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「ストーカー」で最後に並べられた写真の意味。ネタバレ?

ロビン・ウィリアムズの「ストーカー」を観て来ました。 普通に暮らしている普通の人間が、いつ遭遇するかもしれない恐怖を描いたサスペンス、 「ルーム・メイト」とか「パシフィック・ハイツ」とか「ゆりかごを揺らす手」とか、 理解し易くて大好きです。 全編に渡ってよく理解できて楽しめたのですが、唯一最後に取調室に並べられた写真の意味が判りませんでした。 あれは不倫中のふたりを脅した時に撮った物なんですか? それにしては、意味不明なものばかりが写ってましたけど・・・。 彼は、いつ・どうしてあんな写真を撮ったんでしょう? そして、それらの写真を撮った意味は何なんでしょう? 最近めっきり「謎解き」ができなくなった私の錆付いた脳をサポートして下さい。

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noname#5179
noname#5179
回答No.1

ガソリンスタンドの店員とか、絆創膏とかのつまらないものは、写真に華をそえるのに、だれもとらない、って事をサイが言ってました。 何度もカメラを使っていくと洗練されたものしかとれなくなる?? だから撮りたかったのかな。 そして、自分でほとんど写真を撮ったことのないこどもはあげたカメラでそういうもの(ボールとか、長靴とか)をたくさん撮ってきた。 サイは現像のプロで、自分で写真を撮る事はまったくなかった。そういう意味でこどもと同じように初めてカメラを使ったので、洗練されていない、関係のないものがたくさんはいった写真になったのかな。 違う考えとして、「写真は人生で楽しい場面を切り取る」とかいう発言が冒頭にありました。楽しくない場面を撮るのは、写真を愛しているサイにはできなかったのかな。 ところで、最後の家族写真は、サイの夢?現実? 罪を償った後の、現実となってたらいいなあ。

kyoko-fanfun
質問者

お礼

早速のご回答を有難うございました。 なるほど、被写体として誰も注目しないような物=人間として誰からも注目されない自分 を引っ掛けた意味だったのかもしれませんね。 温かい家庭を知らないサイだったから、温かみのある写真を撮るということを知らなかったからこその被写体なのかも。 何だか凄く深い意味が込められてたんだなぁと思えて来ました。 でも、あれは不倫中のふたりを拘束した時に撮ったんではないですよね??? いつ撮ったんだろ。 > 最後の家族写真は、サイの夢?現実?罪を償った後の、現実となってたらいいなあ。 本当にそうですね。

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  • hatopoppo
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回答No.2

ネタバレです。。。 先に自分の部屋の備品の写真をとって、もう、フィルムには ふたりの姿はうつらないようになってたのではないでしょうか それでも、カメラはシャッターを押すことができ、 「シャッター音」や「フラッシュ」というカメラを凶器として ふたりを説教?したのではないか?とか思います スートーカーというタイトル(邦題?)は、全然ピンとこない 内容だと思うのですが たしか英語ではワンアワーとか書かれていたような・・・ サイは、自分で素敵な家族の一員となって 一枚の写真におさまりたいと思っていたので その家族の一人がおさまってる許せない写真を この世に存在させたく なかったのではないでしょうか??? 観客としては、あの最後の写真はきっとふたりが 写っていると思っていましたが そうではないという「アッと驚く結果」に サイならではの純粋さみたいなものを 表現したのではないかと思いました サイは誰かを傷つけたいとか思ってはなく 素敵な家族に憧れ、その憧れが大きくなりすぎて 暴走してしまった、というような表現に 監督のあたたかさというか、人間というもの の、もの哀しさがあるように感じました。 お役に(?)たてば。。。

kyoko-fanfun
質問者

お礼

ご回答を有難うございました。 > 「シャッター音」や「フラッシュ」というカメラを凶器として    ふたりを説教?したのではないか?とか思います なるほど、説教かもしれませんね。 サイにとって、二人が不倫してる現場を写真に収めることが目的ではなく、 「不倫なんかするべきじゃない!」と訴えたかったのかもしれませんね。 > スートーカーというタイトル(邦題?)は、全然ピンとこない内容だと思うのですが   たしか英語ではワンアワーとか書かれていたような・・・ はい、原題は「ONE HOUR PHOTO」でした。 私も、この程度なら「ストーカー」という程でもないのではと思いました。 > サイは、自分で素敵な家族の一員となって一枚の写真におさまりたいと思っていたので   その家族の一人がおさまってる許せない写真を   この世に存在させたくなかったのではないでしょうか??? なるほど、その意識の差異があのような写真を撮ることにつながったのかも。 > 観客としては、あの最後の写真はきっとふたりが写っていると思っていましたが   そうではないという「アッと驚く結果」に   サイならではの純粋さみたいなものを表現したのではないかと思いました 純粋さですか・・・汚れを知らない子どものような心という意味ですね。 > サイは誰かを傷つけたいとか思ってはなく   素敵な家族に憧れ、その憧れが大きくなりすぎて暴走してしまった、というような表現に   監督のあたたかさというか、人間というものの、もの哀しさがあるように感じました。 確かにもの哀しさは全編に溢れていましたね。 自宅も勤務先もいたるところが白・白・白。寂しい色でした。 ‘サイおじさん‘として家族と交わる空想を抱いた場面。あそこが一番虚しいシーンでした。

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