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急性アルコール中毒の症状とは

先日、歓迎会がありました。 毎日飲酒しないと夜眠れないといっていた友人がいるのですが、 ここ最近は飲酒をやめていまして、その反動からかその日はけっこうなペースでビールを5~6本飲んでしまっていたようです。 2時間くらいしてお開きのあいさつでみんなで立ち上がったときです。 その友人がバターンと真後ろにぶっ倒れました。 その音がすごかったので友人本人も何かモニャモニャ話していたようですが、 起き上がることができず、みんなに促されてそのまま10分くらい横になっていました。 少しして話すことができるようになって、病院に連れて行こうかそれとも自宅に送っていくかみんなが友人に尋ねたのですが、 かたくなに自分で電車で帰ると言ってゆずらず、帰ってしまったのです。 次の日、友人は少しヘロヘロしていましたが無事に出勤してきたのでどうにかひと安心したのですが。。。 他のひとが気づいたかどうかわからないのですが、 友人が倒れた直後のことで気になることがあります。 倒れる直後、友人はすっごいくさいおならをして、なんだよーと私が文句を言おうとしたとき、 友人は酔っているせいかわからないけど、うわごとのようなわけのわからないことを言っていて、ちょうどそのとき友人が倒れました。 それも白目をむいて倒れたのです。 その後友人が横になっているときも、すこし失禁していたようでした。 アルコール中毒の症状ってそういう感じなのでしょうか。 もしかしてアルコールだけでなく脳血管に異常が出てしまったりしていたのではないかと心配です。 たまたま今は何事もないようには見えていますが、 あの時病院に連れて行かなかったことを悔やんでしまうのです。 今からでも友人は病院できちんと検査を受けたほうがいいのでしょうか。 ご意見よろしくお願いいたします。

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回答No.2

こんにちは. ご友人の件ご心配ですね. ご本人の自覚次第ですが,一度診察を受けられた方が好いでしょう. さて昨夜同じようなご質問があり, 先ほど記述投稿が終わりましたので, 少しだけ手を加えここにも投稿しておきます. 飲酒(アルコール)の事を少し科学的にご説明しましょう. ビール・日本酒・ワインなどを飲むことで酔うのは, 種類によってその含有量は違いますが,主要成分の(エチル)アルコールが原因です. 薬剤としてみると,アルコールは中枢神経の抑制剤として働きます. 人間の脳は, (1)感情や衝動のような原始的・本能的な機能と, (2)知性や意思を働かせる部分に大別されています. 通常は(2)が絶えず働いて(1)を抑制しています. つまり,この両者が作用しあって人格が出来上がっていると言われます. アルコールが体内に入ると,(2)の理性的な思考の働きが抑制され, (1)生物としての基本的な言動が前面にでてきます. 一見飲み始めた当初は,活発な言動がみられ, 興奮剤の働きのようにも見られますが, アルコール量が体内に増加すると, 徐々に(1)の知性の働かない不道徳な感情や衝動的な言動に変化します. 例えば,男性であれば女性に擦り寄ったりするようになります. アルコールは口から消化管に入ると,胃で20%が吸収されます. 速やかに胃から小腸に移動し,80%が吸収されると言います. つまり,アルコールは飲んだら最後,確実に100%が体内に吸収されるのです. 厳密には,口中に含むと粘膜からも吸収が始まるとも言われています. また,呼吸によっても肺からも吸収するとも. 酩酊状態は,体内に吸収されたアルコールの血液に含まれる量, つまり血中濃度でその心身の変化には,個人差はあまり無いといわれています. 次にその酩酊度を五期に分けた, 昭和39年当時,科学警察研究所に在籍されていた宇留野藤雄氏の 分類法を用い,アルコール血中濃度との関係を説明します. 第一期:ほろ酔い一歩手前. 血中濃度0.05%,酒を杯に5~6杯飲んだ状態. 外見上に変化はない. 第二期:ほろ酔い期. 血中濃度0.1~0.15%程度. 笑ったり冗談を言ったりする.手足の動きに円滑さがなくなる. 第三期:酩酊期. 血中濃度0.2~0.3%.清酒を4~5合飲んだ状態. 上手く立って居ることや歩行ができない. 同じ事を繰り返し話す.独り言をつぶやき,他者の言動を正しく理解できない. 痛覚が鈍くなる. 第四期:泥酔期. 血中濃度0.4%程度.清酒を7~8合飲んだ状態. 歩行困難,意味不明のぶつぶつ独り言を言う. 周囲に全く無関心になり頭を固定できない. まぶたも重く垂れる. やたらに寝たがる. 第五期:昏睡期 血中濃度0.5%以上.清酒を一升以上飲んだ 意識を失う.大小便を垂れ流す.わずかに呼吸する. この状態より進めば呼吸停止・心臓も停止する. このアルコールの血中濃度が示す意味を理解してください. 体の大きさには関係なく,血中濃度の差によって心的身体的な面に変化が起きるのだ, と言う事です. ゆえに,体のサイズによって同じ量を飲んで差が出るのです. 体の大きな人は,小さな人と比較して飲む量が多くても, 血中濃度が体液で薄められるので,血中濃度が上がらない. そのために「酒に強い」と,誤解されている場合が多いのです. しかし,アルコールに強い弱いは, 個人の肝臓機能にもあるのです.アルコールは生体にとっては毒です. それで体内にアルコールが入ると, 肝臓は分解酵素を使い毒性を除去すべく分解するのですが, その働きの差を言う場合も有りますね. 日本人などモンゴロイド系の人種は, 「その酵素を進化の段階で獲得途中にある」と推察されています. 白人は長い歴史の中で,幼児期からワインを飲む習慣が高かった理由で, 酵素を獲得した者が増えたものと考えられています. いわゆる下戸と言われる人は,白人には(極少?)居らず, われわれモンゴロイド(蒙古人型)には, 身体的にアルコールを一滴も受け付ける事のできない者も居ます. こんな人は,我々の身近にも結構居ますよね. 科学的手法で『酒に強い弱い』を客観的に見ると, このような答になります. 忠告:致死量は0.8~1.0%ですが,身体状況によっては,04~06%とも言われています. 例えば一気飲みをすると,短時間で血中濃度が上がりますから非常に危険です. 生命を失うこともあり,絶対にやめることです. アルコールは,時間をかけて雰囲気と共に味わいながら, 多くのタンパク質を含むつまみと一緒に飲むのが,真の大人の飲み方です. 長文になりましたが,ご理解いただけたでしょうか. 参考になれば幸いです.

noname#103231
質問者

お礼

丁寧な説明、気遣いをありがとうございます。 受診を促してみます。

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その他の回答 (1)

回答No.1

もちろんきちんと検査を受けたほうがいいですね。 お大事にしてください。

noname#103231
質問者

お礼

お気遣いありがとうございます。 検査するよう話してみます。

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