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仏教の世界でお供え物について教えて下さい
お尋ね致します。 仏教の世界で、お墓にお供え物をする際にお尋ねしたいのですが 生前、食べることが大好きだった人ですが、病気になってから 食べたくても口から物を食べることを禁止されておりました。 栄養はチューブから直接体内に入れていました。ずっと何か食べたいと 言っておりました。 そのような場合、お墓に食べ物をお供えするのは、生前、食べたくても 食べれなかっただけに、なにかかわいそうな気がするのですが どうなんでしょうか?それでもお供えをすることは、亡くなった方の供養になるのでしょうか? 仏教関係の方、是非教えて下さい。 宜しくお願い申し上げます。
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亡くなった方は般若心経でいう「空」の世界におられるわけです。 たとえ生前に病気で食べるものも食べられなかったとしても、そもそも空におられる仏は肉体は無いわけです。病気という概念のない世界におられるわけです。 ですから仏は物質である「供物」を物質的に食すということもなさらないはずです。ただし供養される人間の心を喜んで受け取るのです。 生前にお好きだった食べ物を御供養されたら良いと思います。ただしお墓にそのまま置いてくるのではなく、持ち帰って家族で食べることをお奨めします。 お供物をいただくことで仏の力をいただくことになります。 仏教関係者でもいろいろな解釈考え方があると思いますが、私はそのように考えています。ご参考まで。
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- jiromeijin
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回向という言葉があります。本来、自分に来る徳を先祖に送る事だそうです。私たちは、たとえ少しずつでも、自分の努力によって運命を変えることができます。しかし、亡くなったご先祖は子孫の努力でしか自分の運命を変えられません。お線香の香りで心が安らぎ、お花や食べ物のエネルギーが体を癒すのです。なので、他の方も言っておられるように、献じたものは、お参りの後にお下げして、子孫が戴くことで子孫の体を通して食べ物のエネルギーがご先祖に届きます。お彼岸だけでなく、日々のご供養が大切です。一般的に、「分家は、新仏ができるまで仏壇はいらない。」と言われていますが、そんなことはありません。家を新築したら、同時に仏壇を用意し(高価なものでなくてもよい)、夫婦それぞれの家の位牌を用意して、朝晩のごはん、水、お茶、ミルク(水子用)を備えて一日の無事を願い、感謝をします。子孫繁栄の近道ですよ。
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お忙しい中、ご回答を頂きまして誠にありがとうございます。 大変参考になりました。 ありがとうございました。
仏教と言っても、宗派により違うと思います。 禅宗の場合、49日法要で仏様になります。 仏様の食事は線香です。 お供物は重要ではありません。 (住職より聞きました) ただ、あなたの気持ちとして、その方の好物をお参りするとき 置かれることは良いのではありませんか。 ちなみに、私の実家の墓地では、供え物は持ち帰る約束です。 カラスが墓地を荒らすからだそうです。 もしくは、とても良い香りの線香を、心を込めて選ぶのも 方法かと思います。
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お忙しい中、ご回答を頂きまして誠にありがとうございます。 宗派は禅宗の曹洞派です。 大変参考になりました。 ありがとうございました。
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お忙しい中、ご回答を頂きまして誠にありがとうございます。 生前に食べられなかった場合でも供養になるのですね。 ずっと気になっておりました。 大変参考になりました。 ありがとうございました。