こんにちは。現在は、人工授精を何度か試みられている状況でしょうか。
体外受精は、女性の体と心、それからかかる費用がこれまでとは比べ物にならないほどの負担になります。
人工授精なら毎周期実施できますが、体外受精は子宮の負担を考えても毎周期というわけにはいかず、途中でカウフマン療法をはさむ事もあります。費用の面からも続けては無理ですね。
受精卵を移植するのは人工授精とほぼ変わりませんが、採卵が非常につらいです。
現在では日帰りで午前中入院、午後には退院できます。麻酔の方法は病院によって違います。
私の場合、一度目は麻酔が弱く、ひとつ卵をとるたびに非常な気持ち悪さと痛みを伴いました。二度目は、採卵時は覚えていないくらい麻酔が効いていたのですが、採卵後、夜には病院に電話したほどの痛みがありました。
あとは、良質な卵子をたくさん取りたいので、特に年齢的なものがネックになるようなら投薬と注射をする事になると思います。
その人の卵の出来具合や担当医の方針によっていろんな育て方がありますが、点鼻薬を併用したロング法やショート法が多いようです。
注射は毎日する事が多いかと思いますが、卵子が出来やすい場合、卵巣過剰刺激症候群(OHSS:卵胞に腹水がたまり、重症の場合生命の危険もあります)になりやすいこともあり、1日(または2日)おきに注射する事もあります。だから、体外受精の一度目は反応の様子を見ているような気もします・・・
この注射のための通院も結構苦痛になります。(私は毎日家で自分でうちました。近くの病院に注射だけ委託することもできます)
人によっては投薬や注射、点鼻薬の副作用がありますので、先生に確認された方がいいです。
体外受精は、先生や胚培養士の知識や経験、技術によるところも大きいです。だから、通院の事も考えて近くをお勧めしたいところなのですが、実は腕のいい遠くの病院の方が近道だったりするのです。
一度の採卵でたくさんの卵が取れ、受精卵がたくさん出来れば、余剰卵は凍結し、次周期以降に使用できます。そうすれば、移植だけで体の負担はAIHとさほど変わりません。
とにかく、実施前に納得の行く説明をきちんと病院で受けられる事をお勧めします。
受身でする治療ではないなぁと私自身は思いました。患者側も勉強が必要です。
お役に立てたか分かりませんが・・・早く赤ちゃんが授かるといいですね!
お礼
詳しくわかりやすい回答どうもありがとうございました。大変感謝しております。また温かいお言葉までいただいてありがたく思っています。本当に参考になりました。