物損事故→人身事故の切り替えについて

質問

先日、自動車で追突事故を起こしてしまったのですが
そのときは相手の方も大丈夫だといって物損事故として処理されました。
2週間ほどたったところ保険屋から電話がかかってきて
なにやら相手の方が病院に通っているとのことなのです。
警察に相談して物損事故を人身に切り替えないと保険がおりないとのことなのですが、
その場合、私は法的に裁きを受けなくてはならないのですか？

また、切り替えをしなくても大丈夫なのでしょうか？

回答No.3

kensaku · ベストアンサー

相手の怪我の具合（複数人数の場合は全員分を合算）が「全治○日」という診断書に書かれた内容によって軽症、中傷、重症と分けられます。２週間以内ならば軽症です。
まず安全運転義務違反ということで免許の点数が減点されます。過去に累積が無くても一発で免許停止（３０日）です。これは講習を受けることで１日に短縮できます（受講料が必要です）。これが行政処分です。
次に業務上過失致傷罪という刑事上の責任が発生します。これも相手の怪我の程度、事故の形態（横断歩道上で人をはねた、などは重い）により、またあなたの過去の前科前歴により、起訴されて罰金刑（重ければ禁固刑）になったり、初犯なら不起訴や起訴猶予になったりします。当然、起訴されれば裁判所から呼び出しがあり、裁判を受けて有罪になれば前記の罰則が、無罪なら放免となります。困るのは不起訴、起訴猶予の場合で、これは「あなたは不起訴になりました」というようなお知らせが来ません。半年たっても何にも言ってこなければ、お咎めなしでしょう。
３つめは民事上の責任です。これは治療費や修理代などを支払うということです。追突だと、多くの場合過失は１００％あなた、ということになりそうですから、あなたの自賠責と任意保険で支払う（足りなければ自腹で）ということになります。
そういった民事上の責任をきちんと果たしている、ということが、万一裁判になった場合に有利になります。裁判所から呼ばれたら、弁護士に相談されることをお薦めします。

お礼

とても丁寧にありがとうございました。

怪我の具合やそういうもので変わってしまうのですね。
安全運転義務違反…。免停ってつらいですね…。

補足

丁寧かつわかりやすい説明ありがとうございます。

＞まず安全運転義務違反ということで免許の点数が減点されます。
＞過去に累積が無くても一発で免許停止（３０日）です。
＞これは講習を受けることで１日に短縮できます（受講料が必要です）。
＞これが行政処分です。

この部分についてなのですが、これは裁判で有罪になったときのことなのでしょうか？
それとも私はもう免許停止確定なのでしょうか？
その場合の講習の受講料というのはどれくらいなのでしょうか？
場所によって違うというなら大体で構いません。

回答No.4

s-ridge

確かに「法的な裁き」とはいろいろですね。それを減点などのことではないと仮定してお話します。私は「保険屋」ですが、小さな対人事故など（と言っては何ですが）ほんっと頻繁に起こるもので、例えばあなたが「自分の過失を認めず相手の治療費などの支払を拒否して相手を怒らせる」などのことをせず、誠意をもってその支払などに応じて対処すれば、裁判だのって話にはならないと思いますよ。だって相手だって面倒くさいだろうし、経費もかかるし。つまり当事者間の示談で解決する場合がほとんどですよ。しかも、あなたも相手も方も自動車保険に入っているだろうから双方の契約している保険会社同士で示談もしてくれるだろうと思いますよ。ちなみに交通事故でも健康保険は使えます。（私自身もひきにげにあって治療を受けたことがありますが健康保険を使いました。確かに嫌がる病院も多いけど）

お礼

きちんとした対応をしてれば裁判にはならない＝法的な裁きはない
ということなのですね。

わかりやすい説明ありがとうございました。

回答No.2

been

人身事故は、通常、業務上過失傷害罪に該当します。実際に刑罰を受けるか否かは、過失及び被害の程度などによって異なります。

お礼

過失や被害者のていどによってかわるのですか。
それではそれがわからなくてはここで質問してもはっきりとはわからないということですね。

ありがとうございました。

回答No.1

gamasan

交通事故の場合被害者が健康保険を使えませんので
請求が保険屋にきます。相手が診断書を警察に持っていき
人身事故に切り替えてくれと請求したら　人身事故になります。あなた側から人身にするなとはいえません。

裁きと言う点では　免許の点数の問題かな？
そのあたりは詳しくないです　他の識者に任せます。

もし切り替えをしないなら　かかった医者代が
すべてあなたの自腹になると思います。

お礼

自分では決められないのですね。ありがとうございました。