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ウォーゲームの最後のオチ
まだういういしいマシューブロデリックが主演の『ウォーゲーム』で、最後に政府関係のコンピュータールームで人とメインコンピューターが『会話』をします。そのときいろいろなゲームを次々にやらせて最後に「まるばつ」で解決するんですが、つまりあれはどういうことだったんでしょう? コンピューターに疎いせいか単に鈍いだけなのか、とにかく問題が解決してあそこにいたみんなが拍手喝采しているときもひとりだけ「???」の状態でそのまま映画も終わってしまいました。 というわけでどなたかお知恵を拝借できませんか、できるだけわかりやすく(^_^;) よろしくお願いします。
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人間の子どもたちも、最初は「三目並べ」で遊ぶ。 でも、しだいにその遊びをしなくなる。 それはなぜか。 三目並べの遊びにお互いが慣れて来ると「引き分け」にしかならない。 だからおもしろくなくなる。 それは、お互い「勝ち」がないゲームをするのは、意味のないことだと理解するから。 あのコンピュータも、ゲームを楽しんでいる子どものようなもの。 「勝つ」のが目的。 そのコンピュータに自分自身を相手に三目並べをさせる。 「勝つ」ために、すごいスピードでゲームを繰り返す。でも勝てない。 そこで戦略シュミレーションでも同じことを試してみる。(人間の方があわててましたね。) そして、「勝者」がいないことを理解する。 そしてコンピュータがだした答えが、「勝つ」ためにはこの「ゲーム」をしないこと。 つきもののおちたコンピュータは、勝ち負けのある、勝負のしがいのあるゲームをしませんか、と話し掛けていましたね。
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- damdamdam5656
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核戦争は○×ゲームのようなもの。 勝者はなくゲームとしては無意味であるという事を象徴的に訴えているのです。 機械が理解できたのに、なぜ人間はいつまでたってもこんな単純な事が理解できないのかと問ているのです。 この映画のメインテーマとして (1)機械化社会への警鐘。 (2)反核 であるといえます。
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なるほど、エンディングの音楽は妙に軽快でしたが、実は重いメッセージがこめられていたのですね。ずいぶん前の映画のはずなのに、いまだに人間は・・ 考えさせられますね。ご回答ありがとうございました。
- RICORICO
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三目並べという単純なを学習させる事によって、 全てに結果を出せると考えているコンピューターに、 「引き分け」という結果のない結果を学ばせる事で、 世界戦争という彼のゲームにもそういった、 結果のない「戦いが有る」ということを認識させたものだと思います。 単純なゲームの中にも、案外隠された教訓めいたものが あるという事を、思い知った映画でした。
お礼
たしかに「まるばつ」は最初にまんなかを選んだ人が有利というのはありますが、そう簡単に勝負はつきませんものね。なるほど、コンピュータに『引き分け』の概念を教えるにはちょうどよかったわけですね。そしてさらにこのコンピュータがもっとアタマよくなりすぎると、『マトリックス』になってしまうのでしょうか・・ それはともかく、ご回答ありがとうございました。
お礼
「まるばつ」のあとは確か「チェス」にしない?って聞いてくるんですよね。ご回答いただいた説明をみたら、あらためてまた見たくなりました。今見ても十分見ごたえのある映画だと思います。ご回答ありがとうございました。