ピックベース弾きです。
まぁ、あんまり次から次から「違う運指」ばっかり並べられても、質問者の方が混乱するだけかもしれないんですが(^^ゞ
私は(3弦4弦の書き間違い?の話はさておいて(^^ゞ)単純に質問文の押弦運指をやったらば(やってみたんですが(^^ゞ)、
「3弦は薬指、4弦は中指(指はやや立て気味に)」
ですねぇ(^^ゞ
というか、下のフレットからサッと上がってきて、質問文のフレーズを弾いて、すぐにまた下のフレットに戻るようなフレーズだったら、
「3弦小指、4弦薬指」
で弾くケースの方が多いかもしれません。
(ちなみに、No.1の方のご指摘通りで、質問者の方がうっかり弦が太い順に1~4弦として打ち間違えられていたとして、質問者の方の言う3、4弦=私の言う1、2弦だったとしても、11フレットなら中指/薬指か薬指/小指のペアで押弦しますね。)
まぁ、これは私の「手癖」の部分が大きいんですが、私のようなピック弾きの場合は、弾き手の右手指で不要弦のミュートをするのが非常に難しいので、ミュートのために指板全体をカバーできる左手指を、なるべく最低1本はフリー状態にしておきたい…ということから、人差指を使う時は小指、小指を使う時は人差指を、押弦用に使わず残しておく癖が付いている…って面があります。中指薬指は、人差指や小指ほど広範囲に自由には動かせない場合が多いのでね。
(質問文のフレーズで、3弦4弦(太い方の場合)を人差指と中指で押さえてしまうと、私の手では左掌をグッとネックに巻き込むような窮屈な形になるので、薬指小指が自由に動かせなくて、1弦2弦のミュートが左手指だけではできなくなるんです…)
とはいうものの、本来的な私の押弦の考え方は、どっちかと言えばNo.1の方に近いです。私も、「本来ギター屋で、自称『俺はベースも弾ける』という人」の『指は立てて弾くのが当たり前:ギターもベースも基本は一緒であるべき理論』には、お目に掛かるたびに辟易している口なので(^^ゞ
(そんなわけあるかいっ!…てね(^^ゞ)
たまたま、質問のフレーズでは、私は自分の手癖の関係で各弦1本ずつ指をあてがいますが、フレーズの構成によっては、私も指1本を寝かせて、1本から3本の弦までを、指の腹で押弦することはしょっちゅうです。
ただ、これもNo.1の方の後追い意見になっちゃいますが、初心者のトレーニングとしては、押弦の都度、1本の弦は1本の指先で、しっかり捉えて弾くようにしておかれる方が良いと思いますね。
初心者トレーニングの段階で、指を寝かせて弾く癖が付ききってしまうと、だんだん小難しいフレーズに挑戦していく段になった時に、とんでもない技術的ハードルに直面して苦労することはありますから(これ、私のことです(^^ゞ)
「指立てて1本ずつ押弦でもOK、寝かせてまとめ押弦だってへっちゃら!」
が、さしあたりの理想ですが、それが楽々できるようになるための修行としては、「各弦各1本押弦指」として、しっかり押さえて『弾くことが出来る』という技術は、持っておくに超したことはありませんから。
なお、私の場合は先に述べた理由で、左手指に必ずミュート用のフリー指を作るのが前提ですから、そのフリー指で不要弦のミュートをきちんとやっておけば、どんな押弦しても「音が濁る」ということはないです。
というか、質問者の方におかれては、これから徐々に技術を磨いていく事になろうかと思いますが、『どんな押弦をしても、不要弦のミュートは完璧に行うべし』というのが、ベース演奏上の非常に重要な技術ですので、ゆくゆくきちんとその技術をマスターできれば、「音が濁る」とか「音が濁っても良い弾き方」いう発想からはおさらばです(^^ゞ
(1本指で指腹も使って2本弦押さえたって、しっかり技術を身に付ければ、全く音は濁りません)
とはいえ、いろいろと技術上のハードルが出てくるのはこれからかと思いますが(と、先輩風吹かしていますが(^^ゞ)、引き続きがんばって下さい。