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どうして家電製品は年月が経つごとにどんどん安くなるのですか?
どうして家電製品は年月が経つごとにどんどん安くなるのですか?
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"家電製品は年月が経つごとにどんどん安くなる"の内容が、次のモデルチェンジまでの期間をさしているのか、もっと長い期間のことなのかが不明確なため、明確な答えをお示しすることが難しいです。 自分が電子機器の開発設計をやっていたのでよく分かります。 前者だったら、初めのうちは開発費や金型などの費用を回収しなければなりませんが、ある程度売ったら(損益分岐点)費用を償却できるので安価な出荷額でも利益が出るようになり、値下げが出来ます。しかし競合が沢山いる場合だけですよ。好き好んで値下げ合戦することはあり得ません。 後者だったら、技術革新が主な理由ですね。パソコンを見てもらえば一番わかりやすいと思います。最近の家電の中心をなす半導体部品(CPU 等)は、その内部を微細に作れば作るほど安くできます。少々専門的ですが、半導体部品を製造するときに用いるシリコンウェハーはサイズが決まっています。微細に作ることが出来れば一枚のウェハーから切り出す個数が増えるので、単価が下がります。 ただしこれは電子回路部分の話しで、機械要素は別です。機械は多分にキロあたりいくら、という物理的な壁があり、電子回路ほどコストダウンが進みません。クルマをみてもらえば分かると思います。 そのほか理由は山ほどあります。もう少し焦点を絞ってくださいますと、お答えしやすいと思います。
その他の回答 (4)
全ては、技術の発達が低価格化を促進しているのです。 まず家電品というものは、新しい機能を詰め込むには相当の費用がかかります。まず開発するだけでも開発費が要りますが、その中身は人件費に材料費、そして機械の代金など、多岐にわたります。 それに技術が未発達のままでは量産は難しいうえ、新しい技術は消費者の認知度が低いことも多く、どうしても少ない台数でコストを回収しなくてはなりません。そのため価格はどうしても高めになります。 やがて技術が進んで量産できるようになれば、消費者への認知も高まり、コスト回収に要する費用も減ります。これで低価格化が実現できます。 テレビで考えれば、カラー・音声多重・衛星放送・ハイビジョン・デジタル・薄型といろいろ進化してきました。しかし、進化には未熟な技術で新しい機能を付ける必要が出ます。 次の段階へ進むのには、いろいろ開発費がかかるというわけです。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 家電製品とおっしゃってますが、このカテゴリーですのでテレビ等を中心に考えてみました。 新機能を開発するためには部品代金以外に研究開発費用がかかります(研究開発部門の機材や家賃、人件費が必要ですものね) そこで 新機能が入った新製品は高価になりがちです。 しかしヒット商品と成れば、シリーズ化等でどんどん採用機種を増やし、量産が進むため販売予定台数から1台あたりのコストが下がりますし、部品等もすでに型が有るためコストダウンが可能になります。 例えば 開発に1000万かかって、1000台売る場合、1台あたり1万円の見えない開発コストがかかります。 その後普及機まで同じ機能をのせたら、1万台の販売予測が出来たら、1台あたり千円の開発コストに成り、9000円の値下げが可能になります。(以上 製造側から) 販売店側は出来たらたくさん儲けたいので、売れ行きが良い製品はあまり値引きません。 逆に旧モデル等で不人気になった製品はなかなか動かないと資金的に困るので、値引きしてでもサッサと在庫処分したいのです。(こういった製品を狙う場合、決算セール等でかなり安く換える場合が有りますので、狙い目ですね♪) 市場原理とは怖い物で、メーカーが新製品を出すと注目があり、性能と価格がおりあえばヒット商品と成ります。しかし 他社も負けていられないので、似た様な新製品を出してきます。すると同機能の安いシリーズ展開して頑張りながら、次の新製品開発販売、、、、 これの繰り返し。 メーカーの新製品開発競争で、販売店もモデルチェンジのたびに右往左往ですね(爆笑) 昔はゼンマイ仕掛けの蓄音機(アナログレコードプレーヤ?)が 家が建てられる程高価だったそうですので、良い世の中ですね。 十年一昔 とか 日進月歩 とか熟語は有りますが、デジタル製品で特にソフトウエア絡みですと 秒針分歩の開発とも言われているそうです。 買う側は安くて高性能なのは有りがたいのですが、買った時から旧製品になりそうで怖いですし、メーカーも新製品発表と同時に次期製品開発しなくちゃいけないので なかなか儲からなくて大変らしいですね。 あらら? 全然回答になって無かったかもしれませんね。 失礼いたしましたぁ~ 。
- PeachMan
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家電といってもピンキリです。 炊飯器や掃除機、冷蔵庫に洗濯機といったものの新製品は決して安くないと思うのですが。 量販店では型落ち品の在庫一掃セールや展示処分品のセールで大幅値下げされることもありますけどね。 なかにはテレビなど安くなっているものもありますけど、これは競合他社が設定した価格にあわせて「売れる」ようにしないと、仕入れた在庫を大量に余らせることになり、遅くともニューモデルが発表されるまえに売り切らないと現金化しにくくなるからです。 後になって在庫一掃セールで赤字放出するよりも、ある程度の損失を覚悟してでも最初から買ってもらえる値段に設定して在庫を貯めないように流通させたほうが店にとってもメーカーにとっても都合がいいのです。
- hana-hana3
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1.機能がアップした新製品が発売される。 →旧製品の在庫一掃 2.既存技術のコストが回収され、部品価格が安価になる。 →製品価格の低下