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音の意味
例えば、ラ・カンパネラのように、鐘の音を繰り返し強調させているという曲がありますが、音楽に詳しくないので、わからないのですが、鐘はこの音、心臓は、この音というように、あるかと思います。 クラシックをもっとよく知りたいのですが、 この後に、この音を鳴らすと、こういう意味がある。 等のことが、乗っているホームページや、本などがあれば、教えていただけないでしょうか?
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No.1です。 >クラシック等をお聞きになる時、どのようにして、音の意味を理解されるのでしょうか? >時代背景等の、知識を得てからでしょうか? 私は予備知識なしで,まず,曲そのものを聴くことがほとんどです。 それでも,音楽として自分なりに深く味わえています。 関心をもった曲には,時代背景,作曲の経緯,作曲技法等の知識が 後からついてくることも多くあります。 このQ&Aでも,他の回答者の方々の回答を見て学んでいることも多くあります。 音の意味については,曲名から分かるものもあります。 例に挙げたカリヨンやカンパネラもそうです。 自然描写されている「海」「アルプス交響曲」「田園」などでも,曲名から 波がきらきらする様子,風が吹き,氷のかけらが転がり落ちる様子,嵐の様子など, 音だけでうまく描写されているのが分かります。 事前に知っておくと,更に深く楽しめることもあると思いますが, 私は,まずは,曲を聴くことからです。 予備知識がなければ楽しめないというものではありません。 また,感情表現となると,「何の音?」というようなことを考えるよりは, 曲全体の流れ,曲の感じの変化など,実際に曲を聴いてみることだと思います。
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- ysk26
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質問の趣旨と少し違うかもしれませんが、象徴音型といって、特定の音型・リズム・和音・調性などで、あるものごとを暗示・表現する手法は、クラシック音楽でときどきみられます。 バッハの宗教音楽、特に「マタイ受難曲」などにはそういった手法が多用されているといわれますが、奥深すぎて、適切かつ簡潔にまとめる自信は私にはありませんので、もし興味があれば以下の文献などをのぞいてみるといいかもしれません。(ただし、いずれも名著には違いないのですが、いかんせん難しいので、正直「絶対おすすめ!」というわけではありません) ・礒山雅『マタイ受難曲』(東京書籍、1998) ・杉山好『聖書の音楽家バッハ―『マタイ受難曲』に秘められた現代へのメッセージ』(音楽之友社、2000) ある音型で何かの意味を表す方法として、既に挙げられている、情景や音そのものを音で描写する方法のほかに、よく聞くもので思いつくものを挙げてみます。 ▼音名象徴 音名(A, B, C, D, E, F, G, H)を利用して、作曲家の名前やイニシャル、何らかのメッセージなどをメロディーの中に折り込むもの。バッハ(B-A-C-H)や、ブラームスのF-A-E(「自由に、しかし、孤独に」を意味するドイツ語の頭文字)などが有名。 http://yoshim.cocolog-nifty.com/office/2006/07/post_edba.html ▼十字架音型 たとえば「ドシレド」のような音型で、ド-ドを結んだ線とシ-レを結んだ線が交差し、十字架の形になるようなもの。 上のB-A-C-Hも十字架音型。 http://oshare.mobi/oshare/music/060506.php ▼「怒りの日」 曲の中にグレゴリオ聖歌の「怒りの日」の旋律が引用されると「死」を表す。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%92%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%97%A5
お礼
返信送れたこと、何卒ご寛大の程を宜しくお願い致します。 おもしろいですね~(^^ 確かに、少し違うのですが、こういうものもあるのかと、勉強になります。 回答ありがとうございました。
この音や,この音型を鳴らせば「何の音」という暗号のようなきまりはないと思います。 作曲者が意図して鐘の音を表現しているものや,鐘の音のように聞こえるというものは たくさんあります。鐘にも種類がありますが,例えば,カリヨン。 http://www.kpg-web.info/gakki/cari-1.htm ビゼーの「アルルの女」に出てきますが,この鐘で演奏されるのではなく, オーケストラでカリヨンが鳴っているような雰囲気を作っています。 パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番(リストのラ・カンパネラの原曲)とは違った 別の鐘のイメージになります。 鐘の他にも音を描写したものはいろいろあります。 風の音,雨だれの音,動物の鳴き声,アルプスから氷のかけらが転がり落ちる様子, 狩のラッパなど,他にもたくさんあると思います。 ショパンの「雨だれ」のように,そのまま曲名になっているものもあります。 鳥の鳴き声ではナイチンゲールやひばりがいくつかあると思います。 そのまま曲名になっているものもあります。 鳥の鳴き声のような音がする楽器(笛)もありますが,そのような笛は使わずに 表現されているものもあります。 有名な作曲家ですが,リヒャルト・シュトラウスという人は, 「ガラスのコップが落ちて割れた音でも表現できる」と言ったそうです。 >この音を鳴らすと、こういう意味がある・・・ きまりがないので音の描写についてはホームページや本はないと思います。 ご質問の意図からは内容が反れると思いますが,下記のようなことはときどき耳にします。 http://branch.piano.or.jp/osakajo/column/2008/04/04_000736.html
お礼
回答ありがとうございます(^^ そうなのですか、わかりました。 1番さんは、クラシック等をお聞きになる時、どのようにして、音の意味を理解されるのでしょうか? 時代背景等の、知識を得てからでしょうか?
お礼
返信送れたこと、何卒ご寛大の程を宜しくお願い致します。 そうなのですか~ わかりました。 では、先ずは、色々な作品を聞いてみますね。 今聞いているものですと、閉鎖的というのですかね?部分的で、ベートーヴェンだけっとかですね(^^; もっといろんな方のも聞いてみようかとおもいます。 ありがとうございました(^^