一つの方法は、「もう少し大きくなると分かるわ」というものですが、あまり濫用してはなりません。或る程度、真剣に答えて、あまりに「何故、何故」が続く場合は、「今日のなぜなぜの時間は終わった」とか、上のようなことを言います。
しかし、近似的な答えを述べるのが正しいです。ただ、それはたいへん難しいことです。子供の「なぜなぜ」に答える、答えの本とかいうのが昔ありました。典型的な回答不能な、なぜなぜ、に対し、それらしい悪影響のない回答をして、子供を納得させるよういうような答えを集めた本です。
この場合は、新聞か雑誌か、本か、何か見本があれば、そこの文字・文章の一部を、紙などに書いて写します。元の文章を見せて、書き写した文章を見せて、よく比べてみて、同じようになっているでしょう? と尋ねます。
同じようだ、という回答があると、こんな風に、元の音楽を、機械が写して書いているの。というような答えをします。これは、紙に書いた文字で、音や音楽は写せないが、カセットテープの機械は、音を写すことができて、それで元のCDの音や音楽が、同じように、写せるの、というような感じの回答でしょう。
原理的にも、実はそうなのです。CDを再生して音が聞こえるのは、CD表面の反射度が違っていてパターンになっており、これを電気に直して、スピーカーで聞くと、そういう振動数の波の変化になって、音になり、音楽として聞こえるのです。
またカセットテープは、紙に文字を写したのと同じような話で、CDの音楽の電気変化のパターンを、磁気のパターンにして、磁気テープの上に、順番に書き込んでいるのです。磁気のパターンというのは、カセットのテープは、小さな磁石になる可能性を持った、金属の粒が塗られていて、この小さな金属の粒が、小さな磁石となって、その磁石の強さが、音楽の音の振動変化を、表現するのです。
つまり、鉛筆で、文字を書くと、濃淡が出来るように、磁石の強弱の濃淡を、テープの上に作っているのです。この磁石の強さ弱さのパターンを、また電気に変えて、スピーカーで流すと、音楽になって聞こえるのです。
お礼
皆さん、有難うございます。 失礼かもしれませんが、まとめてお礼をさせていただいでもよろしいでしょうか。 4歳の子どもでは、求めているのは、科学的な正確な解答というよりも、 探究心に対する満足感だと思うのです。 だから、理想は、No.5 98occoさんの言われるような、詩的な答え(すごく素敵ですよね。子どもの心に残ると思います。でも、そういう素敵な答えって、凡人の私では、なかなか出てこなくて、苦労します。)かまたは、No.2 maris sstellaさんが言われるような、近似的な答えです。 自分がわかっていることは、かみくだいて説明したりできるのですが、今回はまったく知らないことだったので、困っていました。 No.6 kyu piさんの言われていた、「○ちゃんはどう思う?」も、質問によっては、使います。面白い答えでてきますよねー。 今回は、No.2maris stellaさんに教えていただいた原理を基に、No.4 yasuosan 、No.7 atonさんの言われている感じで、答えようと思います。 それから、No.3 Stingreyさんへ 「紙コップ式蓄音機」教えていただいて有難うございます。 興味がわいて、検索してみたら、製作キットも売ってるようでしたので、買ってみようと思います。子どもと一緒に作ったら、面白そうで、すごく楽しみです! 科学的な正確な答えもわかったし、思わぬ収穫もあって、本当によかったです。 皆さん、有難うございました。