※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:委任状に記載すべき要件)
委任状に記載すべき要件
このQ&Aのポイント
委任状にはAとBの情報とNPO法人の代表者情報が必要です。
委任状にはAとBの記名押印とNPO法人の記名押印が必要です。
委任状には工作物に関する事項の限定範囲が必要です。
御教示ください。
AとBは夫婦で,自分の土地を共同所有しています。
隣人Cと,双方の土地の境界上にある工作物について交渉するにあたり,
NPO法人Xに代理委任しようと,委任状をCに提示しました。
しかし,どう素人目に見ても,以下の不備が認められました。
1 「AとBは,○市◯町◯番◯号NPO法人(特定非営利活動法人)
Xと代理人と定め・・・」と記載されていたが,その代表者肩書・氏名が
未記載。これは無効ではないか?それとも,NPO法人の全会員が
代理人となり得る,とする作戦か?
2 委任者であるAとBの記名押印はあるが,「上記のとおりこれを受任
しました」等の,NPOの記名押印が無い。これは無効では?
3 「委任代理する事項」として,「工作物の施工と確認申請許可等に
関すること」「工作物の安全性に関する根拠等について」「調査活動等
について」と,三点が限定されていたが,それぞれに付く「等」は,
どこまで拡大解釈可能か? 例えば,Cが,この工作物の補修等の
ためにABの敷地の使用を請求したい場合,Xは代理人として機能
しないと解釈できるか?
疑問は以上のとおりですが,「Xは弁護士ではないから,単にCはA・Bと直接交渉することを伝え,Xを排除せよ」ということは考えず,委任状が効果を持つための要件とは?無効を訴えるためには,何をどう指摘すればよいか?,と
いうことが知りたい次第です。
よろしくお願いいたします。
補足
いやあ,大変明瞭で分かりやすい御回答,どうもありがとうございます! やはり素人判断で臨もうとすれば危ないですね。 御懇切な解説に感謝申し上げます。 ・・・さて,すみません。補足のお問い合わせをさせていただきますが・・・。 NPO・Xという「法人」が代理人となっているのであれば, こちら側が,任意に会員の中から交渉相手を選ぶ,ということは 可能でしょうか? 例えば,「最初に交渉に来た理事Aが,高圧的で意思疎通の困難な 人物であったため,以後の面談を避けたく,こちら側が,より円滑に 話ができそうな会員の誰か(例えば,建築士の資格を持つBという会員)を, 今後の交渉相手として任意に指名する。同時に,理事Aとは交渉しない ので,法人として代理人から外されたい」という意思表示は有効でしょうか? 御親切に甘えて,厚かましく補足させていただき,大変すみませんが, もしよろしければ,お力添えいただけると幸甚です。 よろしくお願いいたします。