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カスペルスキーでゲーム中にキーロガー表示が出る問題とは?
- Windows Vistaでカスペルスキーインターネットセキュリティ 2009を使用している際に、ゲームをプレイしている間のみキーロガーの表示が出る問題が発生しています。
- カスペルスキーのプロアクティブディフェンスが「keylogger」というキーワードを検知しており、一分ごとに繰り返し表示されています。
- また、完全スキャンを行った際にはC:\Windows\ConfigSetRoot\sources\msxml6.dllに脆弱性が検出されましたが、これと問題が関連しているかは不明です。
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まず、MicrosoftXMLの脆弱性対応については、以下を参照。 http://support.microsoft.com/kb/924191/ja (マ社サポート-脆弱性の内容と確認) 上記は、セキュリティ修正情報(hotfix)の一部が適用されていない可能性があります。Windowsアップデートから入手するか、上記のサイトを確認し、適正なアップデートを早期にインストールすると良いでしょう。 続いて、 プロアクティブディフェンスに 「検知しました:keylogger」「終了できません:keylogger」 という表示は、ヒューリスティックスキャン(振る舞い検知機能のことで定義ファイルにない未知のマルウェアを検出するための機能)によってキーロガーに似た振る舞いをするプログラムを検出している物と思われます。即ち実行しているプログラムの一部にアルゴリズムがそれに似ているものがあるということです。 安全なプログラムであるならば、該当のプログラムをカスペルスキーの設定→オプション→脅威と除外→除外にて指定してやれば、この警告は出なくなります。ただし、その該当プログラムは対策ソフトの検査項目から除外されるので、必ずそれが安全であるかどうかを確認してから除外作業を行ってください。(分からない場合は、そのゲームの開発元に確認すると良いでしょう。たぶん今回は除外しても問題はないと思いますけどね) 尚、除外する該当プログラムは、 D:\Program Files\NEXON\TELSWEAVER\INPHASENXD.EXE になります。オンラインゲームはキー操作の情報をネットワーク通信に飛ばしますから、こういった警告が出ることがあります。 ついでに、パス情報が分からない人のために書いておきますが、 D:はドライブパスのこと。Dドライブ。\マークで区切りフォルダ名が続きます。\毎に下層フォルダに移動し、一番下のINPHASENXD.EXEがファイル・プログラム名です。 尚、通信(内部外部通信含む)などにも支障が出ている場合は、プロテクション→システム監視→アクセスコントロールの設定にて、プログラムルールを許諾してやれば通信などの不具合も解消するでしょう。 カスペルスキーは比較的こういった警告が多いセキュリティソフトですから、ある程度、使い込めるユーザーでなければ、こういった警告に悩まされるかもしれません。こういった挙動が気に入らない場合は、ノートンなど多少敷居の低いセキュリティソフトに落としても良いかもしれません。 まあ、他のソフトでもあまりヒューリスティックスキャンを軽くすると本当に検出しなければならないものを検出できなくなりますから、出るときは出ますけどね。
お礼
回答ありがとうございます! 詳しく書いてくださって助かります。 キーロガーに感染しているのかとも思いましたが、安心しました。 勉強になります。
補足
msxml6.dllのセキュリティ更新プログラムをインストールしたのですが、 カスペルスキーの完全スキャンでは脆弱性が検出されてしまいます。 放っておいても問題ないでしょうか? Windows Updateでは「Windowsは最新の状態です。新しい更新プログラムはありません」と表示されています。