これはいろんな方式があって,ビジネスの基本は,善意で人々を信用することです.逆に,信用しない場合は,得られる金額に比較して余分なコストがかかったりするからです.過剰に防衛システムを作ると客が来なくなったりもします.極端には,本屋などのように,営業上は何%かの損失を見込んでおくとかすることもあります.
顧客が悪意の側に立つこともあるわけですが,店側もそのシステムの欠陥と可能性は意識しているのが当たりまえです.とくに歩合制の店員は見ないようでいてしっかり見ています.店ではなく損失はテーブル担当の自分が負担するわけですからね.店員の人柄により,善意が徹底すれば,100%顧客を信用するでしょうし,食い逃げが多少あっても気にしないかもしれません.とくにお馴染みさんだと,普段の付き合いから無料で奢ることもあるでしょう.第三者がそれを表面だけ見て真似するのは考えものです.
出て行く時には担当の店員か,いなければ近くの店員に合図した方が無難ですよ.チップを払いながら,よけいな誤解をされると不愉快になりますからね.
No.3 さんの回答に付け加えると,電車であらかじめ切符を買って乗りますが,改札が無いところもあります(バンクーバー).乗る時も降りる時も改札がありません.その気なら,切符無しでチェック無しで目的地まで行けることもあります.これは社会全体の合意があり,交通システムのコスト(設備,要員,など)を少なくする目的があるわけで,だからこそ市民も無賃乗車を許さない空気があるわけです.外国人はそれを知りませんがね.時々検札があって罰金は高くなります(たとえば$5のところで無賃の罰金は$173).
補足
ご回答ありがとうございます。 確かに。別に合図する義務がなくとも変に怪しまれたくないし、ちょっと軽く挨拶するくらい礼儀でもありますね。