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歯が溶けている。
こんにちわ。一ヵ月ほど前なのですが自分の歯に何個か白い膿みたいのが出来ていた為歯医者さんで除去してもらおうと思いPMTCというのを受けてきました。しかし先生はこの白い膿みたいのは歯が溶けだしている証拠なので除去することはできないと言っていました。現段階では虫歯ではないので治療する必要は無いけどいずれ必ず虫歯になるから歯磨きを頑張ってくださいと言われました。なので今ソニッケアーを買って毎日歯磨きを頑張っているつもりです。しかし白い膿がすごく気になります。もうこの膿は取ることはできないのでしょうか?
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- michael-m
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歯の周辺に出来る「白い物」には (1)歯垢:歯についた汚れ (2)脱灰層:エナメル質が酸に侵され、艶をなくしたもの の二つが代表的なものです。 特に脱灰層が出来るのは多くが歯垢の下です。歯垢内の最近の出す酸で歯が溶かされるからです。 歯そのものが溶けてしまう(実質欠損という)虫歯の前段階として、エナメル質が酸で溶かされ、表面が荒れて、光を乱反射してしまう状態が白い状態です。 軽度であれば磨く事で表面が再生してきますが、これは極初期だけで、多くは改善される事はありません。 医学的には歯は溶けて失われてはいないので、歯磨きでそれ以上進まないようにし、もし実質欠損があった場合に詰めるというのが最近の方針です。 これは、詰める事でできる歯と樹脂の境界部分が虫歯リスクが高くなるという研究が根拠です。 しかし、前歯では機能的には問題なくても見た目(審美的)に良くないという状況があります。見た目を気にして無理な笑顔になったり笑わなくなり、それによって精神的ストレスを生じる事もあるからです。 歯医者では審美的回復も重要な治療ですので、前歯の場合には積極的に治す歯医者と出来るだけ治さずに置く歯医者に分かれています。 従って、選択肢は、 (1)このまま進行しないようにしておき、穴が開いてしまったら詰める (2)暫く歯磨きで様子を見、薄くなって来ないようなら詰める。 (3)さっさと詰めてくれる歯医者を探す のいずれかとなります。 どれも間違った方針ではなく、患者さんの希望次第という事になります。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。とりあえず歯磨きを頑張ってみてどうしても気になる時はまた歯医者さんに行って相談してみます。