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体外受精の手順と費用について

不妊治療して2年目ですが、そろそろ体外受精をトライしようと考えています。女性側にかなりの負担があるときいていますが、具体的にどのような手順で進められていくのでしょうか?また、現在仕事をしているので、早退や休暇のことも考えないといけないと思うので。また、費用についてネット検索すると30万円くらいなんですが、諸費用入れ、どのくらいかかるのですか?

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noname#129050
noname#129050
回答No.2

ameyoです。お返事遅くなってすみませんでした。 >刺激周期採卵と自然周期採卵のどちらかを選択するのはやはり、自身のコンディションによるのでしょうか? コンディションというか、向き不向きがありますね。 卵巣の機能が良くて、強い刺激をしても卵巣がちゃんと応える人は刺激周期で多く採卵できた方が凍結胚も作れてるので刺激周期が向いていると思いますが、卵巣の反応性が落ちている人、逆に過剰反応して酷く腫れてしまう人、また強い刺激で採卵数を多くしても質が悪い人等は自然周期採卵の方が向いています。 あとは、病院側が得意とする方。自然周期採卵しか扱わないクリニックもあります。体外受精(顕微含む)全体の流れから言えば、刺激周期採卵でも以前よりも抑えた刺激で、ほどほどの採卵数に抑えるやり方が多くなっていると思います。 >ただ、不妊治療は女性の方がつらい思いをするらしいとよく聞くんです。それって、副作用についてでしょうか?それとも精神的な負担ですか? 副作用は人によりますが..まぁ、その全てにおいて負担を強いられるのは女性ですよね。夫は金と精子を出すだけですから(笑)私なんか金も全部出してたし(^_^;) 大金をかけて大きな期待をして裏切られる...という繰り返しが堪えるでしょうね。 >ameyoさんは一回で妊娠されましたか? 私は初回の採卵では新鮮胚(つまり採卵した周期の)移植ではカスリもせず撃沈、凍結保存した余剰胚で2度目の移植をして妊娠しましたが11wで流産。2度目の採卵は最初から全胚凍結して、1回目の凍結胚移植で妊娠・出産まで漕ぎ着けました。 どちらの妊娠も、自然排卵した周期に合わせて凍結胚を融解し戻して妊娠しています。私はどうも濃厚なホルモン補助が苦手で...(^_^;) #1の中では移植の方法については触れていませんが、新鮮胚移植と凍結胚移植がありますし、また凍結胚移植にもホルモン補充周期の移植と自然排卵周期の移植があります。それらもまぁ言ってみれば「向き・不向き」で選択が違って来ると、こういうわけですね。 頑張ってくださいね。

kazutojomy
質問者

お礼

ameyo様 ご丁寧な回答有難うございました。色々な方法があるんですね。いずれにしても、経済的、肉体的、精神的な負担はまぬかれないようですが、見事妊娠できる事を信じて先に進むしかないですね。ameyo様もおつらい思いをされて、子宝を授かったのですね。私も、一度二度の失敗にめげず頑張ってみます。結果はどうあれ、やるべきことをやってみます。ありがとうございました。

noname#129050
noname#129050
回答No.1

こんにちは。 4年前に体外受精で男女双子の母になりました。 まず、体外受精には「刺激周期採卵」と「自然周期採卵」の2通りあります。 「刺激周期採卵」とは、薬で排卵抑制しながら卵巣刺激をして採卵する方法で、卵巣刺激の強さによって採卵数を多くすることができます。後述の「自然周期採卵」に比べて卵巣への負担は大きくなりまから、妊娠に至らない場合には次の採卵まで2-3周期の休息期間が必要ですが、採卵数が多くなるので余剰杯を凍結保存できるメリットがあります。 「自然周期採卵」とは、排卵抑制をせずにクロミッドと少量のhMG、あるいはクロミッドだけ、または完全に自然に任せて育った卵胞から採卵する方法です。排卵抑制の薬を使いませんから、多くの卵胞が育つと早期に排卵してしまいますので、ごく弱い卵巣刺激しかできません。従って採卵数は1個から数個ということが殆どです。大抵は大丈夫ですが、時々採卵前に排卵してしまうことがあります。その代わり、卵巣への負担が少ないので、妊娠に至らなければ次の周期に続けて採卵することも可能です。 最近では排卵抑制をする刺激周期採卵でも、卵胞数を押さえ気味にして質を高めるような方法も多く採られるようになって来ました。 ザッとお話したように「刺激周期採卵」と「自然周期採卵」では卵巣への負担が違います。卵巣刺激をするということは、hMG等の排卵誘発剤を生理開始3日目ころから1週間くらいに渡って連日注射することを意味します。通院の負担ということもありますね。ただ、注射だけなら家の近くとか職場の近くとか、行きやすい場所の病院に依頼して打ってもらうような裏技も使えます(どこでもOKというわけではないです)。 実際の流れは... ●「刺激周期採卵(ロング法)」の場合 ・前周期の高温期半ばからGnRHアゴニストの点鼻スプレーを開始し、採卵前々日まで続けます。 ・生理が来たら、2-3日目からhMG等で卵巣刺激を開始。1週間程度連日で注射します。2-3回に一度はエコーで卵巣をモニターします。 ・主席卵胞が18mm程度になったら、採卵日を決定します。 ・採卵日の前々日の夜にhCGを注射します。 ・採卵当日。静脈全身麻酔下で採卵します。当日に何個採卵できたか、卵子の状態はどうか知ることができます。媒精(精子と合わせます)。 ・採卵翌日。受精したかどうかを確認できます。受精後には「グレード」が判明します。 ・培養を続けます。 ・3日目で8分割が標準です。この段階までの移植を「初期胚移植」と言います。 ・5日目で「胚盤胞」と呼ばれる一塊りの大きな細胞塊になります。この段階での移植を「胚盤胞移植」と言います。 ・移植当日、エコーガイド下で人工授精の要領で胚を子宮に戻します。 ・移植後は黄体補助をしながら判定を待ちます。 この他に、GnRHアゴニストの点鼻スプレーを採卵周期から始める「ショート法」、GnRHアゴニストの点鼻スプレーではなく卵巣刺激と並行して排卵抑制の注射(アンタゴニスト(商品名セトロタイド))をする方法もあります。 ●「自然周期採卵」の場合 ・タイミング指導の卵胞チェックの要領でエコーで卵巣をモニターします。前の周期からピルで卵巣を整えておくこともあります。 ・生理開始3日目頃からクロミッドを飲み始め、卵胞経18mm程度まで続けます。同時に少量のhMGをプラスすることもあります。 ・採卵前々日にGnRHアゴニストの点鼻スプレーをします。 ・採卵ー移植までは刺激周期採卵と同様です。 ・移植後は軽く黄体補助をしながら判定を待ちます。 >現在仕事をしているので、早退や休暇のことも考えないといけないと思うので。 可能ならば全日の休みが欲しいのは、採卵当日だけです。あとは遅刻か早退(病院の診療時間によって就業後に可能なことも)または午前半休程度で間に合うと思います。ちなみに、夫の出番は採卵当日だけです(笑) >費用についてネット検索すると30万円くらいなんですが、諸費用入れ、どのくらいかかるのですか? 薬代、診察費、検査費、麻酔代、入院費(ベッド使用費?)、消耗品代、諸々でプラス20万円くらい?採卵数によって媒精・培養の費用が違ったりもします。それに余剰杯凍結などを付けると合計で50-60万円くらいになるのではないかと思います。 個人クリニックはやや割高、総合病院や大学病院はやや安い設定が多いようです。 細かいことは全く書ききれていませんので、何かご質問がおありでしたらご遠慮なくどうぞ。

kazutojomy
質問者

補足

とても詳しくご説明いただき有難うございました。 治療全般が良く理解できました。 刺激周期採卵と自然周期採卵のどちらかを選択するのはやはり、自身のコンディションによるのでしょうか?通院については職場からほど近いクリニックを選び、夜7:00までやっているので、うかがう限りでは対応できそうです。ただ、不妊治療は女性の方がつらい思いをするらしいとよく聞くんです。それって、副作用についてでしょうか?それとも精神的な負担ですか?採卵が死ぬほど痛いと聞きましたが、事実でしょうか?ameyoさんは一回で妊娠されましたか?50万円以上もかかるとさすがに何回もトライできないですね。不妊治療助成金も10万円くらいですし。たくさん質問してすみません…まだ少し不安がとれなくて。

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