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膠原病患者の妊娠について教えてださいく
私は、30代の女性です。4年前に結節性多発動脈炎と診断され、ステロイド剤・免疫抑制剤の内服治療中です。 この春、やっと彼との結婚がきまりました。 私も彼も子供が大好きで、結婚を機に念願の妊娠を真剣に考えようと思っていましたが、彼が「妊娠によって病状が悪化する可能性があるので、子供はいらない。」と言い出しました。 主治医の先生に相談したら内服コントロールしていけば問題ないと言われ、彼にも話しましたが納得せず、少しでも悪化する可能性があるなら妊娠はだめだと言われてしまいました。 彼が私の体調を心配して言ってくれているのは十分わかりますが、病気がわかってからも病状は落ち着いていますし、医師からも許可してもらえてるのに・・・。 妊娠・出産だけが全てではありませんが、1人でも子供は欲しいと思います。 彼から子どもはいらないと言われてから、小さい子供や妊婦さんを見るのが辛くてたまりません。 膠原病患者の妊娠が安全に心配なくできるのかどうか、また完解が少しでも早く迎えられるように、ステロイド剤内服以外の治療方法など、詳しい情報を知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
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- punisuke12
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こんにちは、はじめまして! 詳しい情報は何も知らないのですが、他人事ではない気がして思わず書き込みさせて頂きました(´▽`* 私も結節性多発動脈炎(PN)と診断され、昨年入籍、今年披露宴を行います。 去年の入院結果により病状が落ち着いてるとの事で、今年披露宴後に妊娠にチャレンジする予定です。 確かに沢山のリスクがある事は100も承知です。 私の場合、心臓の冠動脈の病変が酷く、おととしバイパス手術も行いました。 再燃、憎悪の可能性もあるようですが、私は妊娠の道を選びました。 色々考える事はありましたが、母子無事に出産できる事に希望を持ち続けようと思ってます。 応援していてくださいね! 主様の旦那様が、主様の事を大切にされていると言う気持ちは痛いほど分かります。 主様がどうしてもお子様が欲しいと言う事であれば、是非旦那様と納得されるまでお話されてくださいね。
- BAZIAN
- ベストアンサー率73% (25/34)
結節性多発動脈炎、PNでよいのですね?そのお年ではどちらかというと珍しいものですから。 とても難しいことで、まあおわかりとは思いますがここで足しになるほどの知識もあまり得られないかとは思います。まず子供が欲しい気持ちが強いことはとてもよくわかるのですが、難しいとは思うのですが落ち着いて考えましょう。少なくとも今から少し時間をあけてから決断をするほうがよいと思います。それはこの件に関わらず、感情が深く揺さぶられるような判断をするすべての場合においてそうだからです。主治医の先生にも、旦那さんの意見を含め十分相談してください。最悪の場合、というのは可能性としてない話ではありません。それを旦那さんがどうしても納得できないという場合、その旦那さんの意思を尊重してあげるというのも一考です。たとえばもし最悪のことが起こった場合に旦那さんがどのような気持ちになるのか、その後の人生をどのように過ごすことになるのか、というのも判断材料の一つにはなるはずです。とはいえ妊娠というのは、病気が何もなくたって、女性にとって危険性が0のイベントではないのです。日本の妊産婦死亡率は10万人当たり5人くらいで、世界最低レベルではありますが(アメリカでは10人くらい)、やはり亡くなる方はいるのです。日本はあまりに週産期医療レベルが高いのでほんの少しのリスクにも過敏になるところはあるでしょう。しかし現実的には妊娠というのは誰に対しても100%の安全を担保できるものではないのです。このあたりを旦那さんと話し合ってみてはいかがでしょうか。わたしが今言ったようなことはSLEの妊娠についての経験で、PNの妊娠は残念ながら私は経験がありません。 ただひとつ言えるのは、血管炎はほかの膠原病、特にSLEやベーチェットと比較して一度寛解したあとの再燃は少ないということです。 英語を読むことができるようでしたら参照URLをご覧ください。この全文は、たとえば大学図書館などにはあるでしょう。東大図書館など、一般の方も利用できます。医師用ですが、まあアメリカでは患者さんもこういう文献を求めていると聞きますのでご提供します。もし読めない時のために、PNに関するところだけを簡単にまとめますと、 ・PNと妊娠についての報告はほとんどなく、年齢的にはもしかすると顕微鏡的多発血管炎である可能性もある。 ・妊娠中にPNと診断された6人の女性についての報告からは、6人すべてが亡くなったとあります。4人については子は無事生まれたようです。ただこれは妊娠中の発症についてですね。 ・一方、妊娠前にPNと診断され寛解に持ち込んだあとで妊娠した8人の女性の報告では、死亡は一人もおらず、出産後の病気の再燃もなかったとのことです。一人は胎児が死産してしまったようですが、これは胎盤との間の血管に血管炎が起こっていたことが判明したようです。一人は腎機能の悪化が見られたので治療的に中絶し、残り6人はとても健康な子を出産したとのことです。 お薬についてはステロイド+、たぶんエンドキサンだと思いますが、薬としては望ましいのはステロイド単剤であると思います。「ステロイド以外」という選択肢はほとんどの医師はとらないのでは。もしやるならイムラン単剤かな・・・エンドキサンをどうするかについてもご相談になるでしょう。催奇形性がありますが、血管炎をおさえるにはしかたないので、もし妊娠中に再燃の傾向があった場合エンドキサンを再開するという具合がいいかもしれませんが、やはり結論はないので主治医の先生と相談してください。この、妊娠中に再燃があった場合どうするかというのも、もし妊娠をお決めになった場合とても重要です。つまり母体を優先するか、胎児を優先するかということですね・・・ただ医師はやはり胎児ではなく人間を診ますので、どう転んでも母体優先になるところはご理解ください。ただその点についてあらかじめ十分理解をしていただくことが必要です。 繰り返しますが、お子さんはとても大切な宝のような存在であるのは確かですが、一番大切なのは夫婦二人がじゅうぶん相談した後で決断することです。
お礼
BAZIANさん、とても貴重なご意見をどうもありがとうございました。 以前、産婦人科を受診した際に「症例がすくないし、病院でも初めての事なので、もし妊娠した場合は医局をあげて全面的にフォローしていきます。」と言われ、彼も私自身も少し自信をなくしていました。 診断を受けてからずっと経過は順調で内服は続けていますが、健康人と同じ生活を送っているので、つい病気があるという事を忘れてしまうくらいです。 妊娠は女性にとって1つの夢でもありますが、確かに相手があって妊娠・出産は成立するものだと思います。 頂いた意見を参考に、主人・主治医と十分に話し合って、これから先の結婚生活を送っていきたいと思います。 本当にありがとうございました。