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鉄道の謎7
ゲージ幅より電車の車体幅の方が広い気がするのですが、どうなんでしょうか? また、電車の片方に重量を集中させた時に電車が横転することは無いのでしょうか?
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ふつう、車両は横転しません。 案外、レールの幅は役に立っているのです。 ┗━━━┛ ←車体の下です _|_|_ ←レールです A_B_C ←説明のための記号です ここで、A=B=Cとします。 つまり、レールの幅は車体の1/3です。 話を簡単にするため、車両の重さがAとCの部分だけにあるとして、 このとき、もしもAの部分にだけすべての人があつまったとすると Aは30トン、Cは10トンとなります。 これは丁度釣り合います (AとCの部分の先端だけを比較すると1:2の距離ですが、 各部分の手前で比較すると、中心から0:1の距離になります。 大雑把に平均を取ると距離比は1:3です また、天秤の原理から距離が倍になると必要な重さは半分です) というわけで、 車体はレールの3倍の幅、 満員の乗客を端1/3に一気に集めるという極端な条件で 始めて片方のレールの重さがゼロになります。 普通、満員の乗客を3倍に圧縮することもできなければ レールの幅ももっと広めです。 ですから、大丈夫です。 ただ、車体が傾くことは良くあります。 一番多いのは、普通車が混んで寝台車の通路に立ち客が沢山 来てしまった場合のようです。
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- hyper_tora
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かなり昔になりますが、日当たりの関係で乗客が車両の片側に集中して乗車したために列車が横転した事故があったという話を聞いたことがあります。 しかし、現在の鉄道車両の多くは台車に空気バネを使用しているため、このような事故は起こらないでしょう。 空気バネは左右にかかる荷重に差があると、自動的にエア圧を上げたり下げたりして車体を水平な状態に保つような仕組みになっています。 特急列車などで普通車は満員でグリーン車はガラガラという光景を見ることがありますが、これも空気バネのおかげで車体の高さを一定に保つことができるので問題なく連結できるわけです。
お礼
有難うございます。 空気バネってすごいんですね。そういう役割をするとは知りませんでした。
- nenoneno
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おっしゃる通り、線路の幅(ゲージ)よりも車両の幅の方が広いですね。 重心を低くなるように、重たい機器は床下にバランスよく配置されていますから、多少偏っても大丈夫(な、ハズ・・・)です。 また、バランスを崩しやすい曲線区間はカントと言われる勾配がついているので少し重心が円の中心に向かうようになっています。 バイクで曲線を曲がる時に内周に重心を傾けるような感じですね。 参考になれば幸いです
お礼
有難うございます。 やっぱりちゃんと重量配分なども設計段階で計算してありますよね。(^^;
- 127
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幅は線路幅よりも車体幅の方が広いですよ。 線路幅はほとんどが1067mmですが車体幅は2600ミリ以上あります。 (例:JR北海道の新型電車789系のゲージは1067mmですが車体幅は2928mmあります) 横転の件ですが相当な事がない限りないと思いますが・・・。 そう言う事も計算した上で設計、製造していますからね。(たぶん・・・)
お礼
有難うございます。 やっぱり車体幅の方が広いのですね。 今日電車に乗っていて今乗っている人が全員片方に寄ると倒れないかな?っと思ったのですが、やはりちゃんと設計されていますよね。
お礼
有難うございます。 傾くことはあるんですか。僕は見たことありません。