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歯切りについて

創成運動と成形運動の違いを教えて下さい。 歯切り加工初心者です。 宜しくお願いします。

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  • BASKETMM
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回答No.1

この答えは簡単ではありません。工業会にも、大学の先生方にも何回も質問状を出しましたが、広く一般的に通用する答えは出てきませんでした。 一応分かっていただける答えは以下のごとくです。 1.成形:ビスケットを焼く前に型で打ち抜きますね。最終製品の形と工具の形が同じに出来ているのです。工具と申しましたが、プレスの型であったり、引き抜き工具であったりします。このような工具を総型工具と呼びます。 2.創成:工具と製品の型は同じではありません。しかし工具を材料に対し上手に滑らして行くと、結果として製品の形に仕上がって行くのです。例えば、丸い回転工具を波形にずらして行けば、削られた製品表面は波形になりますね。 3.創成の気取った表現:工具とワークの間に相対運動がある時、ワークから見た工具(刃先)が画く運動軌跡の包絡線が製品の形になっている。 4.歯車の創成:創成は、そして創成という言葉は歯車の製造で多く使用されます。使用する工具は歯車型をしていますが、製品と同じ形ではありません。一つの工具で、色々な歯数、色々な直径の歯車を製造することが出来ます。ここが総型工具と異なるところです。 5.余計な注釈:創成の英語はジェネレーションです。歯車以外にも使用されていますが、この言葉はもっぱら歯車製造に使用されています。 6.包絡線を図解して添付します。図中に細い線で画かれているのが工具の動いた軌跡です。 もし私の説明に間違ったところ、改善すべき表現があったらご遠慮なく書き込んでください。

gear_1974
質問者

お礼

ありがとうございました。 初心者なのでもっと勉強して解析できるよう努力していきます。

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