやりとりの有無にかかわらず繋げている時間に比例して料金が増えていくやり方です。 このやり方だと接続時間を気にしながらネットをしなくてはなりませんでしたが、時間ではなくデータ量に応じて課金するパケット通信を採用したおかげで接続時間を気にしなくてもよくなりました。これはデータ通信を行い易くする施策だったと言えます。 その当時はメールの送受信や(データ量が小さい)携帯WEBサイトの閲覧が主だったので、パケット料金というのはそんなに大きな額にはならなかったはずです。 ですが、その後コンテンツは動画や音楽配信が充実してデータ量が大きくなり、キャリアのほうも通信速度をどんどん速くしていきました。 その結果、ユーザーが扱うパケット量は飛躍的に増大しましたが、パケット単価は変わっていないために下手をすると数万、数十万なんてパケット代の請求が来るようになってます。 キャリアがパケット単価を下げればいいと思うでしょうが、ユーザーが利用するパケット量が個々人でまちまちなため、適正な単価をキャリアは決められないでいると思います。ユーザーにおいてはそもそもパケットに関する認識が浸透しておらず、ウィルコムなどは携帯電話と比べて1/4といわれる格安のパケット単価を設定していましたが、ユーザーもそれが安いという事をよくわかっていなかったといわれてます。 そこで、携帯キャリアは「上限が○○円」というわかりやすいプランを表示するようにして現在に至っていると思います。
お礼
回答ありがとうございました。 すると、パケット通信料というのは普通のモノの値段のように「仕入れ値」「元値」みたいなのがあってそれに利益を上乗せして販売価格を決めているわけではなく、少ししか使わない人でもそれなりに料金を払ってもらえるような設定をしているために、たくさん使うと高額になる、というわけなのですね。 上限額とか使い放題の価格というのは、「どれだけ使おうと、これだけ払ってもらえれば十分足りる」というような感じの設定なのですね。 だとしたら、わざわざユーザーが申し込まなくても、使用量に応じて自動的に安い金額(単価)が適用されるような課金システムにしてくれたら親切だと思うのですが・・・それをやらないのはやっぱり、企業にとっては「うっかり使ってしまった」ユーザーからの収益が結構オイシイっていうのもあるんでしょうか。 とてもわかりやすい説明、ありがとうございました。