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何で原付が必要なの?
車を運転していて、いつも感じるのですが、原付自転車って本当に邪魔な存在とは思わないですか? と言っても、別に敵対視する意味では無く、中途半端に車線の左側を最高速度30km という超ノロノロ運転で前を走られると困るという意味です。 日本の場合、車線の幅もそんなに広くないため、追い越すにしても、かなり右側に振れないと接触してしまうし、と言って、原付の後方を我慢して 30km を維持して走ろうものなら、渋滞が起きてしまって後続車から非難が集中する事になります。 考えれば中途半端なんですよね、原付って。 「自転車」 という文字を使っているのなら、歩道を走行しても構わないようにすればいいのに、それもダメだし。 そうかと言って、車道を自動車と同じ速度で走る事も禁止されているし、おまけにヘルメットの着用は義務、それに二人乗りも禁止、排気ガスもモコモコ出しながら走っているし ・・・ こんな中途半端な乗物が何で必要なんでしょうか? いっそのこと本当の自転車にするか、普通自動車のように高速で走れる二輪車にするか、どっちかに統一する事って、この先、ないのでしょうか? 素朴に疑問を感じています。
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既に皆さんの回答にもありますが、私自身も同じように考えた時期がありました。昔の技術力なら50ccなんて、ほんとに今の電動アシスト自転車に毛が生えた程度の力しか出せなかったので、真の意味での『原動機付き自転車』だったんですけどねぇ…。 メーカーさんの努力・技術革新によって、50ccドノーマルでも時速60~70kmくらい出るようになった…、その努力と飽くなき技術開発には敬意を表しますし、それが当たり前の進化である事は認めます。 しかし本来の『原動機付き自転車』の範疇に従うのならば、原付の排気量を今の技術なら10cc未満にでも改定するのが妥当なんでしょうねぇ。 仮に昨今の温暖化・エコうんぬん~が無く、内燃機関の必要性が認められる世界が続いていたならば、この10cc制限をしても十数年後にはまた、10ccで時速60~70km出せる物が生み出される事もあるのでしょう。 要は法改正が技術進歩のスピードに合わせて行われなかった…。それによって少しづつ上がってきた動力性能の恩恵に、今の人々が完全に浸ってしまい常識として根付いてしまった以上、今更『今の原付の利便性を捨てる』という発想は、猛反対を受けるのは必至でしょう。現実には“今更、原付を本来の意味の『原動機付き自転車』の枠に抑え込むのは不可能”と言う事ですね。 >中途半端に車線の左側を最高速度30km という超ノロノロ運転で前を走られると困るという意味です。 まぁ自転車も本来、車道を走る事が原則である以上、上記に関しては排気量制限したところで変わりはありませんしねぇ。“より高速で走る事が許された自動車”の側が、“自転車(原付含む)”に配慮しなければならない義務とでも考える様にしましょう。 >でも実際には歩道を大きな顔をして走っているし、混雑した商店街の中をベルを鳴らしながら走っている人が多いのが現状です。法律違反になっているのかどうか知れませんが、商店街を走る自転車が警察に検挙されたなんて今まで聞いた事がありません。 まぁ『商店街を走っていた自転車を検挙した』って例は聞いた事があるのですが…(そこまでの伏線にいろいろと有ったので単純な話ではないくここでは割愛…)。 マナーの良し悪しは人によるので一概には言えませんが、ここでも“非現実的な話ながら、法を現状にあわせる”という仮定ならば、自転車に乗るにも免許制(と言うか講習程度でも)を義務付ける事が必要なのでしょう。 ペナルティが全てではないのですが、やはり『自分に不利益が無ければ何しても構わない』と考える輩が出てくる、また『最低限の交通ルールも知らない』人間が乗れる乗り物ですからマナーという曖昧なもので抑えられる限界にくるのは当然の事でしょう。 まぁ質問者様の素朴な疑問に、私自身も昔から幾らか考えた事があったので取り留めも無く書いてみました、御許しください。 最後に、 >何で原付が必要なの? という問いについてですが、まったくの個人的見解になりますが、大型二輪の免許を持つ私自身には、原付の必要性はまったくありません。 これは小型以上の免許を持つ人なら同じだと思いますが、上位免許があれば“30kmの速度制限”、“二人乗り不能”、“二段階右折義務”…等々、制限が多くてわざわざ選択する必要性が無い。 以前住んでたマンションの駐輪場のスペース的制限で“原付程度しか置けない”場合でも、当時のアドレスという100ccスクーターであれば大きさ的には問題無く置けましたし…。 強いてあげるなら、駅前駐輪場とかマンションとか施設側が“原付”しか受け入れて貰えないと言う場合程度だと思います。 “自動車免許所有者が、新たな免許取得の手間無しに乗れる御手軽さ”、“親が原付しか許してくれない”、まぁいろいろ理由がある人もいるでしょうが、『安易に乗れる』と言う事と『マナーの悪さ&ルール無視の人間が多く感じる』事は、決して無関係とは考え難いんですけどねぇ。
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- dod1972
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60km/hくらい、今の原付では出せるのだから、制限速度は引き上げたら、自動車のストレスは下がると思いますが、 >中途半端な乗物が何で必要なんでしょうか? 警察など行政機関の点数稼ぎ、交付金稼ぎのカモが欲しい、とは、もっぱらの噂ですが。 原付を廃止にすると、今まで収入としてあった、反則金(国庫に納められた後に、一定額が交付金として警察の懐に入る。)の相当額が減収になるのは目に見えてます。 それに、原付は若年層が乗りがち→交通法規守らない年齢層→点数超過しがち→免停講習で、天下り先に収入が入って美味しいというのもあります。 それに、北海道の例でニュースになりましたが、原付などの駐車違反の取締をする→所有者責任の処理で、行政に直接お金が入ってくる→行政の財政が改善される という側面もあります。 そのような、貴重な収入源の?原付を、収入源で無くするような政策は、絶対に警察は行いません。 早い話、あなた様の交通の安全より、警察の金作りの方が優先なんですよ。この国は。
お礼
有難うございました。たしかに警察官に停められている原付をよく見かけます。特に違反をしていなくても一時停車を命じられるのかなと思います。 例えば50km制限の道路を自動車が60kmで走行すると、10kmの速度オーバーで済みますが、原付なら30kmオーバーになってしまうはずです。 何か釈然としない印象がありますね。
原付に関しては以前は2段階右折などもなく簡単に乗れるバイクとしての位置づけだったと思います、私も最初に免許取った頃はヘルメットの義務もないし今のリミッターなんてのも無いので原付でノーマルの車両がメーター読み90Km以上出ていた物が有ったくらいです。 それが事故の増加に併せてヘルメットの規制、60キロのリミッター、2段階右折と次々に規制が増えている現状で昔を知る私では気軽に乗る気になれないバイクに成っています。 おそらく規制をかけることは有っても解除はそんなに簡単には出来ないでしょう、大型バイクの高速タンデム解除なども外国製のバイクがらみで色々と有ったと思います(うろ覚えであてに成りませんが) 私も過去に原付に乗っていたことが有るけど今ではそのスピード差、2段階右折が怖くて乗る気にはなりません。 また大型トラックにも一時期乗っていましたが原付は邪魔と思うよりも先に怖い方が来ていました(トラックから見て)下手に追い越しを駆けたら風圧などで転倒されたりしそうで・・・ 今では普通車しか乗らないので余り気にはしていませんが、30キロ規制を撤廃するのなら実技試験の導入くらいしそうです、その前に規制の撤廃はあり得ない気がします。 以前この問題を雑誌か何かで見た記憶が有るのですが良く思い出せません、上記は私の感じていることです。
お礼
有難うございました。私も大型トラックのすぐ横を30kmしか出せない原付がトロトロ走る事に違和感というか恐怖感があります。 同じ二輪車でも、もっと排気量が大きくて大型のバイクなら四輪のドライバーから見ても安心なのですが、どうも原付は・・・
- asdfffffff
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続けてになり恐縮ですが 大型免許がとりやすくなったのは確かアメリカとかの外圧だったと聞いた記憶があります 推測の部分は適当なので聞き流して下さい、おそらくその前から高速規制緩和の声はあったでしょうし
お礼
有難うございました。
- asdfffffff
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昭和の更に随分昔にエンジンパワーがなくスピードが遅かった時代に出来た法律だからなんですよ。 昔は本当に自転車にエンジンくっつけたようなのがまさに「原動機付き自転車」として 売られてましたし技術的にもエンジン効率から見てそんなにパワー自体がなかったんです、 ホンダも最初はそんなの作って今の会社になりました。 ただそのあとの急激な技術や道路環境の発展でスピードが出るようになってその法律がついていけなくなったんですよね 実際今の原付の30km/h規制は危険なだけでなんら意味のない悪法になってしまっていると思います 30km/h規制撤廃の声は沢山ありますが、何しろ日本というのはそういうのに以上に腰の重い国ですから。 アメリカなら即撤廃じゃないでしょうか。時代の変化は当然どこでもあるんですから日本という国の体質が原因かと 二輪車の高速規制も何年か前にやっとかなった所で、それはリッターバイクが流行った影響かな?と 個人的に推測してますが原付にはそのような後押しする要因が見当たらないですね、方向的にはそちらに向かう と思いますがいつになる事やらという印象です(最近の詳しい事情知りませんのでなにかの流れが起こっていれば別ですが)
お礼
有難うございました。やっぱり法律がおかしいわけですね。 こういう私も何度か原付に乗った事がありますが、あれで国道を走るのはかなり勇気が要ります。 左を走っていても必ず路駐の車があって、そのたびに右側に振れないといけないし、またそのたびに横を走る自動車に接触されないか、ヒヤヒヤしながら乗りました。 で、いっその事、自動車と同じ速度で走行しようとしても法律で禁止されているし、やっぱり安全に走るのなら大型バイクのように堂々と高速運転すべきではないかと思います。 でも毎日使っている人は何も感じないのでしょうね、多分。 外国の例は知らないのですが、最高速度30km というような変な乗物が自動車と同じ道路を走る国って日本だけなんでしょうか? ちょっと気になりました。
- take-plus
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自転車って道路交通法では車道走らないといけないんですけど、そのあたりはどうお考えですか? 自転車には免許が無いので悠々と歩道を走ってるだけです。
お礼
有難うございました。おっしゃるとおり、法律では自転車は車道を走行しなければいけないはずです。でも実際には歩道を大きな顔をして走っているし、混雑した商店街の中をベルを鳴らしながら走っている人が多いのが現状です。法律違反になっているのかどうか知れませんが、商店街を走る自転車が警察に検挙されたなんて今まで聞いた事がありません。せいぜい無灯火とか二人乗りを口頭で注意するくらいです。 警察も「マナーの問題」として放置しているのが現状だと思います。 なら、いっその事、原動機付き「自転車」という名前の乗物なら、本当の自転車と同じように商店街を走らせたら? とツッコミを入れたくなっています。
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お礼
有難うございました。 今回の質問の主旨は、最高速度が30km以内という厳しい制限があるのに、実際には自動二輪と同じ規制を受けている、世界でも珍しい(?)原動機付き自転車という乗物にメリットがあるのかな? というところです。 miyan_miyan様のご意見ですと、わざわざ選ぶ必要が無いという事だったのですが、「やっぱり・・」という印象を受けました。 もしこれが昔のように、本当に「自転車の延長」にある乗物だったら、メリットは多いと思います。でも実際には、単に「排気量の小さい自動二輪車」という事なんですよね。 いっその事、原付という枠を外し、例えば250cc以上と以下で分けてしまって小型二輪と普通二輪に2種類にする。 小型二輪の免許取得には当然、実技も必須条件、それに高速道路の走行もOK,最高速度は普通自動車と同じ ・・・ こんな風にすれば良いと思うのですが、反対する人がいれば、その理由を聞いてみたいものです。 私の考えですが、免許取得に実技が必須条件になっていないため、あるいは普通自動車の免許に自動的に付いてくるため、安易な気持ちで自転車と同じ感覚で乗る人が多い、一般国道の一番左端を30kmという超低速でトロトロ運転する、そのため後続の車両に無理な追い越しなどの危険行為を誘発させる ・・・ ユーザーもメーカーも、何だか半世紀前の時代錯誤した法律に振り回されているような気がしてなりません。