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輸入車の国際事情
私は国産車も輸入車も所有したことがあります。それぞれに一長一短があり、両方を味わえたことは素晴らしく楽しい経験でした。 よく輸入車は壊れると敬遠する人がいます。そんなに壊れるなら本国でも敬遠されると思います。 実際のところ、各国では嫌々ながら壊れやすい自国製の車に乗る人が多いのでしょうか? 日本車のコストパフォーマンスが優れているのはいうまでもありませんが、これほどまでに輸入車の比率が少ないことには、価格や品質以外にも様々な要因があると思います。なぜ輸入車は売れないのでしょうか?どうすれば売れるのでしょうか?個人的には十分、「一度乗ってみなよ」と薦められると思うのですが。 日本だけが特殊なのでしょうか?各国でも国産優先なのでしょうか?
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自動車関係の仕事をしています。 私の聞いた話では (1)民族性の違い (2)市場の違い が大きいようです。 (1)民族性の違い たとえばドイツ人などは 「1万個に1個位は不良品があっても良いよ」 と考える人が多いようです。 しかし日本人は 「1万台に1台不良品があってはならない」 とメーカーは考えています。 この様にドイツ人は「車は壊れる物である」が前提にあるのです。 (2)市場の違い 頻繁に車が壊れるため それを修理するための中古の部品市場が整っていて 日本とは比べ物にならないくらい修理代が安いのです。 なのでドイツ人は修理に対して敏感に反応しません。 「日本車を買っても壊れるよ、なら修理部品の安いドイツ車を買おう」 ドイツでの場合は、このように考える人が多いようです。 私が出張でドイツに行った時は、日本で売られているような ハイグレードなドイツ車を現地で見かけませんでした。 (田舎だったからかも知れませんが・・・) グレードの低い車を日本に輸入すれば 販売台数が増えるかも知れません。 しかしメーカーのブランド力や一台あたりの利益を考えると そのような販売方法に転換するのは難しいようです。
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- nekoppe
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>どうすれば売れるのでしょうか 1.日本車より価格もアフターサービスも安くする 2.日本車より故障率を下げる 3.日本仕様車を造る 日本車が欧米で売れる理由と同じです。 >各国では嫌々ながら壊れやすい自国製の車に乗る人 「悪くて高い」より「良くて安い」を選ぶのは欧州人でも同じ、過去には輸入台数の3%以内(仏)とか、年間3300台(伊)とか、総市場の10%以内(英)、というような事をして日本車が入れないような規制をしていました。今でも関税10%(日本は関税ゼロ)とかあります。規制がある事で日本車が入ってこなくても仕方がないと欧州人が認めているという事だと思います。 ※時間をかけて丁寧に造り、残業・夜勤・休日出勤・仕事の持ち帰り、等を日本社がしている以上にすれば、日本車より安くて良いとする事も可能かも知れませんが、欧州人が年間500時間(=3ヶ月)今より余計に働いて日本並、800時間(5ヶ月)以上は必要と思います。本当は日本では隠れ残業がもっと多いので過労死も起きます、欧州人から過労死が続出する位になれば競争力が付くと思いますよ。
お礼
そこまでやるとどっちが日本車かわからなくなりそうです。このままでいいかもしれません。ありがとうございました。
- asachan
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そもそも輸入車を購入する人の心理って、どのようなものなのでしょうか。 私はフランス車を好むひとりなのですが、昔からやれ電気系統が弱いだとか、オーバーヒートしやすいだとか言われてきたようですが、近頃のフランス車を乗ってみて思うことは、かなり信頼性はあがってきていると思います。 だからプジョーなんかは、多くの日本人の心をくすぐるものになっているのだと思います。 私にしてみれば、これがプジョー離れになった唯一の原因でもあるのですが。 私は現在、シトロエンのC4ピカソに乗っているのですが、普段乗っていてオーバーヒートをするとはこれっぽっちも感じませんし、アクの強いといわれていたシトロエンをいざ味わってみて、こんなに一般化したクルマを手にしてみて、かなり普通のクルマになってしまったのだと少々ガッカリもしています。 実はいま、リコールの報告をふたつほど受けているのですが、その二点共に電気系統なのですが、はっきりとメーカー側からその指摘を受けているということで、以前のフランス車の電気系統の問題からすると格段に対策的なものが向上しているということがこのあたりからも感じられます。 設計の段階で電気容量が小さいということからくるもののようですので、今後はこのあたりも改善されていくのでしょうね。 輸入車は各メーカーごとにいろんな特徴がありますが、昔から輸入車に乗り続けている人というものは、その特徴というものに魅了されてしまっていて、故障のひとつひとつがイライラするということよりも、機械にはつきものだというケセラセラ的な感覚でものごとを捉えているということでしょうか。 私もそんな類のものですから、逆に無難に作られていてとらえどころのない国産車に乗ると、飽きが早く来てしまうんですね。 二十年ほどクルマに乗り続けていますが、国産車で最初の車検まで乗り続けたことのない私が、フランス車に乗ってみたら、一台に10年乗り続けられる人間になりましたので。 日本人はどちらかというと、個性のあるものよりも一般的な故障のない無難なものを好むようなところがあると思います。 だから昔から、カローラやサニーなどの大衆車が大量に売れてきたのでしょう。 共に壊れない優秀なクルマであると思いますが、シャーシー剛性はそれなりだし、ハンドリングはちゃちいし、ブレーキの効きも甘いしで。 >各国でも国産優先なのでしょうか? これについては、どこの国でも輸入車には関税がかかっていますから、高いのが一般的です。 日本車も海外ではかなり高くなっているようですね。 それでもやはり壊れないという信頼性と、日本車をもつというステータスが各国の富裕層の心をくすぐっているでしょうね。 低所得者層はそんな日本車を買うことができないから、適当なボロ車に乗るとか、信頼性の低い現地国産車に乗るというのが現状ではないでしょうか。
お礼
今はどの車も無難といって差し支えないでしょう。車が当たり前の今こそ、自分に合った車選びをしたいものです。ご回答ありがとうございました。
- takezou48
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こんにちは。 私は新車価格の問題が一番だと考えています。 価格が下がれば販売状況や客層も変化します。 もちろん修理や保守の環境も好転すると思います。 最近某社のパナメーラの日本価格が発表されました。 同じ右ハンドルのイギリスと比較すると仕様の若干の違いがあるものの約1.5倍です。 パナメーラS 1374万円£72226=9894962円 パナメーラ4S 1436万円£77269=10585893円 パナメーラターボ 2061万円£95298=13055826円 日本仕様はPDK標準、イギリス仕様のPDKは各プラス£2289=313593円 もちろん本国価格や米国価格はもっと安価です。 これは輸入車販売の歴史からかなり利益が大きな状態が続いたのだと思われ長い間に輸入車=高価=儲けが大きい!に成ったんでしょうね。 そろそろ考え方を変えて欲しいですね。 本国のメーカーが輸入販売に乗り出し始めたのですから是非価格の適正化を進めて欲しいものです。 安ければ数は増えると思います。 また法人の経費車もそろそろやめても良いと思います。 経費車が高額な輸入車販売価格を支えている面もあると感じます。個人の購買層を相手にせず法人相手に高価格がいじできますからわざわざ安くする必要がありませんからね。高額ならば個人の購買は期待できません。
お礼
私は価格を調べて、本国と同程度かそれ以下でなければ買いません。高いことをありがたがって買う人は迷惑ですね。ありがとうございました。
- 11012148
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壊れる=修理代が高い、と思われている方々が多いのでは、と言う気がします・・・それと「直す工場が無い」や「部品が無い」と思っている方もいるでしょうね・・・ そもそもクルマ自体が機械ですから昔も今も「壊れる」事は国産でも外車でも同じなんですがやはり昔のイメージや修理の難点などで敬遠されているのでは、と思います。 私は長い事メルセデスですが大きなOH以外の普通の修理、点検なら国産車より少しだけ高いだけなんですが・・・部品もあるし・・・ それと今のレクサスはメルセデスのEクラスより高いのに結構売れてるらしいですから日本人は日本のクルマ、ってお考えの方も多いのではないでしょうか?
お礼
輸入バッグを持ち歩いても誰も気に留めないのに、輸入車に乗っているととやかく言われます。車は機械ですから、いつかは壊れますからね。ご回答ありがとうございました。
- ZUMIN
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外国車が「日本でよく故障する」一番の原因は、たとえば高温多湿といった気候風土の問題だと思われます。日本車はたしかに良くできていて故障が少ないですが、全く同じ条件で使用すれば、ヨーロッパ車(の多く)も、それほど決定的な違いはないのでは? ただし、アメリカ車はむろんだめです。
お礼
気候は大いに関係ありそうですね。最近は欧州車も壊れにくいようですし。ありがとうございました。
お礼
廉価グレードが入れば割安感も強まりますね。ご回答ありがとうございました。