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オススメの短編集、または中編小説
長~く分厚い(笑)長編モノは全く読む気が起こらない為、いつも短編集か中編の小説を好んで読んでいます。一応、今まで読んだ中では… 江國香織 ・すいかの匂い ・つめたい夜に ・号泣する準備は出来ていた ・いつか記憶からこぼれおちるとしても 吉本ばなな ・体は全部知っている 梨木香歩 ・西の魔女が死んだ ・エンジェルエンジェルエンジェル 湯本香樹実 ・夏の庭 ・ポプラの秋 群ようこ ・かもめ食堂 ・トラちゃん ・膝小僧の神様 星新一 ・ショートショートのシリーズを数冊。 上記のもの(とくに江國香織さんのモノ)が気に入っており、たまに書棚から引っ張りだしては拾い読みしたり、読み直したりしているのですが、そろそろ新しい本もほしくなってきてしまって; そこで、皆様のオススメの短編・または中編小説を教えていただきたく質問させていただきました。 なお、 ・あまりにもベッタベタな恋愛モノ ・推理、サスペンス、ホラーの類 ・歴史小説 上記のジャンルは苦手ですので、出来ればそれ以外のもので…。 作家に関しては、外国人・日本人問いませんので、何かオススメの文庫がありましたら、是非教えて下さい!
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質問者が選んだベストアンサー
若い頃に読んできた本がたくさん記載されていたので、親近感を 持ちました(^_^) 森絵都さん ショートトリップ、永遠の出口 佐藤多佳子さん 黄色い目の魚 堀江敏幸さん 雪沼とその周辺、熊の敷石 いしいしんじさん トリツカレ男 金城一紀さん 対話篇 瀬尾まいこさん 優しい音楽 重松清さん その日のまえに …とりあえずはこのくらいでしょうか。 堀江敏幸さんはこの二冊しかまだ読んでいないのですが、言葉その ものの美しさというか…文章の静けさ…空気感…みたいなものに とても品があって、先を知りたくて読む!というよりは、読むこと そのものを楽しむ…ような…私にも初めての体験でした。 いしいしんじさんも同じことが言えます。 いしいしんじさんの著作はどれも独特の世界観があり、目線が優し く、トゲトゲした心を和らげてくれるような文章です。やはり文章 そのものを味わう作家さんだと思います。ストーリーはもちろんす ばらしいんですけれどね。それ以上に文章に魅力があります。 北村薫さんの『空飛ぶ馬』から始まる円紫師匠と私シリーズはいか がでしょうか。日常の謎系と言われる小説のはしりです。知的で、 クールで、でも温か味のある素敵な連作小説ですよ。推理は苦手と のことでしたが、ほのぼのしているお話なので、気が向いたら是非。 あと伊坂幸太郎さんの『死神の精度』。 ミステリ作家さんの分類になりますが、この作品はそういう趣では なく、スタイリッシュで、でもちょっぴりユーモラスな作品です。 最後の一篇で私は少し泣けました。 思いつくままあげましたが、何かお心に響くものがあれば嬉しく思 います。素敵な作品に巡り合えるといいですね。
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- yoshikaz_k
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追伸というか訂正ですね。 自分が読んだ短編集は「流星航路」と「戦場の夜想曲」でした。 ちょっとごっちゃになっちゃってましたね。 http://lady-h.hp.infoseek.co.jp/list.htm 田中芳樹の作品中では、「ウエディング・ドレスに紅いバラ」も思想的なものがあんまり入ってなくて、上記の作品同様万人向けと言えるでしょう。
- yoshikaz_k
- ベストアンサー率15% (71/456)
O・ヘンリーがお勧めです。 中学の時に読んだんですが、難しくもなくすんなり読めましたよ。 「最後の一葉」「賢者の贈り物」はご存知かと思いますが、そういう短編が含まれてます。 あと、上とはだいぶ毛色が違いますが、田中芳樹の「緑の草原に」もいいです。「銀環計画」とか、今でもあれができればいいなって思いますよ。
お礼
>「最後の一葉」「賢者の贈り物」 元々読書量?はそんなに多くもないので、どちらも知りませんでした;yoshikaz_kさんのご回答から察するに、どちらも有名な作品そうですね。すんなり読めたとの事ですし、いずれ読んでみようかと思います! ご回答ありがとうございました!
- noael
- ベストアンサー率15% (2/13)
重松清著 「きみの友だち」 長嶋有著 「ジャージの二人」 「猛スピードで母は、サイドカーに犬」 あたりは面白いと思いますよ。
お礼
重松清さん、書店や図書館で見かけた事はありますが、まだ読んだ事はないですね~。 >「猛スピードで母は、サイドカーに犬」 何だか、妙に気になってしまう題名ですね(笑)内容が全く想像が出来ません;あえて内容は気にせず「題名に惹かれたから」ってだけで選んでみるのも、楽しそうですね! ご回答ありがとうございました!
- randybass
- ベストアンサー率31% (9/29)
こんばんは、 どうせ短編を読むのなら、ひとつひとつの言葉にこころを震わせられるような、そんな短編集を読んでみたいと思いませんか。 「ロマネ・コンティ一九三五年」開高健(文春文庫) 「山月記・李陵」中島敦(岩波文庫) 「掌の小説」川端康成(新潮文庫) をお奨めします。
お礼
何だか、題名を見ただけですとどれもちょっぴり難しそうなイメージが湧きますが…一生に一度くらい、そういった、今まで読んだことのない雰囲気のものを読んでみるのも良いかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました!
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
星新一さんが好きなら、SFで草上仁さんを。ハヤカワで短編集何冊も出してます。星さんが解説書いた巻もあったはず。
お礼
SFで短編ですか~。とても気になるジャンルです。しかも、星さんが書いた解説書というのも、合わせて気になります!合わせて読んだ方が、やはり面白いんですかね? ご回答ありがとうございました!
山本文緒 ・ブラック・ティー ・絶対に泣かない さだまさし ・解夏 ごめんなさい、読む前は「はぁ?歌手の書いた小説でしょ?」って思ってました…。 良かったです。 宮本輝 ・蛍川 吉本ばななさんのムーンライトシャドウ(キッチンに収録)は既読でしょうか。 こちらもお勧めします。
お礼
山本文緒さんって、よく見かけはするんですが、まだ読んだ事は無かったので俄然興味が湧いてきました! 吉本ばななさんの「ムーンライトシャドウ」ですが、何年か前に「キッチン」の文庫を購入して読んでいるので、その時に合わせて読んでいるとは思うのですが…さすがに内容はもう全く覚えていないです;ので、もう一度読み直してみようかと思います。 ご回答ありがとうございました!
- jlrsmama
- ベストアンサー率21% (150/693)
原田宗典さんの短編集はどうでしょう。 「旅の短編集」というのはラジオの「ジェットストリーム」の原作にもなっていて、ショートショートくらいの短いものだったような… 他にもたくさん短編集を出されてます。 原田さんのエッセイは結構笑えるタイプですが、小説はどれも不思議な雰囲気を持ってます。
お礼
>小説はどれも不思議な雰囲気を持ってます。 不思議な雰囲気のある小説、大好きなんですよ~!!何だか明日にでも購入して読んでみたくて、ウズウズしてきました!さらに、長さもショート・ショート程度との事で、私にうってつけですね(笑) ご回答ありがとうございました!
ジュンパ・ラヒリ 『停電の夜に』(新潮文庫) http://www.amazon.co.jp/%E5%81%9C%E9%9B%BB%E3%81%AE%E5%A4%9C%E3%81%AB-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%91-%E3%83%A9%E3%83%92%E3%83%AA/dp/4102142118 静謐で文学的ですが、退屈ではありません。 ちなみにカスタマーレビューに美人だと書いてあります。 作家の場合顔は二の次(三の次)で良いと思いますが、ほんとに美人なんですよ、この方。
お礼
>静謐で文学的 今までそういった雰囲気のモノは読んだ事がないので、参考になります。とても美人、とのことですのでチラッと調べてみたら、ホントにとても美人なお方でビックリでした(笑) 早速のご回答ありがとうございました!
- yuyu-yuki
- ベストアンサー率34% (32/93)
星新一さんがOKなら・・・ 私が好きなのは、レイ・ブラッドベリさんの短編集ですね~。 基本SFですが、若干「推理、サスペンス、ホラーの類」に引っかかるかも・・・? 図書館とか、本屋の店頭で確認していただければ・・・。 けっこうたくさん出していますよ。
お礼
星新一さんは、大好きなんですよ~。サクサク読めるショート・ショートのスタイルと、SF的な近未来チックな世界観が最高です。 レイ・ブラッドベリさんですか。初耳なお方です。もともと、外国人作家の方の本は殆ど読んだ事がなく、疎いですが; 短編・SFという要素にはかなり惹かれるので、今度早速書店等で探して見てみようと思います。ご回答ありがとうございました!
お礼
たくさんの作品を挙げていただきありがとうございます!それぞれの作家さんのイメージも詳しく解説していただけて、とても参考になります。どれも気になるものばかりで、迷って決められません(笑) 個人的に森絵都さんは以前から気にはなっていたものの、まだ読んだ事がなかったので、今回のayayuuさんのご回答をみて、更に興味が湧いてきました。 ご回答ありがとうございました!