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歴史上有名な人(仏教)の本を御紹介ください。
もともと理工系人間で小説には余り縁がありませんでした。半年ほど前から、新聞の連載小説、五木寛之が書いている「親鸞」「しんらん」を毎日待ちどうしく興味深く読んでいます。700年ほど前に仏教(浄土真宗の開祖)を説いた生きざまを書いています。 仏教に興味があり、他に歴史上有名な人の生涯を書いた本などありましたらご紹介ください。 よろしくお願い致します。
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五木寛之の著作では『蓮如物語』と『蓮如-われ深き淵よりー』があります。前者はアニメのノヴェライズ、後者は戯曲(お芝居が上演されたことはないと思います)です。 丹羽文雄『蓮如』 全8巻 蓮如というと、こちらは小説です。元々新聞連載だったのではなかろうかと思いますがちょっと繰り返し(重複)が多い気がします。他に主人公である蓮如(本願寺中興の祖。親鸞の子孫)が出てくる前に既に数巻を費やしていること、仏教に関係ない同時代人(貴族とか武士とか時代背景の説明的なエピソード)の話が挟まったりすることもあってやや冗長なところはありますが逆に量は楽しめます(^0^;)。すぐに終わってしまう本というのは寂しいということありますね。ただし古本でしか手に入らないと思います。ですから、購入される場合にはたとえばamazonの古本などで確実に全1~8巻が入手できることを確かめられる必要があります。 先に五木寛之の戯曲を紹介しましたが戯曲では倉田百三『出家とその弟子』というのは1917年のベストセラー、そんな昔の本は今は絶版か?、名前だけ聞いたこと有るなぁと思われるかもしれませんがこれが意外なことに、色々な文庫に入っています。 津本陽『弥陀の橋は―親鸞聖人伝』 入手性は良いと思うのですが、私にはどうも著者が真面目すぎる印象で、あまり面白いとは思えませんでした。元々親鸞は真面目な人だと思うので、更に著者が真面目だと…。もっとも蓮如を主人公とした小説も考えておられるようなので、著者の今後に期待(^0^;)
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- tak0san
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水上勉の一休なんかはどうでしょうか。 とんち話のイメージが強いですが、実際には、かなりおかしな人 ではあるが、カリスマがあった人のようです。
資料とか、正確なものじゃなくて「小説」でよろしいですか? そしたら 井上靖氏の「天平の甍」をお勧めします。 鑑真をなんとかして日本に連れてくる、そのことに命を懸けた男たちの話です。 と言っても仏教の教えや世界観などが出てくるわけではありませんが…。 その当時の日本の仏教に真に必要なものを考え行動した話です
お礼
早速、ありがとうございます。 今回を契機に、「小説」に興味を持ちたいと思っています。井上靖氏の「天平の甍」考えて見ます。ありがとうございました。